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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

Z旗ビール

2013-08-07 23:33:04 | 飲めない奴のビール探訪
鮮やかなブルーのラベルで巻かれたビール。

そもそも「Z旗」って何? 

Zといえば、恥ずかしながら、Z会とか・・ほろにがな思い出しか浮かんでこない。



公益財団法人三笠保存会が作ってるビールだけに、何か戦艦三笠と関係あるんだろう、と思って調べてみた。

船同士の意思疎通に用いる国際信号旗というものがあり、アルファベット文字旗(26種)、数字旗(10種)、代表旗(3種)、回答旗(1種)の計40種あるそうだが、「Z旗」というのは、もともとは「アルファベットの"Z"の文字を示す信号旗」である。

その意味するところは、単に「Z」という文字を表すだけでなく、「私は引き船が欲しい」、漁場では「私は投網中である」の意を示す信号としても用いられる。

だが、この「Z旗」が日露戦争時、日本海海戦の際、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦三笠のマストに掲げられたことから、海戦史において特別な意味を持つことになった。



このラベルの左の方にも書かれているが、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせて三笠に掲揚したのである。アルファベットの最後の文字を使うことで、後のない戦いであることを表現したと言われる。

残念ながら、これは日本海海戦でのオリジナルではなく、トラファルガー海戦の時のイギリスのネルソン提督が、「英国は各人がその義務を尽くすことを期待する」という意味を込めて、Z旗を使用した事例に倣ったものらしい。

正直この旗を見て・・そういうメッセージがピンと来るものなのかどうか私にはよく分からない。もし漁師の方がいらしたら、「私は投網中である」という意味の方が脳内で勝ってしまい、「???」な状態になりはしないか? 

実際にはそんなことを気にする余地もなく、Z旗は日本ではその後「危機意識を高め、士気を鼓舞し、勝利を祈願する」ための旗として、用いられるようになったようである。

確かに、黒・黄・赤・青の4つに塗られた旗を見ると、まるで目が覚めるような気持ちになる。理屈をこねなくても直感に響く配色なのかもしれない。




さて、Z旗にこめられた意図がようやく分かって、すっきりした気分になった私は、ようやくこのビールをいただく。

世間ではふつうこの色を琥珀色と称するようであるが、私から見ると「松ヤニ」色に見える。そして松ヤニ色のビールに行き当たると、いつも安心する。飲む前から「美味しいビールに出会ったぞ」と思うのである。そしてその期待はいままで裏切られたことはない。

このビールも美味しかった。コクがあってほのかな甘みがとてもいい。このビールには被災地の蔵元支援という意図もあり、岩手県一関市の「世嬉(せき)の一酒造」が製造したものを販売しているのだ。美味しいビールだから、もっと入手しやすいといいのにね。



最近ハマっているセブンイレブンのそら豆とピスタチオをつまみに、あっという間に飲んでしまった。さっきみそ汁専門店でご飯大盛りにしてもらったのに、足りなかったみたい。
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東郷平八郎ビール

2013-07-31 23:46:45 | 飲めない奴のビール探訪
東郷平八郎とビールに何の関係があるのかわからないまま、ただ面白そうという理由で買ってしまった。



アルコール度数4.5%。ライトで飲みやすい。



ただ、飲みやすいというだけで、特に特徴がない。

なぜ東郷平八郎なんだ・・ということが全然分からなかったので調べてみた。

もともとフィンランドで、東郷平八郎がラベルになったビールが売られていたが、これは東郷平八郎だけがラベルになっていたのではなく、ピューニッキ醸造所というところが「提督ビールシリーズ」のラベルの一つが東郷だったということである。

当初は東郷やネルソン等の世界的に有名な提督6名(6種類)のラベルでスタートし、その後24名まで増え、日本人では山本五十六のものもあったという。

東郷平八郎はイギリスでは「東洋のネルソン」、ドイツは「東洋のティルピッツ」と呼ばれ、海外でも名が知られていたからね。「日露戦争においてフィンランドを統治していたロシアが敗れたことで、フィンランドでは独立の機運が高まったこともあり、フィンランド国民はこの東郷ラベルのビールを飲んで往時をしのぶ」とフィンランドの元首相カレヴィ・ソルサが語ったと平成9年(1997年)10月6日の朝日新聞に載った・・と書かれているサイトもあるんだが、ロシア海軍・バルチック艦隊の提督であったマカロフとロジェストヴェンスキーもちゃっかりラベルになってたらしいんだよね。

