現在、サッカーのアジアカップUAE大会が開かれているのだが、アジア各国の国勢の伸長がこれほどまでにスポーツに反映されるのかと驚かされる。これまで、アジアのサッカー大国と呼ばれたのは、韓国・北朝鮮・サウジアラビア・イランと言った国々だった。中東の国々の中ではサッカーが盛んだったこともあるのだろう、国勢の割には強い国が多かった。一方、インドやタイなどの東南アジアの国々は元々、蒸し暑い気候なので、サッカーが盛んにならず、従って、数年前に行われたU16の日本対ベトナム戦などは子供と大人のような試合で、日本チームが面白いように点を取り続けていた。しかし、数年が経ち、状況は1変するのである。中国が大国化し、東南アジアではタイが存在感を見せた。近頃では中国経済に陰りが見えて、代わりに、インド・ベトナム・フリッピンが脚光を浴びている。そして、そのような中で行われているアジアカップでは、中国はもちろん、タイ・インド・フリッピンチームが大活躍をしているのである。そして、極端に連敗を重ねているのが北朝鮮であった。先制を許して、力が空回りして、戦術もなく、カタール相手に6失点もしているのである。あれほど強かった卓球も一時の勢いを失っている。国勢に変化があるのかもしれない。(1月16日)
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