アメリカの大統領選挙であるが、民主党の大統領候補選から、急進派のサンダース氏が離脱した。サンダース氏の選挙戦と言えば、若者を中心として、支持者による草の根選挙が有名なのだが、コロナのまん延で、自宅訪問が難しくなって、選挙戦が盛り上がらず、このまま選挙戦を続ける意味を失ってしまったのである。4年前、ヒラリー氏と争った時には、民主党の候補者選びはサンダース氏の善戦もあって、アメリカらしい盛り上がりに湧いていたのだが、今年の大統領選挙は結局、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン元副大統領の争いになった。なったと言っても、しばらくはマスコミが取り上げるニュースの大部分はコロナの話であろうから、余程、トランプ大統領に失政が無い限り、トランプ大統領とバイデン氏が対比されることは無いだろう。このまま、無風のまま、11月の大統領選挙を迎えそうである。(くちなし亭、2020.04.09)
Y-FP Office Japanトップページ
Y-FP Office Japanトップページ