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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

GRUUT(フルート/グル―ト)ビール (ベルギー)

2013-04-15 23:54:47 | 飲めない奴のビール探訪
ちょっと前だが、本八幡の世界のビール屋さんで、GRUUT フルート アンバーと書かれたビールを飲んでみた。



ラベルのデザインがちょっと印象的だったのと、GRUUTって何?というのが引っかかって、これを選んだのだ。



ラベルに描かれた丸い絵がアンズみたいに見えたんで、アンズ味のビールかと思ったら、普通に苦いビールだったのでちょっと意外だった。でもその苦味がちょうどよかった。



よく見るとホップを使ってないんだね。調べてみたらGRUUTってホップがビールの主原料になる前のビール醸造に使用される香辛料だそうで、このビールではホップの代わりとして使われているんだって。ラベルに単に「スパイス」って書いてあるのがそれだね。

GRUUTと呼ばれる単独の植物があるのではなく、調合されたスパイスの様子。

サイト検索などで調べてみると、こんな記述を見つけた。

ビールの発酵、腐敗の科学的証明がされていない時代には、ベテランのビール職人でも酸っぱく不出来なビールになることがよくあり、解決策として、味が濃く香りも強い植物を調合してビールの味付けに使っていた。こうして調合されたスパイスが「グルート」と呼ばれていたそうだが、ホップの方が爽やかさや抗菌性に優れていたためにとって代わられたそうだね。

こういう話を飲むときに知っていればもっと味わって飲んだんだが、あとの祭り。私の手帳には「苦味。ちょうどいい。」としか書かれていない。まぁほどほどに美味しかったということだな。

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アランブルワリー・ダグIPA(スコットランド)

2013-04-02 23:51:05 | 飲めない奴のビール探訪
最近、世界のビール屋さんで飲むビールを、カウンターに並んだ瓶のイメージで選んでいる私。「アラン」という名前を見て、てっきりラベルに載っているワンちゃんの名前かと思ったら、スコットランドにある島の名前だそうだ。

大人になって、自分が意外に地理好きであることを再発見しているこのごろ、地名と聞いていきなり手が伸びてしまった。



アラン島っていうのはスコットランドにある島だそうだ。位置的にはスコットランドのアイルランド側にある島なんだが、紛らわしいのはもっとアイルランドよりにアラン諸島という別の島があるんだな。調べてみたら、

・スコットランドの島 Isle of Arran →アラン島 (スコットランド)
・アイルランドの島 Aran Islands → アラン諸島

で、カタカナで書くと両方ともアランだが、Rの数が違う。
このビールのラベルに書いてあるのはArranだから、上のスコットランドの方だと確認できる。

DugっていうのはDogのこと。このビールと犬の係わり合いは、なんだかちょっとよくわからないな。

アラン島っていうのは、もともとはビールよりもウィスキーの生産で有名だったそうだが、いったんすべてなくなってしまい、1995年に約160年ぶりに再開したらしい。

このビールの醸造所も2000年の設立なので、歴史は古くないが、柔らかく清涼な島自慢の水「アランウォーター」を仕込み水に使っており、ハイクオリティなビールをたくさん出しているそうだ。



グラスに注いでみると、結構色が薄い。でも苦味が強めで、味はしっかりしている。

飲んだあとでウェブサイト上の説明を読んだら

---Quote---
グラスに注ぐと朝もやに反射するクリスタルゴールド。
朝露に濡れた草原のような優しい香りが、柔らかく立ち込めます。

新鮮なホップの香りに期待を込めて一口含むと、
キャラメルや焼きたてのビスケットの香ばしさ、
ビターオレンジ様の芳醇なシトラスホップが、心地よい苦味を形成します。

島の清涼感のある空気を連想させる、
ほのかな潮風の香りやオイル感。
--Unquote--

と、やたら文学的な表現が並んでいた。

ごめん、そこまで細かく味わえなかったわ。これを読んでから飲めばよかったな。

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ツィラタール ピルス(オーストリア)

2013-02-27 23:58:09 | 飲めない奴のビール探訪
世界のビール屋さんで、8%のベルギービール「オメール」を飲んで、やや回ってきてしまった私は、マスターに「ちょっと軽めのありませんかね」と聞いたら出てきたのがコレ。



