市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

幼稚園の運動会で思うこと。

2015-10-10 | 障がい者
今日は、毎年とても楽しみにしている私立光の子幼稚園の運動会。
天気は暑くもなく、寒くもなく、風もなく・・・。曇り空でしたが、最高のコンディションの中で行われました。





プログラムの最後の年長さんによるリレーで、運動会は最高潮を迎えます。
園児たちが紅組と白組に分かれて真剣にバトンをつなぐ姿に、子どもも大人も精一杯の声援を送ります。
これが毎年感動のドラマを生むのです。

今年は、紅組に障がいがあるお子さんがいました。
みんなの温かい大きな声援を受けながら、その子は精一杯走ったのですが、結局半周くらいの差をつけられ、結果的に紅組は負けてしまいました。
紅組の園児の中には、悔しくて泣いている子もいましたが、皆幼いながらもその結果を結果としてごく自然に受け止めているように、私は感じました。
障がいがある子もない子も、色んな子が幼いころから当たり前に一緒に過ごすこと、これは正に生きた教育です。
未来の共生社会の実現のためにも、せめて幼児期だけでも、そんな環境をちゃんと用意してあげてほしいと私は常々思っています。

そうそう、その関係で、皆さんにぜひご報告したいことがあります。
これまで市原市は、公立幼稚園の入園資格に「集団生活ができる幼児」という項目がありました。これは実質的に障がい児を排除するもので、他の自治体にはない規定なんです。
私は議会で、この項目を差別に当たるとして削除してほしいと訴えてきたのですが、このたびようやく新年度の募集から削除されることになりました。
実は私自身、障がい児の息子を育てて最初に実感した社会の壁が、公立幼稚園に通わせられなかったことだったんです。
今回の決定は、障がい児の家族にとって、とても大きな意味があると私は思っています。


さて、今日はこのほかにもイベントがあちらこちらで開かれていましたので、駆け足で・・・

アリオ市原での「リサイクルフェア




勝浦を中心に活動している「手風琴」のミニライブ。これは素晴らしかった!またじっくり聞いてみたい!




ケータイの解体体験コーナー



そして、次に向かったのが市民会館で開催された「精神保健福祉フェスタ


こちらの演奏は、望洋高校吹奏楽部。


工夫を凝らしたパフォーマンスも会場を沸かせました。


青山渋谷メディカルクリニック名誉院長 鍋田恭孝先生による講演
「心の病がある人もない人も 自分らしく あなたらしく」


いいテーマですね・・・。
先生のお話もとても分かりやすく、主に思春期のうつ病について解説してくださいました。


とても有意義な一日でした。
関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした(^o^)/

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