政活費(政務活動費)という言葉は変えたほうが良いのではないか。どうも、政治家の皆さんは生活費と混同し、なんにでも使えると思ってしまう傾向が生まれる。墨田区の松本久区議が今年5月までの約1年間に、自民党会派に支給された政活費を少なくとも1840万円流用したようだ。本人も認めているので、間違いない。そもそも、墨田区の政活費は区議一人当たり、毎月14万円が支給される。給料とは別枠である。自民党は所属議員13人分を一括まとめて管理していた。このような下働きは、1年生議員が担当する。松本久区議が担当した。14万円*13人*12か月=2184万円が目の前にあるのである。たまたま、自分の会社が左向きになって、流用したというのだそうだが、そもそも、議員の皆さん、こんな大金を何に使っているのだろうか。たまに、選挙近くになると、自民党の広報なるものが届くが、政党の広報というのは、成果ばかりを強調して、宣伝ばかりに終始する。区の政治、経済的な問題点などを掘り下げるものはない。何が問題で、これをどう変えていきたい、それをどう思うかという視点に欠ける。政活費が宣伝をもっぱらとするならば、広告宣伝費と名前を変えるべきだ。そうすれば、そもそも、広告宣伝費を税金で行うのが正しいのかという議論が起こってくるはずである。(2017.07.27)
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