伝統的なチロル地方の地ビールだそうで、アルコール度数も5%。コレならもう1本飲んでも大丈夫そうだ。



色は薄めで、軽めのラガー。確かに飲みやすくてさわやか。でも日本のビールメーカーの味とはちょっと違いますね。よりシンプルな感じがする。



オーストリアに2回も行ったのに、当時は銘柄を何も気にせずに飲んでいたのが勿体無いですね。

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オメール(ベルギー)

2013-02-23 23:24:13 | 飲めない奴のビール探訪
前回この世界のビール屋さんに来た時、他のお客さんがお勧めだと言っていたので、飲んで見ることに下。



アルコール8.0%だから、やや高めではあるのだが・・・。



飲んでみると口当たりがよい。非常にきめ細かい泡が出て、飲んでみるとほんのり甘みがある。

WorldBeerCupなど海外ビアコンテストにて3年連続で金賞を受賞しているビールだとか。

とても8%もあると思えないような口当たりのよいビールなので、一瓶飲み終わる頃には結構回っている。



キャップも黒いシックなデザイン。

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コロンバ(フランス)

2013-02-20 23:05:00 | 飲めない奴のビール探訪
コルシカ島のビール。ラベルに載っているちょっとキツイ顔の女性は「コルシカ島のジャンヌ・ダルクと呼ばれている人だ」とお店で聞いたのだが、この人については後ほど。



小麦をベースにしているビールのようだ。副原料としてシナモンやオレンジピールが入っているのも見える。



アルコール度数は5%程度ということなので、飲み口は軽い。

フィルターを通していないので白く濁っているが、小麦のビールとはいえ、ヴァイツェンとはまた違う味わい。コルシカの荒地や海岸に生えている植物「マキ」の香りがついているというのだが、あまりよくわからず。

特筆すべき個性とか、旨さとかはあまりないような気がする。



コレで終わっては勿体無いので、ラベルにもなっているこのコロンバという女性は何モノなのかを調べてみたい。っていうかこの女性が目を引いたんでこのビール選んだので触れておきたい。

今このブログを書いている時点では「コルシカ島 ジャンヌダルク」で検索しても何も出てこない。それで「コロンバ コルシカ」で検索してみると、どうやらメリメ(カルメンの原作者)の書いた小説で「コロンバ」というのがあり、主人公のコロンバは復習の鬼のような女傑だそうで・・・道理で怖い顔をしているわけだ。

旧家の娘コロンバが、父の仇をうつために予備役中尉の兄を強引に誘って目的にむかって果敢にいどむという話だそうだが、コルシカ人のあいだには、長く受け継がれたヴァンデッタ(仇討)の風習が色濃く描かれているのが印象的な作品だという。

コルシカ島といえばナポレオンの出身地と言う以外何も知らなかったが、そもそも位置も知らなくて・・そうか、サルディーニャ島のすぐ北にある島なのね。思ってたより大きい。地中海ではシチリア島、サルデーニャ島、キプロス島に次いで4番目に大きいのだ。

コルシカは正式にフランスに併合されたのは1770年だ。ナポレオン・ボナパルトが生まれたのはその1年前だ。

古代より、周辺諸国の係争地であり、エトルリア、カルタゴ、ローマと支配者がコロコロ変わった。ヴァンダル族や東ゴート族から、ヴァイキングやムーア人など、様々な侵略者を経験し、コルシカの人々は山岳部の小集落(パエーゼ)に身を潜めて住んだ。

中世に入ると最初はピサ。13世紀にはジェノヴァの支配が確立。現在のコルシカにある都市のほとんどがジェノヴァ統治時代にジェノヴァによって建造されたものだとか。

しかしジェノヴァの支配は過酷で、住民はたびたび反乱を起こした。1729年に始まるコルシカ独立戦争は40年も続き、かつてなく大規模かつ組織的な闘争だったためにジェノヴァはこれを抑えられず、フランスの力を仰ぐことになる。1768年のヴェルサイユ条約で借金返済に困ったジェノヴァはついにコルシカをフランスに譲渡。圧倒的なフランスの武力の前に、コルシカは破れてフランスに併合されたのである。

コルシカ総督となったマルブフ伯爵は宥和政策として、親仏派となったコルシカ人を優遇したが、この流れに乗ったのがナポレオン・ボナパルトの父親である。父がフランス側に転向し、フランス貴族の資格を得たことで、ナポレオンはフランス国籍を持ち、フランス本土の貴族の士官学校へ入ることを許されることになったのだという。

