先日、未婚の壮年たちが増えているという話をしました。けれど、その人たちが結婚を拒否しているわけではないのです。むしろ、できれば結婚したいのです。ある意味、結婚は夢で、ステータスであるというお話をさせていただきました。さて、この人たちは平均的な日本人の結婚年齢30歳前後を通り過ぎた人たちなので、いわゆる30代の後半から40代といったところです。そうした未婚の女性たちから見て、結婚してもよいという男性とは、どのような人なのか。ある興味あるデータがあります。私の仕事はFPなので、お金にまつわるものです。もちろん、芸能人が結婚するような会社社長のようないかにもブルジョアという人はもてるに決まっていますが、世の男性の多くはそうであるはずはありません。一時、三高などといって、夢物語のような年収を望んだ女性たちもいたと思いますが、30代という人生経験を積まれた女性たちには、より現実化しているはずだと想像されるわけです。ではいくらぐらいを望んでいるのか。実は、彼女たちは年収よりも、預金の額を気にしているようです。いくら高収入であっても、あっという間に使ってしまうような人はNGなのです。まして、競馬やギャンブル、お酒などに、つぎ込むような人は恐ろしくて結婚できません。だから、収入よりも預金額なのです。データによれば、「500万円くらいは絶対に必要よね。」というのが大方なのです。(2015.11.26)
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