以前から行きたくてたまらなかった榎木孝明美術館へ、行って来ました。
飯田高原の一角にあり、美しい自然に囲まれた静かな場所に位置して
います。
旅先の外国の風景(今話題のチベットもありました!)、また、大分各地を始め
~全国の風景が水彩画で描かれていて榎木さんのあの穏やか~♪な人柄が、
そのまま伝わってくるようでした。
27日はご本人が、訪れてスケッチ大会もあったそうで、大盛況だったとか?
高原の風が心地よく、優しい穏やかな絵の前で、立ち止まることしばしば。
絵は描けないけれど、見るだけでも、気分が満たされました(^^)v
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隣接する大野勝彦美術館、事故により義手となり、その後書き溜めた
絵と詩、心をゆさぶるものがありました。
「義手となり一番つらいのは、私ではなく、妻、父母、子供たちだ。
お世話になった方々へ、この手を握りしめてお礼を言いたい」
この言葉には、本当に、感じ入るものがありました。
絵も詩も、優しい中に強い心のメッセージが込められているものばかり!
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さて、次は、組み木絵と言う初めて見る作品は、中村道雄美術館に。
トレースした風景を切り、様々な木々を絵の具に見立て、組立てていく
素朴な絵、パッチワークのアップリケのようにも思えました。
触ってはいけない・・・注意書きがあり、残念ながら、触れなかったけれど、
木片見本があったので、触ってみると、素朴な温もり!!
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最期に、常設展示ではないけれど、中村徳則さんのギャラリーへ。
事故により車いす生活になり、その後、PCを使った絵の作成を
始めた方です。PCでここまで!と思わせる絵でした。短い時間の
積み重ねで、PCがあるおかげで、出来ることを見出せた嬉しさ
やりがい、どれほどかと思います、私もPCあってこそ!なので
応援させていただきたい気持ちです。
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全て、隣接しており、館内もゆっくりしたペースで見て廻れ、やや
階段や段差は、あるけれど、混んでいないので、楽に見て回れた
気がします。
絵からフル充電、また、頂いた貯金(?)を明日から小分けして(笑)
節約モードで^^;、使って行こうと思います^^
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参考サイトはコチラ→九州芸術の杜