市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

キャラバン隊、茂原市へ

2017-08-06 | キャラバン隊
キャラバン隊いちょう」の公演で、茂原市役所へ。
教育委員会主催の教職員の研修の一環ということで、50名もの先生方が集まってくださいました。

※「キャラバン隊いちょう」とは・・・
長男が通っていた市原特別支援学校のPTA有志で9年前に結成された、出張公演チームです。
知的障害や自閉症など、一見では理解されにくく、周りからの誤解も多いこれら障害について、
疑似体験やお芝居などを使いながらわかりやすく伝えます。


茂原市役所内のホール。大きなスクリーンも備えられ、広くて立派な施設でビックリ!


茂原市教育委員会の渡辺勉先生は、キャラバン隊結成時、市原特別支援学校の教頭先生でした。
母親たちの想いをくみ取り、励まし、全面的に支援してくださった渡辺先生。
キャラバン隊の活動が今にあるのも、先生のおかげと言っても過言ではありません。

先生はその後、市原特別支援学校の校長先生になられ、宿泊型の避難訓練という全国でも珍しい取り組みを始めるなど、常に子どもたちのために何をすべきかを第1に、特別支援教育の改革に尽力されてきました。
久しぶりに先生と再会し、私も当時の思い出がよみがえりました。
今後も茂原市の教育行政で、ますますご活躍されることでしょう!

渡辺先生を囲んで。

辰巳台に共生型福祉施設を

2017-08-04 | イベント
5月に都内で受けたセミナー「地域包括ケアの新しい取り組み 共生型福祉施設」。
内容はざっくり言うと、高齢者も障害者も生活困窮者も子育ても、地域で丸ごとサポートをするための拠点づくりについて。

実はその時から、このお話をぜひ地域福祉の拠点づくりに熱心な辰巳台地区の住民の方々に聴いてもらいたいと思っていたのですが・・・。

このほど念願叶い、辰巳公民館で勉強会を開くことができました(^^)/




わざわざ遠方よりお越しいただいた本井先生、本当にありがとうございました♪

市民にとっては決して取っつきやすいテーマとは言えないのですが、この日は思いがけず40名以上もの聴衆が集まり、私もビックリ!
普段から地域活動がとても活発な地区ですが、こんなことからも住民のまちづくりへの関心の高さを伺い知ることができました。

この日は他に、市の複数の関係部署から幹部はじめ6名もの職員、市議4名、山本県議も参加して下さいました。
講義内容はもちろん大事なのですが、私は住民、行政職員、そして議員が、こうして身近な場所で専門家の話を一緒に聴き一緒に考える、そんな機会を持てたことが、何よりも大事なことだったんじゃないかと思っています。

辰巳台地区の福祉が、今回の勉強会をきっかけに一歩でも前に進めば嬉しい限りです。

コミュニティバスの視察

2017-08-02 | 都市・交通
市民ネットワーク千葉県の福祉プロジェクトの一環で、市原市の地域公共交通の取り組みについて実地調査を行いました。

会場は、牛久の「なのはな館」。
交通空白地域対策についてを市職員から、そしてコミュニティバス「コスモス南総」については運営委員会の役員の方々から、それぞれ説明を受けました


南総西コミュニティバス「コスモス南総」は、運行開始から9年が経ちました。


民間のバスが撤退した地域を地域住民が手弁当で回していくのは、中々厳しいものがあります。
市からの補助金は運営費の二分の一まで。残りを売り上げでは賄えず、地元商店・病院や企業からの協賛金や住民からの協賛金で補っています。
そんな状況でも、アンケートで利用者のニーズを丹念に拾い、運行ダイヤや経路を見直すなどきめ細かく対応したり、親しみを持ってもらうために地元幼稚園児の絵を車内に掲示したり、定期的に通信を発行したり。
運営委員会の役員の皆さんが重ねてきたご苦労は、並大抵のものではないと思います。

協賛団体のラッピング広告


現在の課題は何と言ってもバスの老朽化だそうです。将来の更新に備えて積み立ても行っていますが、どんなに頑張っても人口減少で大幅な利用者増は見込めず、不安は尽きないことでしょう。

過疎地域の地域公共交通問題は一筋縄ではいかないことを、改めて実感しました。


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