最近は、誰でも、インターネットを通じて、情報を発信できるので、いわゆるフェイク(偽)ニュースなるものが横行している。しかも、エイプリルフールと違って、日日も限られていないし、その内容も、エイプリルフールほど、突飛ではない。このほど、ドイツのシュツットガルトにあるホーエンハイム大学の研究者が報道機関を装った四つのページを開設し、「バート・オイレンでは難民申請者が町の予算で性的サービスを受けられる」などと、難民への反感をあおる偽ニュースを流したそうだ。この偽ニュースは瞬く間に拡散し、公開から4日で約1万1000人が閲覧し、閲覧者が自分のページに取り込みシェアした回数は150回を超えたのだそうだ。もちろん、拡散するには、それなりの理由が必要だ。いかにもありそうだ。ニュースページが信用できそうだ。記事の内容が面白そうだ。今回の内容はそのすべてを網羅しているから、これほどの広がりを見せたものと思われるが、当然、悪意のある者なら、攻撃対象の恥部を狙う。その点、下ネタは最適である。(2017.08.03)
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