ひきこもりの家族会の皆さんと市長との面談に立ち会いました。
市原市では、福祉総合相談窓口を地域ごとに設置したり、参加支援の場づくりを始めるなど、
ひきこもりへの対策を進めてはきましたが、まだまだ十分ではありません。
この日は、ご家族はじめひきこもり当事者や経験者、支援を行っている事業者も出席して、
市長に要望書を提出し窮状を訴えました。
要望の中身は以下4点。
・実態調査を行ってほしい(支援に結びつけられるように)
・引きこもり支援サポーターを養成してほしい(理解を広げてほしい)
・訪問診療を行えるよう関係部署に働きかけてほしい(病院に行くことも難しいため)
・居場所を増やしてほしい(できれば常設で)
市長は丁寧に前向きに答えてくださって、同席していた担当職員にも指示を出していました。
最後に、当事者の若者が
「市長、ぜひ『はなれ ふわふわ』を見に来てください!」と、捨て身?のお願い。
市長も笑いながら快く応じてくださって・・・これはナイスなハプニングでした^^
(※『はなれ ふわふわ』とは、「NPO法人ゆう」さんが運営する
ひきこもりの方が外の世界に触れるきっかけとなる居場所です )
30分と短い時間でしたが、
私としては、当事者・関係者の生の声を市長に届ける事ができたのは、
とても大きな意義があったと思っています。