☆ ☆ ☆

コロンバの舞台になっているのは1810年代のコルシカであり、フランス領になってから40年は経ってしばらく立っている。作者のメリメ自身がその年代の人だが、やはり半世紀以上前はフランスではなかったコルシカのイメージが強いんだろうな。きっとコロンバはカルメンのように強烈な女性として描かれているんだろうな。

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クッキービア(ベルギー)

2013-02-16 23:43:28 | 飲めない奴のビール探訪
先週本八幡の世界のビール屋さんに行った時に飲んだビール。

クッキービアというちょっと面白そうな名前に飛びついた。



シナモンや生姜、クローブが入っている。まさにクッキーみたい。ベルギーで大変有名な「スペキュロス」というクッキーと同じスパイスを使用したビールだとか。アルコール度数は8%~9%とやや高め。



飲んでみると、確かにほんのり甘い。ただ、クッキーみたいな甘さかというと、ちょっと違うような・・・。でもこれはこれでいいかなと言う気がする。

クッキービアはあとでサイトで調べたところによると、デコシンヌ醸造所というところで作られているらしい。

ベルギーの首都ブリュッセルはほぼ真ん中にあるが、そのあたりから東西に1本の目に見えない線が通っており、北がオランダ語圏でフランデレン-Vlaanderenと呼ばれ、南部がフランス語圏はワロニー-Wallonieと呼ばれるそうな。フランデレンで造られるビールはフルーティさや麦芽の香りを重視し、ワロニーのものはスパイシーさや口当たりの軽さを大切に造られる傾向あると言われるが、デコシンヌ醸造所はブリュッセルの南南西約50km、ワロン地区エイノー州にあるというから、南の方なのか。デコシンヌはd'Ecaussinnesと書くから、確かにフランス語圏っぽい。

南方のベルギービールだからスパイスに工夫を凝らしているのか?

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プレミアムモルツとマッコリのカクテル

2013-02-11 21:18:23 | 飲めない奴のビール探訪
某所にて。
白く濁ったビールだな。

1口目の感想→ビールが勝ってるな。
2口目の感想→どこの国のビールだろう?
3口目の感想→慣れてきた。

こういう試みは嫌いではない。

度数的にはそんなに高くないだろうが、味的にはアルコール度数14%のビールと同じような味だなあ。心理的な要因で酔いが回ってきそうな感じ。

マッコリと混ぜたらもはや日本のビールの味じゃないな。まさに無国籍風。


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ココナッツ・ポーター(スコットランド)

2013-01-23 23:32:33 | 飲めない奴のビール探訪
これは不思議なビールだった。



ココナッツの実の中の白いコプラと呼ばれる部分。取れたてのコプラをカラシ醤油で食べた時の極上の味を知っている私としては、ここまでたっぷりとしたコプラが描かれていると猛烈に期待してしまうのだが、残念ながらココナッツらしき味は、何一つしないのだ。片鱗すら感じられない。



ほら、ちゃんとココナッツ入ってるのになぁ。



ビールの味自体は猛烈にリッチで、酸味も特徴的。いいビールなんだろうが、ココナッツの味がしないという落胆が尾を引き、あまり楽しめなかった。

ところで、私がココヤシのコプラにこだわる理由は、以下のブログ記事をご参照。砂糖漬けとか、乾燥したものではないコプラが日本でも手に入りやすくなればいいのにな。

▼甘かった・・・やしの実との格闘
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/420581d3abcd491fc52c19a56ac0c67c

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バッカス(ベルギービール)

2013-01-20 23:29:02 | 飲めない奴のビール探訪
久しぶりに世界のビールのお店へ。

「バッカス」なんていうビールがあるんだね。バッカスといえばワインの神のイメージが強いが、ビールの名前に使われるなんてね。

っていうか、このビール、「レッドエール」と言われるだけに、ちょっとワインに似てるところがあるかもしれないね。



アルコール度数は4%~5%だから、さほど強くない。



残念ながら、ラベルに描かれているこのおじさんは、どうみてもバッカスには見えない(笑)。



瓶の色は鮮やかな緑色。



オーク樽で18ケ月熟成されたビールと6週間の熟成ビールをミックスし、ボトルで瓶内熟成しているという。Webサイトの写真を見ると、もっと赤い色をしていることもあるが、私が飲んだのはややダークだったかな。

