市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

小学校の授業風景

2016-07-20 | 教育
今日は2カ所の小学校を視察。

1校は、普通学級で学ぶ車いすの身体障害の児童の授業中の様子。
学級補助員のサポートを受けている以外は、ごく当たり前のクラスの風景でした。
今年の4月1日、障害者差別解消法が施行されました。学校は、障害がある子もない子もいろんな子が一緒に学んで成長する環境を、最大限保障してあげなければなりません。
そのためには、保護者との連携はもちろん、今後は医療・福祉の外部の専門家との連携を押し進める必要があると感じました。

もう1校は、市議会の教育民生常任委員会に同行するという形で、放課後の学習支援の様子を視察しました。
市原市は、今年度から「基礎学力定着推進事業」として、市内10校に1名ずつ特別講師を配置。さらに学習サポーターも活用しながら、算数について習熟度別授業を行ったり放課後や長期休業中に学習教室を開くなど、それぞれの学校の特徴に合わせた取り組みを行っています。

今日訪ねた学校では、子どもたちが自分の学力に合わせて自分でプリントを選び、一生懸命問題に取り組んでいました。
そっと横から覗き込むと、スラスラ解ける子はいいのですが、鉛筆を握りしめたまま固まってしまう子や間違った答えばかりが並んでいる子もいて、ついつい教えてあげたくなります。
すると傍にいらした校長先生が「どうぞどうぞ、助けてあげてください」とおっしゃってくださったので、素人ながらアドバイスしたところ、余りのある割り算に苦しんでいた女の子が、正確に解答できるまでになったという嬉しい体験も味わうことができました(*^^*)。
こんな風に一人ひとりに丁寧に指導できれば基礎学力が上がることは間違いないのでしょうが、悲しいかな、教員の数には限りがあります。
これを補うのが、地域の力なのでしょう。学校支援ボランティアなど、学校を応援する輪がもっと広がるよう知恵を絞る必要があると感じました。


下の写真は、市長による「(仮称)市原市新総合計画」に関する報告会の様子、
今夜は南総・加茂地区でした。

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