市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

戦争の惨禍を繰り返さないで

2014-01-20 | 平和
沖縄県の名護市長選挙で、稲嶺進氏が再選されました。
名護市民は、普天間飛行場の辺野古への移設に、はっきりとNOの意思を示しました。
現政権がお金をちらつかせても屈しなかった市民の想いは、やはり強かった・・・。

ちょうど昨日の伊藤真さんの講演会では、昨日のブログには書かなかったのですが、戦争や軍隊に関する実例や写真がいくつか紹介されました。

そのうちの一つが、これ。


小学校のグランドすれすれに、米軍機が爆音を立てて通り過ぎています。
ある調査では、45分間の授業中、10回以上も爆音のために授業が中断されていたのだそうです。

それから、こんな写真も。


米軍のパラシュート降下訓練で、トレーラーが落ちてきて小学生の女の子が母親の目の前で圧死した事件。昭和40年のことです。
パラシュート訓練って、人だけではないんですね。突然頭上にトレーラーが降ってくるなんて、よもや思いもしなかったでしょうに・・・。

さらに、ドイツのアウシュビッツで殺されたユダヤ人の髪の毛が毛布の材料に使われていた話、
そして大日本帝国陸軍の731部隊で行われていた、捕虜に対する人体実験の話。
捕虜の事を「マルタ(丸太)」と呼び、防疫や生物兵器開発のためとして生きたまま実験を行っていたという事実、
昔「悪魔の飽食」を読んで衝撃を受けたときの想いが蘇りました。

戦争とは、人が人でなくなり、丸太=モノになることなのですね。

「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうに(日本国憲法前文)」するために、
特に若い人には自分の事として社会に関心を持ってもらいたいと思います。
伊藤先生も、
戦争は、祖父の代が決め、親父の代が命令し、子の代が殺される
とおっしゃっていましたよ・・・。

そこで最後の写真は、
ちばレボ(選挙で千葉を変えたい市民の会)』が今月9日に千葉市内のカフェを借りて行った「ちばレボcafe」。
「議員の仕事って何だろう?」というお題で、現職市議3人からいろいろと話を聞いちゃえ!と老若男女が集まり、お茶しながらの和やかな会となりました。
こんな活動が、大きなウェーブになるといいのですが・・・。


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