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リウマチでも一歩一歩ゆっくりでもいいんじゃない?アクテムラ再開。ビオラなりに感じたことを発信しています。

転倒の怖さ

2005年12月04日 | リウマチ・通院

RA歴の長い方、そして人工関節の方、高齢者の転倒率は
かなり高い数値が結果として現れています。

私は、両膝人工関節ですが、OP後念のために、杖をつくと
言うより、持っていた時期が、数ヶ月あった後、忘れるように
使わなくなりました。

数年前に、同世代のRAの友人が入院中に、上肢のOPを
受けた時のこと。お風呂で二度の転倒。手すりがあっても
可動域が狭い、まして、片手では支えきれなかった・・と
言うのも、頷けます。

私もこの前の入院で、床にこぼれたわずかな水滴で、
食事を取りに行った帰りに、冷や汗が出るほど怖い思いを
しました。病院の廊下は、水滴はこぼれる機会も多いし、それが
見難いと思います。まして、高齢者には、私たちが想像する
以上に見えにくいと思われます。

配膳の忙しい時間でしたが、最寄の看護師さんに水がこぼれて
いることを申し出ると
、丁寧な対応で謝ってはくれました。
「転んだのですか?」とも尋ねられました。「人工なので転んだら
立ち上がれません」って言葉も出ませんでした。(そこまで、外見
では、把握していないのだとピン!と来てしまったから。)

何となく忙しい様子に、流されてしまい、後になって、どうして
その場所へ連れて行って、確認してもらうか、拭いてもらうか
しなかったのだろうと、(自分で拭いても良いと思ったくらい
なのに・・)
自分の
ふがいなさを感じてしまうだけでした。
家ならば、当たり前のように雑巾持ってきて、その前には
気をつけて!とみんなに知らせるのが当然なのに・・・。
その間にも、そこで転びそうになった方もいたかもしれないし。

それからの病院では、足元ばかり気をつけて歩く習慣が
付いてしまいちょっとの水滴でも、越えて、よって歩くような
用心深さになってしまいました。

その入院の時のことを思うと、住み慣れた我が家と言っても
ちょっとのことで、スリッパに躓いたり、段差で引っかかったり
することがあるので、これまで大事にして来た人工関節だけに
もっと、用心しなきゃ!と思うこの頃です。

実は、OPして数年の時に、自宅の庭で見事に転倒!
雨の後で、しかもスリッパだったのです。
けれど、骨折もなく人工も無事でした・・・なぜなら、顔面ですべて
かばったからです。(数週間は、お岩さんだったけど

転倒は忘れた頃にやってくる
忙しい年の瀬、ちょっと転倒の怖さを思い出してしまいました。

コメント (6)
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