台湾ポップスで好きな人といったら、なんといってもこの人。10年くらい前に訪台した際に何枚か購入してきた現地のアーティストのひとりだったんですけど、とにかく一聴して、澄み切った、まるで青空みたいな声に魅了されました。もちろんこれがそのアルバムです。
蘇慧倫(すう・ほいるん、ターシー・スー)は、1990年にデビュウしていますが、これは1994年の第6作となります。これより以前はあまりといえばあまりなくらいに日本的なアイドル路線でしたが(酒井法子の台湾版みたいな感じ)、この作品を契機にちょいと大人びた王道ポップス路線となり、単なるアイドルを超えた国民的な人気を持つ歌手になっていったようです。
で、このアルバムですが、音楽的にはアメリカのウェストコーストAORと日本のニューミュージックをベースに、情緒豊かなメロディーと大陸的な感覚が絶妙にバランスした音楽....つまり典型な台湾ポップスですね(ひと昔前のそれですが)。例えていえば、佐藤準がアレンジしていた頃の今井美樹をよりメロディアスにしたみたいな感じといったらいいかもしれません。フュージョンっぽいサウンドをバックに、ちょっと背伸びして歌うターシーの澄んだ声がとても魅力的です。
彼女はその後、台湾ポップスの第一人者として、「Lemon Tree」や「鴨子」など次々に大ヒット曲をリリースし、-詳しい話は省きますが-何故かキャラクターも二転三転させていく訳ですが、この作品はターシーが「楚々とした正統派の美人ぶり」をもっとも発揮した1作として、数ある彼女の作品ではもっとも好きな1枚です。
蘇慧倫(すう・ほいるん、ターシー・スー)は、1990年にデビュウしていますが、これは1994年の第6作となります。これより以前はあまりといえばあまりなくらいに日本的なアイドル路線でしたが(酒井法子の台湾版みたいな感じ)、この作品を契機にちょいと大人びた王道ポップス路線となり、単なるアイドルを超えた国民的な人気を持つ歌手になっていったようです。
で、このアルバムですが、音楽的にはアメリカのウェストコーストAORと日本のニューミュージックをベースに、情緒豊かなメロディーと大陸的な感覚が絶妙にバランスした音楽....つまり典型な台湾ポップスですね(ひと昔前のそれですが)。例えていえば、佐藤準がアレンジしていた頃の今井美樹をよりメロディアスにしたみたいな感じといったらいいかもしれません。フュージョンっぽいサウンドをバックに、ちょっと背伸びして歌うターシーの澄んだ声がとても魅力的です。
彼女はその後、台湾ポップスの第一人者として、「Lemon Tree」や「鴨子」など次々に大ヒット曲をリリースし、-詳しい話は省きますが-何故かキャラクターも二転三転させていく訳ですが、この作品はターシーが「楚々とした正統派の美人ぶり」をもっとも発揮した1作として、数ある彼女の作品ではもっとも好きな1枚です。