4月1日に消費税が8%になり、日本各地で、「これは、便乗値上げではないか。」という通報が消費者庁などに、寄せられているという。私の家の周りのスーパーでは、いつの間にか、内税が外税に変わった。だから、これまで100円で売られていた商品が、すべて96円になったのである。もちろん、その横には小さく、プラス税と書かれているのだが、一見、「あれ、安くなったのかな。」と思ったものである。前回の消費税導入後、政府は外税でも、内税でも構わないという見解を出していたのだが、外税では、税金の額が明らかになり、消費税への反発が起こることを恐れた政府は、「消費者に分かりにくい。」という理由で、原則、内税にするようにと行政指導を行った。だから、私たちはいつの間にか、消費税が分からなくなった。消費税込みの値段が商品の値段となったのである。だが、4月1日午前0時を境に、スーパーなどの小売店では全商品の値札の付け替えができるわけがない。そこで、どこもが一時的に外税表示をし、政府も黙認しているのである。だが、外税になるとさすがに、価格に敏感な我が妻などは、消費税の高さに驚くようになった。その驚きに怒りを加えたのが、テレビの政府のCMである。CMでは社会保障に所費税は使われると宣伝している。だが、本当にそうだという保証は全くない。
Y-FP Office Japan
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