風塵社的業務日誌

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わたしの新潮社物語 その1

2008年07月17日 | 出版
ソルジェニーツィンが旧ソ連の弾圧体制を告発した書『収容所群島』(木村浩訳、新潮社、全6巻)に、高校生の時はまったことがあった。『収容所群島』は文庫化されたのち、長らく絶版扱いになっていたが、最近、復刻版が刊行されている模様だ。さすがに、もう読み直そうとは思わない。 高校の図書館の蔵書にその上製本があり、各巻のカバーの折り返しに収められているソルジェニーツィンの肖像写真に魅入られた。3枚飾られていて . . . 本文を読む