市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

指定廃棄物の行く末

2014-06-14 | 環境
指定廃棄物を考える市原市民の会準備会」に出席しました。

指定廃棄物とは、福島の原発事故によって放出された放射性物質が落下して、ゴミの焼却灰や下水汚泥などに濃縮された結果、1キロ当たり8000ベクレル以上の値となったものを言います。
事故の年の11月、政府は、それぞれの県内で生じた指定廃棄物は、その県内でまとめて処分するという方針を決定しました。
そのことを受け、現在千葉県では、手賀沼終末処理場で仮置きされている指定廃棄物の最終処分場が県内のどこに指定されるのか、とりあえず国の判断を待っている状況です。
そして困ったことに市原市は、マスコミで取り上げられたこともあるように、処分場設置の最有力候補地と囁かれているのです。

原発事故から3年以上が経ち、市原市民にとって放射性物質の問題は、はっきり言って風化しつつありました。
そんなところに降ってわいたようなこの事態について、できる限り多くの市民に認識してもらいたいと思います。

しかし、自分の住んでいるところに来なければそれでいい、という話ではありません。
こうすればよいという結論が簡単には下せない、本当に難しい問題です・・・。

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