ウズベキスタン共和国は地図で見ると、細長い国である。山と山に囲まれた峡谷を中心に発展した国である。この周辺の乾燥した大地の中では、川の流れる豊かな大地で、歴史的にもサマルカンドやタシケントのようなオアシス都市が繁栄し、中国からの隊商やヨーロッパからの商人がつかの間の休息を楽しんだところでもある。サマルカンドの美しい都市を作り上げた一代の英傑チムールが活躍した地で、今は、ソ連崩壊と共に、独立国家となったが、政治形態はソ連型の独裁政治を継承したカリモフ大統領のもとにある。さて、昨日のサッカーアジア予選で、日本はこの国の代表と対戦した。観客はこの国のサポーターで埋め尽くされて、どちらのチームがボールを持っているか、声だけで判断できるほどで、敵が攻めてくる時には、味方の声は届かない。審判も、公平を期しているつもりだろうけれど、どうしても、声の大きなほうへ、傾く。アウエーである。芝も長めで、日本よりも荒れていたのだろう。すべる選手も散見された。それでも、日本は岡崎選手の同点ヘッドで、かろうじて、ドローとしたのだから、まあ、良かったと思うのである。
Y-FP Office Japan
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