味は甘酸っぱく、・・・そうねぇ・・・やさしく健康的な果実酢に似た感じの甘酸っぱさかな。こういう個性的なビールは好きだな。

※バッカスという名を初めて知ったのは、小学校5年ごろにメアリーポピンズを読んだ時かな。ギリシャ神話に親しんでいた私にとってはディオニュソスと言う名の方を先に知ったかな。

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熊野古道麦酒

2012-12-30 23:35:58 | 飲めない奴のビール探訪
オケの後輩からいただいたビールです。先日もそんなこと書いてましたが、私は後輩にモノをもらってばかりな甘えん坊な先輩です。

っていうか、彼女を私が行きつけのビールのお店に連れて行ったので、その御礼を兼ねた熊野土産というわけ。

私にとって伊勢や熊野は、人生の節目節目に必ず行きたいと思っている聖地。それぞれ2回ずつ行っている。そろそろお伊勢さんの式年遷宮もあるし、また行きたいな。



このビールだが、古式ゆかしく、古代米の黒米を使っているらしい。若い頃、赤米とか黒米とかにめちゃくちゃ憧れたのよね。益子の陶器市で買った縄文時代の火炎土器もどきの花瓶に、同じく益子の別の場所で買った黒米の稲穂(ドライフラワー)を、しばらく生け(?)てたんだよね。古代の雰囲気抜群なんだけど、稲穂の方はそのうち汚らしくなってきたんで捨てちゃった。今は変わりにドライフラワーのカラートウモロコシを入れてるけどね。そーいや当ブログに出してなかったね。でもあまりに汚らしいので当面出せないかも。



で、お味の方だが、苦味が強いが後味はすっきりしていて、古式ゆかしきオトナの味という感じ。タイプはアメリカンブラウンエールで、2年連続ジャパンビアカップ金賞受賞、インターナショナル・ビア・コンペティション2008でもゴールデンエール部門で銅賞受賞というビールだそうだ。

パッケージの印象もあるだろうが、飲んでて陽気なアメリカン気分にはならず、やはり熊野詣での時の神妙な気分になるビールなので、なかなかいいお土産をいただいたものだと思う。

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かぼすとビールは合うのか?・・・コエドビールで実験

2012-09-26 23:06:26 | 飲めない奴のビール探訪
「これで、サンマでも食べてね」と、指揮のレッスンを受けている私の前の生徒さんからかぼすを2個もらったのが2~3週間前。



う~ん、今の私のギリギリ生活だと自宅でサンマ焼くって感じじゃないんだが。っていうか「かぼす」と言って渡されたから「かぼす」だと思っているのであって、「すだち」だと言われれば「すだち」だと思うだろうな。それほどに私には区別がわかんない。

一応調べてみたら、かぼすもすだちもゆずの近縁種だ。ま、大きさで判断するのがよいらしく、かぼすのがデカイらしい。な~るほど。たしかにこれは「かぼす」だわぃ。

■かぼす→100~150グラム程度→小さめのみかん程度の大きさ
   →甘さのあるマイルドな酸味→大分県の特産

■すだち→30~40グラム程度→ゴルフボール程度の大きさ
   →酸味とほどよい渋み→徳島県の特産

さて、このかぼすどうしようね・・・と思いつつ冷蔵庫の中で寝ていた。そこでひらめいたのはビールに加えてみたらどうなるか、と言う話。だって、コロナビールなんて、ライムの絞り汁を入れるじゃん。

ということで、実験台に使ったのがコエドビール~瑠璃~。



今、冷蔵庫に寝てるビールは、このほかヴァイツェンとペールエールだがその二つは絶対に合わなそうな気がした。ピルスナータイプの方がいいんじゃないかと思って、コエドビールを選んだだけ。

まず、かぼすを入れずに普通に飲んでみる。う~ん、ウマイ! 私は日本の地ビールの中でコエドビールは最高レベルだと思うね。

☆ ☆ ☆

さて、おそるおそる、かぼすを絞り入れてみる。

いやぁ、甘くて素晴らしい香りがあたりに漂う。これをビールに入れちゃうのちょっと勿体無いかな。

ライムと比べて種がやたら多くてでかくて絞りづらいね。そもそもこういうくし型の4等分に切ったのは間違いではないかと思う。

種が落ちないよう慎重にかぼすを絞り入れたビールを恐る恐る飲んでみる。

ん、何か全然かぼすの存在感なし。っていうかあの素晴らしい香りもビールの中で消えてるし、ビールの味の方が全然勝ってるし。

そうか、ライムの方が酸味が強いわけだから、ライムと同じ絞り方じゃだめだな・・・と思いっきり絞ってみた。・・・・んんん、今度は入れすぎた。ビールの香りも、かぼすの香りもよさが打ち消されてる感じ。

