定年後の働き方が多様化しています。私の周りの人たちも、次のステップへ移ろうとしている人たちが多くなりました。そこでは個人個人の考え方や生き方が強く表れます。若い時に仕事を求めたときには、まず生きていくためでした。お金を稼ぐことがまず優先されたわけです。それから、結婚して、家族のために働くことが重要になりました。お子さんの教育費もバカにならない金額でした。でも、定年の時を迎え、多くの人がそのようなことから解放されたのです。幾分かの貯蓄もあり、生活を切り詰めれば、奥さんと二人、何とか生活していくことはできそうです。だから、定年後の働き方は自分のものです。型にはまったものではなくてよいわけです。多くの方々は、自分がこれまでに築き上げてきた技能や技術を役に立てたいと望んでいます。再雇用制度を活用することもひとつの選択です。派遣会社に登録して、仕事を選ぶ人もいるでしょう。NPO法人などに活躍の場を、あるいは自治会やボランテイア活動を中心に働く人もいるでしょう。そのような人の中で、着実に独立や起業を目指す方々が増えています。90年代には全体の15%だったものが、最近では30%近くまで増加しているそうです。
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