なお、フィンランドのピューニッキ醸造所は残念ながらが被買収により提督ビールシリーズの生産を平成4年(1992年)で停止してしまった。なので、このビールは復刻版として日本で作られているものだという。

そういうことを知らないと、何の感慨もなく飲んでしまうよね。

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祝 JR東京駅丸の内駅舎 保存・復原完成 ~サッポロ生ビール黒ラベル

2013-07-15 22:12:01 | 飲めない奴のビール探訪
昨日は、発表会から帰ってきて、ほとんど何も出来ず、このビールを飲んで沈没した。

これは、缶面に東京駅の新駅舎が描かれているだけで、



裏を返すとただのサッポロの黒ラベルだ。でも「ただの」と言っては失礼だ。黒ラベルはいままで全然飲んだことがなかったのだが、美味い!

キリッとした苦味は実に新鮮。



地ビールばかり飲んでると、久しぶりに日本の大手ビールメーカーのビールを口にすると、これはこれで美味いと実感する。正直、各社とも質が高く、世界に誇れる味だと思う。要は同じビールばかり飲んでると、特徴が分からなくなるわけね。

学生時代、ビールメーカーへの就職を一時期考えていたことがあり、各社のビールを色々飲み比べた時期もあったけど、その頃に比べると、だいぶ色んな種類が出てきたんで、久々にやってみるかね。



旨さ
長持ち
麦芽!!
一部使用

というキャッチコピーには腰砕け感を禁じえないが、こう書かざるを得なかったんだろうな。気の毒に。

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九十九里オーシャンビール(ペールエール)

2013-07-06 23:33:17 | 飲めない奴のビール探訪
これで九十九里オーシャンビールは全種類(ペールエール、バイツェン、スタウト、ピルスナー)飲んだことになる。全部美味しかったので、重い思いをして買って来た甲斐があったというものだ。



琥珀色のペールエール・・・大変飲みやすかった。ペールエールっていうともう少し苦い印象があったのだが、とてもマイルドに出来上がっていた。先日飲んだバイツェンもバイツェンぽくなくて飲みやすかったので、全種類マイルドにしているのかもしれないね。

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キリンフリー

2013-07-05 23:26:48 | 飲めない奴のビール探訪
このコーナーは「飲めない奴のビール探訪」だったはずなんだが、結構飲んでるじゃないかっ!て我ながら思う。

私はビールが大好きなことは事実なんだが、そんなに強くはない。なので、こんなに続くと思わなかったが、何とこれが記念すべき100稿目になった。これは100種類のビール(or発泡酒)を飲んだってことではなく、こどもびいるや目玉おやじびいるみたいな、ビールとも発泡酒とも言えないものや、かぼすの汁を入れて飲んでみたらどうなるか・・みたいな阿呆記事もある。とはいえ、95種類は確実に飲んでるな。

記念すべき100稿目は、初心に帰って、本当に飲めない人のためのビールを紹介しよう。キリンフリー・・・ノンアルコールビールである。

私は、ノンアルコールビールに偏見があってね。何故なら、一番初めに飲んだノンアルコールビール(キリンフリーではない)が、まるで麦茶に二酸化炭素を混ぜたようなひどい味だったので、このコーナーにも書く気にならず、ノンアルコールビールにも二度と手を出す気になれなかったのだ。



さてキリンフリーはどうだろうか。材料を見ると、当然ながら麦芽とホップは入ってるね。



見た目は大変よろしい。だが、泡がやっぱりすぐ消えちゃうのよね。でもでも私がノンアルコールビールに対して抱いていた偏見を80%ぐらい打ち消してくれるぐらい、がんばっているノンアルビールだと思った。

最初の一口目はなかなか良かった。だけど飲んでいるうちに物足りなさ感がつのってくるのは如何ともしがたい。本物のビールと一番違うと思うのは、飲んだ時の口の中での泡の溶け方。本物のビールの泡はきめ細かく、口解けも繊細な感じがするが、キリンフリーだと、気泡が大粒で、まるで炭酸のようなのよ。やはり自然な発酵によって出来た泡じゃないからなのかな。

だから、何となく飲むスピードも遅くなる。くいっと行ってしまう・・・ていう感じにはならない。

それでも、私がこのキリンフリーを飲んでよかったと思う点が2点ある。

1つ目は、これは普通に甘~い炭酸を頼むより健康的なのではないか・・ということ。

2つ目は、それなりにビールを飲んだ感があって、家に帰るなり気持ちよく寝てしまったことだ。

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こしひかり越後ビール

2013-07-04 00:01:58 | 飲めない奴のビール探訪
ご存知! こちらもエチゴビールさんの地ビールです。



このドイツ伝統の「デコクション製法」って何でしょね?