と言うことで、残りのビールを缶から直接飲んで、もとの味がいかに美味しいかというのを再認識した。

ということで、かぼすをビールに加えても、いまひとつであることがわかった。

尚、サイト検索をしてみると、「すだち」でやってみたら爽やかで美味しかった・・と書いている人を発見。まぁ、今日改めて認識したことだが、「すだち」と「かぼす」は混同されやすい近縁種だが、味と香りは全く違うそうだ。だから「かぼす」を入れて今ひとつだったからといって「すだち」もダメとはいえないのだ。

さて、今後、私が「すだち」をビールに入れて味見をすることなんかあるだろうか・・・・多分ないだろうな。

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アメリカンウィート(エチゴビール)

2012-08-23 23:51:32 | 飲めない奴のビール探訪
8月末までに自宅の冷蔵庫のビールを飲み干そうと思ってるのに、また新しいの買っちゃったんだよね。そんなに飲兵衛ではない私がビールを消化するのは結構大変なのよ。

コンビニで見て思わず衝動買いしちゃったんです。その理由は・・・ちょっと恥ずかしいんですけどね・・今、竹内未来さんの漫画「HONEY×BULLET」にハマッてましてね・・・副題が「ハチミツなでしこウェスタン」で西部開拓時代のアメリカを舞台にした乙女チックな少女マンガでして・・・月刊プリンセスゴールドに連載中なんですが、ここ2~3話あたりの展開で急速に面白くなってきて、今まで詠み逃した分を含め単行本を1巻目から買い揃えたりしまして・・・。

ということで、今とっても気分が乙女チック&ウェスタン。ボーっとしてると、頭の中に初歩的な英語が飛び交ったりしましてね・・日本語オンリーの漫画なのに何ででしょうね。私の記憶の中にある古き良きアメリカが復活してきてるっていうか・・・。

ということで、コンビニでこのビールの缶のデザインを見た時、古き良きアメリカっぽいおっさんの立ち姿とAmerican Wheatの文字にキュンときてしまいまして、思わず買ってしまったわけですよ。



裏っ返すとしっかりエチゴビールなんだけどね。



どうも、このビール7月31日に発売されたばかりの限定醸造ビールのようだ。

このビールの紹介サイトを見ると

---Quote---
「国内のビール消費量は、年々減少しておりますが、プレミアムビールやエール系ビール(地ビールや輸入ビール)は増加しており、「本物志向」や「いろんなビールを飲んでみたい」と言ったニーズが高まっています。
--Unquote--

とあり、自分がいかに時代の先端を行っているかということを痛感するばかりであります。ウシシ。

そういう背景からエチゴビールさんは昨年度より、世界のビールにチャレンジする企画(クラフトビア・ザ・ワールド)を立ち上げているわけで、今回は第4 弾だとか。こりゃ大歓迎だわな~!

アメリカンウィートとは、ドイツの代表的ビールである「ヴァイツェン」のアメリカバージョンとして、夏によく飲まれる人気のビールとか。特徴は、ヴァイツェンよりも小麦麦芽を多く使用し(65%)、ヴァイツェン酵母の代わりにエール酵母で造ったとか。だからドイツスタイルのようなエステル香やフェノール香は無く、爽快な飲み口だそうだが、エステル香やフェノール香自体が恥ずかしながら思い浮かばない。

ただ、確かに小麦麦芽が多いのに、ヴァイツェンの味はせず、エールビールの味がするね。



苦味はやや強めで私好み。ただコレを飲んでアメリカを感じられるかどうか・・と言う点では私は経験不足なので何とも言えないな。何故なら私がアメリカにいたのは高校生の頃だからね。未成年飲酒ばかりか、未成年がコーヒーを飲むことさえ厳しい目で見られる地域だったからね、アメリカのビールなんて飲むようになったのは、ここ最近よ!

