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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

BeatMaker

2008年08月10日 15時16分54秒 | PC+AUDIO
iPhoneにインストールするアプリケーションは、本体からでもパソコンからでもいいのだが、とにかく無料ソフトであっても、一般的には(笑)iTuneStoreから一元的にダウンロードする仕組みになってる。iTuneStoreには既にかなりの数のアプリケーションが登録されているが、さすがに発売から未だ一ヶ月くらいしかたっていないせいだろう、日本製あるいは日本にローカライズされたようなソフトはまだ少ない。それでも、iTuneStoreにあれこれタイル状に並んでいるカラフルなiPhone用のアプリは眺めているだけも、けっこう楽しいものだ。アプリケーション単体の価格は600円とか安いので、気がついてみたらいくつかも購入してしまい、けっこうな散財となっているのだが、その中でも「これは凄い」と思ったのが、この「BeatMaker」というソフトである。

 BeatMakerは、ハウス~テクノ系のリズムを作り出すアプリケーションで、サンプル音源付きのシーケンサーとでもいったらいいだろうか。パソコンだとAcidという一世を風靡したソフトがあったけど、まぁ、そういう類のものだと思えば間違いない。基本的な使い方としては、プリセットされたセットを選択して、それをあれこれ組み合わせてリズム・パターンを作り、それを繰り返したり、重ねたりして曲を作っていくというものだが、iPhoneにのっかるようなソフトだから、おもちゃみたいなもんだろうと思うとこれが大間違い。とにかくそのインターフェイスの使いやすさ、編集の柔軟性、音源のクウォリティの高さ(エフェクターの効果もかなエグイ)などなど、プロ用とまではいかないにしても、ちょっと半端じゃないクウォリティがあるのである(ただし、その分値段も2300円、アプリのサイズは100Mを軽くオーバーする)。

 私はCubaseというシーケンサーは大昔かなりいじり倒した経験はあるのだけれど、この手のオーディオ・ループ・シーケンスってのは、アシッドをちょこっとかじったくらいなので、今はもっぱらYouTubeで英語の解説みながら、手探りで使ってる程度だが、本格仕様かつメカニックなデザインの操作パネルをあれこれいじりつつ、テクノ・ビートを作っていくのはやけに楽しいし、「いやぁ、こんな簡易音楽スタジオが手のひらにのっかっちゃっていいのかよ....」などと子供のように興奮して、数時間があっという間にたってしまった。
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