サイト検索で調べると「原材料であるもろみの一部を煮沸して熱作用によりでんぷんを分解させる製法」とあります。酵素の力のみを用いてでんぷんを分解する「インフュージョン製法」に比べてよりコク味成分が引き出されます・・だとか。



コシヒカリを使っているけれど、原材料は米だけではなく、大麦麦芽・小麦麦芽も使っています。

確かにスッキリしたのど越しの、キレの有るやや辛口のビールでした。

米の風味が感じられますが、やや全般的に味が堅い感じがしました。個人的にはもう少し酸味があってもいいかと。
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九十九里オーシャンビール(バイツェン)

2013-06-23 23:39:01 | 飲めない奴のビール探訪
これは去年の5月に買ったビールで、賞味期限も昨年の12月に来てたらしいんだけど、そんなことは気にしない私、大変美味しくいただきました。

このシリーズは既にスタウトとピルスナーを飲んでいる。今回はバイツェンだが、バイツェンと言えば小麦のビール。私は小麦のビールに対しては、粉っぽさと強すぎる酸味が気になって、あまり好きではないので、ついつい飲み残していたのかもしれない。

▼スタウト
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/889ceddd05f3fa6229c76daa87c49d2f

▼ピルスナー
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/49142dfa511ee0d0717ee4cfaa709497



だがこのバイツェンは本場ドイツで飲んだものより、はるかに飲みやすく、酸味もほどよく、粉っぽさもなかった。

レトルトのカレーを食べながら、一瓶クイっと飲んでしまった。

なので、今日起きたことを何も書けずに寝てしまったのである。

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ケルシュ(エチゴビール)

2013-06-22 23:32:12 | 飲めない奴のビール探訪
これはまた美味いビールだった。エチゴビールさんが4月に出した季節限定モノ。

苦味と酸味がほどよく、ライトながらもコクがあり、あさりおこわ弁当みたいなご飯ものと一緒に飲んでもすごく合うビールだった。




ケルシュというのは、ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビールのスタイルの一種で、大麦麦芽と小麦麦芽から作られる。




ドイツのビール純粋令によれば「ケルシュ」と名乗れるのはドイツのケルン地方で醸造されたビールだけとされているので、これは日本のエチゴビールさんが造っているビールだから、正確には「ケルシュタイプ」とか「ケルシュ風スタイル」ということになる。



ケルシュは、上面発酵酵母を使用しながら下面発酵並みの低温で熟成させるので、フルーティな酸味があるのが特徴とされる。確かにこのビールにはほどよい酸味があった。疲れた身体にやさしい感じがする。

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グランドキリン

2013-06-20 23:32:43 | 飲めない奴のビール探訪
昨夜、Twitter経由、新人の頃同じ職場だった友人からビールが届いたのでござる。URLをクリックして表示されるページをセブンイレブン店頭で提示すると、このGRAND KIRIN一瓶と交換できるのだ。へぇぇ、こんなこともあるんだね。

どうやらBeer to Friendsという7月16日までのキャンペーンで、抽選により無料でTwitterやFacebookの友人に贈ることができるようだ。期間中1日1回チャレンジできるらしく、私も飲んべぇな姐さんの顔を思い浮かべながら、抽選に挑んでみたけど見事はずれ。倍率の高い抽選に何回も挑んで、よくぞ贈り先に私を選んでくれたなぁ、その友人は。

ということで早速ありがたくいただく。



味は、濃い目。苦味も香りも強め。なかなかイイんでないの~! 私好みの味だ。



アルコール度数は6%。

---Quote---
ひと手間かけたアロマホップを発行中に漬け込み、複雑な香味を引き出すキリンビール独自の「ディップホップ製法」を採用。
--Unquote--