☆ ☆ ☆

和製ウェスタン少女マンガにハマって、和製アメリカンビールを飲みながら、プッチーニ作曲のオペラ「西部の娘」を鑑賞中。こっちも舞台は西部開拓時代のアメリカ。メトロポリタン歌劇場の公演だから、しっかりアメリカンな舞台だが、音楽がイタリアンで、歌詞もイタリア語。なまじイタリア語がちょっと分かるだけに違和感が・・・。

ということで、エセ・アメリカン、エセ・ウェスタンな気分を満喫中。

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サンサン オーガニックビール(長野)

2012-08-11 23:11:17 | 飲めない奴のビール探訪
公約(?)どおり、冷蔵庫の中のビールを消化中。

本場ドイツ産のオーガニック麦芽、オーガニックホップを100%使用しているとか。



普通に美味しいビールだと、コメントしづらいなぁ。やや苦み強めな私好みの味なんだが。すっきりとして飲みやすいビールだが、ビールに個性を求める私としては、やや物足りないかな。

私なりに求めているビールの個性とは、瓶や缶のデザインを見て、脳裏に味が甦るかどうか・・という観点で言っているのだが、数日たったら忘れてしまう味のような気がする。

むろん文句なく美味しい部類に属するビールだとは思いますが、私は性格がひんまがっておりますので・・・・。

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九十九里オーシャンビール(スタウト)

2012-08-09 23:49:11 | 飲めない奴のビール探訪
このシリーズ、以前ピルスナーを飲んだことがあります。なかなか美味しかったので、今度はスタウトにチャレンジです。



おお、かなり黒くて、苦味の強いビールですね。地ビールならではの味わいでしょうか。

そもそも今更ながらスタウトって何?と思って調べてみると、「黒くなるまでローストした大麦(モルトとは限らない)を使用し、上面発酵によって醸造されるもの」ということだそうだ。有名なギネスなんかもそうだな。

そもそもスタウトは強いという意味だから、味もアルコール分も強い。この九十九里オーシャンビールでも、ビルスナーやバイツェン、ペールエールはアルコール度数5%だけど、このスタウトだけ7%なのだ。


。アルコール分が一般的なラガー・ビールより高いものが多い。カロリーはラガーよりも低い。名前の「スタウト」(stout)とは、「強い」という意味である。

で、ウィキペディアを見てて驚いたのは、以下の記述。
「飲み方としては、そのまま飲む以外に、普通のビールに割って飲んだり、生卵を落として飲む方法がおこなわれている。」

普通のビールで割るのは、ハーフ&ハーフみたいな感じだからいいとして、生卵を落とすのか~・・・今冷蔵庫に卵が入ってないので試せないなぁ。確かにこの黒くて味の濃いビールだったら合うかもしれないなぁ。

私が行きつけの世界のビール屋さんに行く時は、毎回、巣ごもり卵というメニューを頼んでいるので、ビールと卵が合うのは認めるが、さすがに生卵を直接入れちゃうのはいかがなものだろうか?

ただサイト検索すると、ドイツなどでは、生卵に少量の砂糖を入れて黒ビールに混ぜ込んで、授乳中の母親が飲む・・という話もあるようで・・・。。トマトジュース+ビールのカクテルであるレッドアイにさらに生卵を入れる事例もあるようで。

日本にだって卵酒があるんだから、卵ビールがあってもおかしくはないね。でも、たた入れりゃぁいいってもんじゃないかもしれない。美味しい飲み方を探してから、いつか実践してみよう。


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ユーロホップ(ベルギー)

2012-08-05 22:12:11 | 飲めない奴のビール探訪
1ヶ月間オケ練がオフなので、世界のビールの店にしばらく行けない。でもそれは、わが冷蔵庫の在庫を減らすチャンス!

ということで、まずはユーロホップ。これは日本だと「リキュール(発泡性)」の扱いになるのだな。原材料欄を見ると、

発泡酒(麦芽、大麦、コーンスターチ、ホップ)、スピリッツ(大麦、米)

と書かれている。



まぁ、この飲み物が安いとか、ビールじゃないとか、そんな先入観は抜きにして飲んでみると、こりゃぁ文句なしに美味しいね。やや苦めだけどそれは私の好みにピッタリって感じで。

実は今年の3月22日に賞味期限切れてたんだけど、そんなことはどうでもいいと思えるほど美味しさ。どっかのサイトに魚介類のつまみは合わないと書いてあったが、先ほどの子持ちヤリイカをつまみに美味しくいただきました。

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