市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

頼もしい!平和大使たち

2014-08-10 | 平和
今日は午前中「いちはらっこの子育ち支援会議」を傍聴するため、日曜日の市役所へ。

柱の補強工事中の市役所地下1階


この会議では、来年度から新しく変わる子育て支援の制度について、様々な分野に係る計画や制度の中身を審議しています。
昨年から引き続き今日は4回目の会議だったのですが、
待機児童を解消するために今後どのくらい保育施設を整備すればよいのか判断するための待機児童の見込み量の計算の仕方や、保育施設への入所希望者が定員をオーバーした場合の優先順位の考え方などが議題でした。
傍聴者は私一人だったのですが、できれば子育て中のお母さんお父さんに、もっともっと注目してもらいたい会議です。
決まってしまってから不満を呟くよりも、決まる前に意見や要望を声に出す方がいいに決まっていますから・・・。


さて午後は、一つ会議を済ませてから急いで五井会館に向かいました。
8月8日から開催されている「原爆の絵展」、今日が最終日だったのです。


特別展示は写真展「福島のすがた


この他、主催者の「いちはら平和のつどい」の皆さんが今年の5月に訪れた長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」の資料も展示されていました。
かつて日本から27万人もの農業移民が夢と希望を抱いて満州国に渡りましたが、ソ連侵攻によって大勢の人々が命を落としました。
全国で最も多くの開拓団を送出したのが長野県南部だったとは、私も最近まで全く知りませんでした。後世に伝えなければならない悲劇が、ここにもあったのですね。

それから、皆さんにぜひぜひ伝えたいことが。
毎年必ず訪れている「原爆の絵展」ですが、今回はスペシャルな企画があったのです。
今年は市原市の非核平和都市宣言30周年の節目に当たるということで、先週、市内中学生の代表者が平和大使として広島に派遣され、平和祈念式典にも参列しました。その報告会がこの会場で行われたのです。
報告を終えた生徒たちに「ヒロシマで感じたその想いを、行けなかった周りの人たちにたくさん伝えてね」と言うと、皆「ハイ!!」とキラキラした笑顔で元気よく答えてくれました。

「ハイみんな、カメラはこっち~」


教科書では決して得られないものを得た自信からでしょうか。どの子もエネルギーに満ち溢れた頼もしい表情をしていたのが印象的でした。
平和大使派遣事業、今年だけでなくぜひ来年以降も継続してほしいものです。

最新の画像もっと見る