というのがウリらしいが、確かになかなか良い香りである。

これを同じくセブンイレブンで買ったピスタチオとチョリソーをつまみに美味しく飲んだ。ビールが濃い目だから、こういうつまみがめちゃくちゃよく合うね。

安上がりなれど、高級感のある晩酌に、幸せな気分になった。もう何もしないでこのまま寝たい気分。

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「ツートンメーカー」でツートンビールを作ってみた

2013-06-15 23:23:12 | 飲めない奴のビール探訪
もう一週間経っちゃったんだね~と思うけど、先日の千葉商大リゴレットの打ち上げでの話。

居酒屋のメニューにツートンビールが載ってたんで、頼んでみた。

まずはツートン・カシス。



カシスだけジョッキの底の方に入ってて、ジョッキの上に「一番搾り ツートン<生>」と書かれたツートンメーカーを乗せ、上からビールをゆっくり注いでいく。

そのツートンメーカーといい、ビールの入った器といい、なんともチープな感じで、プラスチックのジョウロでプランターに水でも撒いてるのにも似た気分。

黄色いツートンメーカーから下に落ちるビールのスピードはとてもゆっくりしていて、「とろとろ」とは落ちず「てんッてんッ」というような、水滴が何箇所からか落ちる感じ。多分そこまでゆっくり注がないと下と混ざり合ってしまって、ツートンにはならんのだろう。ツートンビールが出来上がるまで、結構待ちぼうけを食わされるのだ。



やっと出来た~! 回りのみんなが、まずはかき混ぜずにそのまま飲んでみて!と言うので、素直にそのまま飲むと、ただのビールである。あんなに待った挙句、泡も何もないビールを飲まされるのはかなりイラっと来る。

なので、結局すぐにかき混ぜることになる。う~ん、ツートンにする意味って何だったんだろう。で、かき混ぜてみたら、ただのカシス。ビールの存在感まるでなし。ビールはカシスに負けるということが分かった。とりあえず同じテーブルの女子で回し飲み。

私は性懲りもなく、今度はツートン・コーヒーにチャレンジ。今度は待たされる間に別のカクテルを飲むことにした。どうもその間に、私自身完璧にコレに対する興味を失ったらしい。「あ、なんだかテーブルの上にビールが・・・」と、慌てて拭いていたら、「あんた、原因はあんたが頼んだコレよ」とお姉さま方に指摘され、ツートン・コーヒーのビールの量が多すぎて、ジョッキからビールがあふれていたことに気づく。すごいなー、私の熱しやすく冷めやすい性格。もはや視界にすら入ってこないなんて。

それでツートン・コーヒーを飲んだが、こっちのがビールの風味が残っている。でも、味的にはカシスだな。ほとんどビールの味はしないものの、カシス・オレンジやカシス・ソーダに比べて、若干甘さ控えめのところが、ビアカクテルならではの良さと言えるんじゃなかろうか。

・・・ということで、散々愚痴を書いてるが、誤解を招かないように書くとすると、こうした「ビールを飲む喜びや愉しさを拡げる」試みというものは私は大好きで、ツートンメーカー自体の存在にも賛成。もしまた新しい飲み方が提案されるなら、私はきっとまた試してみると思う。

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TOKYO STATION エキストラハイ

2013-06-13 00:37:10 | 飲めない奴のビール探訪
先刻書いたヤギ肉ジャーキー(ヒージャーキー)を食べながら飲んでるのがこのビール。東京駅構内地下1階のGRANSTAで売ってた。ラベルには新しい駅舎のイラスト入り。



アルコール分8%だからちょっと強めだ。



いいっすね・・・この色。私はへっぽこバイオリン弾きだけど、松ヤニのような色のビールを見ると、ついつい親近感を覚えるのだ。

「通常よりも多くのモルトとホップを使用して醸造したビールです。長期熟成によって醸し出されるコクのある深い味わいが特徴的です。」とラベルに書いてあるごとく、確かにこの味わいの濃さは好みだな。

「いつやるか? 今でしょ!」っていうフレーズが大流行中だが、真夜中にこんなビールを飲んでると、流れに棹さしたくなるね。

あしたはあしたの風が吹く。

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水曜日のネコ(長野)

2013-05-31 23:20:27 | 飲めない奴のビール探訪
長野県軽井沢の地ビール「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイングが昨年末から出しているビール。

ネーミングといい、デザインといい、イケてるねぇ。



ベルギーの伝統的なビール製法でつくられた、「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイルのビールで、大麦と小麦の両方を使って造っているという。スパイスにオレンジピールとコリアンダーが使われている。



飲み口は確かに本当に爽やか。ほんのり甘く、「青リンゴを思わせる香り」と言われれば確かにそのとおり。

確かにベルギービールを思わせるテイストだ。これを日本のビールメーカーが作っているところが嬉しい。

水曜日・・じゃなくてもいいが、アルコール度数も4.5%と軽く、飲みやすいので、週中に飲んでもいいかな・・と思えるビール。コリアンダーのお陰かどうかわからないが、ちょっと頭蓋骨がほっとゆるむような癒しを感じさせてくれるビールだと思った。
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ニヘデビール(沖縄):ハードタイプ

2013-05-29 23:54:29 | 飲めない奴のビール探訪
これは沖縄の地ビール。ニヘデビールという耳慣れない名前・・ついついバベルの塔を造ったニムロデ王とか、昔いた合唱団で歌った委嘱作品の沖縄童歌集にあった「はぶでーびる」とかいう歌を思い出したりする。

このビールを造っている南都酒蔵所のHPを見ると、これは「ありがとう」を意味するウチナーグチ「にふぇーでーびる」から来ているそうな。「でーびる」とは「~です」っていう意味らしい。私はてっきり悪魔かと・・なわけないか。



麦芽とホップだけの純粋なビール。ここには書いてないが、玉泉洞の地下水を使っているらしい。行ったなぁ~あそこ。



コップに注いで見ると、濃い目の琥珀色。コクとキレがあり、疲れた身体にやさしい自然な酸味がとても気に入った。

数口味わってから、18禁カレーのお供に飲んだが、カレーが辛かったせいであっという間に飲んでしまったのが悔しい。

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サタン レッド(ベルギー)

2013-05-15 23:02:25 | 飲めない奴のビール探訪
これも、先日本八幡の世界のビール屋さんで飲んだもの。

いかにも恐ろしげなデザインのラベルが目を惹く。



でもこの悪魔は、恐ろしげながらもなかなかユーモラス。



アルコール度数は8%。やや高めだ。



さて、いただきま~す!

確かに強めな感じ。ほんのり甘い。過去の経験上、発酵で自然に甘くなったようなビールは強い。だが、サミクラウスとかフレッドの寝酒ビールみたいな度数12%を超えるビールを体験後の私にとっては、少し強い程度の感覚。強さの割りに飲みやすい。

マスターによれば、ベルギービール界では、「ストロングゴールデンエール」に属する分野のビールに、怪しげな名前をつける習慣があるという。デュベルとか、デリリュウムトレメンス(アルコール中毒による震え)なんかがそれだが、このサタンにも、サタンゴールドというビールがもともとあるので、その流れであやしい名前になってるとか。

このサタンレッドの甘みを「干しぶどうのような甘み」と形容するサイトがいくつかあった。あぁそれでか。実はつまみの中にプルーンがあり、プルーンを食べながらこのビールを飲むと、発酵による甘みが感じられなくない、ものすごくライトなビールであるかのように錯覚するのである。

楽勝ジャン~と軽々と飲み終わって帰途に付いたら、あとから回ってきた。やはり2本目にこのビールを飲むと、回る~!

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セルヴェッサ ネグラ(フィリピン)

2013-05-12 23:59:43 | 飲めない奴のビール探訪
土曜の夜、オケ練後に、本八幡の世界のビール店へ行った。本格的に発表会・コンクールシーズン入りをしてしまうとまた行けなくなってしまうんで、雨降って寒い中ではあるが、思い切って行ってきた。

シックなデザインのボトルが目を惹き、またもや自分の感覚を頼りに注文。



おっと、これは正解だ。やや酸味があって飲みやすい。「サンミゲール」で有名な、サンミゲール社で作られた黒ビールだ。



蓋だってほら、サンミゲール! そもそもサンミゲールってどういう意味? まぁ、予想つくけど・・と思って一応調べてみたけど、果たしてサン・ミゲル(San Miguel)はスペイン語で聖ミカエルに由来する名であった。酸味ゲールじゃなかったのね・・・当たり前だけど。



アルコール度数は5%。麦芽を焦がして苦味と渋みを出しカラメルを加えた甘みのあるクリーミーな味わいがウリ。

気軽に飲めて、エキゾチック感も味わえるビール。何だかあっという間に飲めてしまった。

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