ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

22年ドラフト雑感

2022年10月21日 | ホークス
きのう20日発売の「ナンバー」秋競馬特集号はウマ娘とのコラボ誌
ミスターシービー・セイウンスカイ・キタサンブラックの菊花賞ウマ娘3人
裏表紙を飾った。もしかしたら23日のレースの何かの暗示かな・・・

さて本題。昨夜のNPBドラフト会議で指名された若鷹のタマゴ6選手を語る。
支配下6選手のうち、4選手が九州ゆかりという地元重視のドラフトになった。
  • 1巡目 イヒネ・イツア 誉高 内野手 右左 184センチ 83キロ
ナイジェリア人の両親譲りの高い身体能力を持つ大型内野手。
遠投110M・50M走6秒2と強さ・速さを備え、リーチにも恵まれた好素材。
憧れの選手を「ギータ」と公言しており、同じ左の強打者を目指す道に。
プロ選手になったら「止まるんじゃねえぞ」<それはイツカ
なお、名古屋に生まれ育ち、日本の中高校に通ったので、外国人枠の対象外になる
  • 2巡目 大津亮介 日本製鉄鹿島 投手 右右 176センチ 68キロ
最速152キロの速球に多彩な変化球を絡める細身の技巧派右腕。
読売・菅野の投球をヒントに習得したワンシームを切り札にしている。
9月の西武2軍との交流戦では5回無失点と好投した。
千賀のMLB移籍が確実視されている現在、即戦力として期待される。
ちなみに、我が家が06年からおよそ4年を暮らした福岡県志免町生まれ
きっと竪坑やぐらやシーメイトを知っているに違いない。親近感が持てる。
  • 3巡目 甲斐生海 東北福祉大 外野手 右左 182センチ 85キロ
津森・大竹風に続いて3年連続で東北福祉大の選手を指名。
北九州市生まれ・九州国際大付高卒の左の強打者である。
外野手としたが、高校時代から務める一塁手の起用もあり得る。
来季からキャノンの登録名は「甲斐拓」になるのかな。
  • 4巡目 大野稼頭央 大島高 投手 左左 175センチ 65キロ
鹿児島県奄美市生まれ 最速146キロの速球が武器の左腕。
大島高の絶対エースとして、今夏の鹿児島大会を1人で投げ抜き、
48イニングで64三振を奪った「離島の快腕」
名前の由来はもちろん西武の松井稼頭央・新監督<父親が大ファンだった
  • 5巡目 松本晴 亜細亜大 投手 左左 180センチ 78キロ
大阪市出身。鹿児島・樟南高では2年夏からエースを務めて、
3年夏の県大会の鹿児島水産戦では20奪三振を記録した。
MAX145キロの速球とキレのあるスライダーが武器の左腕。
アトゥーオが退団・高田が戦力外になった現在、
亜大とのパイプをつなげる指名にも映る。東浜は健在だけど
  • 6巡目 吉田賢吾 桐蔭横浜大 捕手 右右 180センチ 94キロ
横浜市出身。神奈川大学リーグで打撃三冠に輝いた「打てる捕手」
捕手としてもポップアップタイム(二塁送球)2秒を切る強肩を誇る。
大卒捕手を獲得ということは、栗原に続く捕手のコンバートがあるかも。

なお、ソフトバンクにとって「本番」とも言える育成ドラフトは、
今年も大量14人を獲得した。
特に7位の水口創太投手は京都大医学部在籍という異色の右腕である
<人間健康科学科なので医者のタマゴではない

ファイナル5を考える/JFL編

2022年10月20日 | サッカー
昨夜のJ2の代替試合は、町田1対2甲府
甲府は後半40分にCKからテセのヘッドで追いつかれたが、
ATにカウンターからウィリアン・リラのヘッドで突き放し、
天皇杯王者のメンツを何とか守った。

さて昨夜はJFLの代替試合もあった。大分0対7三重
大分は勝ち点40&5位浮上の可能性もあったが、
退場者を出したとはいえ、思わぬ大敗を喫した。
「J3ライセンス持ち同士の食い合い」という見方もできる。

ここで全チーム残り5戦となったので、J3への昇格争いを考える。
☆のライセンス持ちを含む上位陣は以下の通り
<カッコ内は勝ち点・得失点差。太字は上位対決。青字はボトム2戦
  1. ホンダ(51・24)Aロック・Hしまね・A大阪A新宿H武蔵野
  2. 奈良☆(48・18)H鈴鹿・A新宿・H三重・Hしまね・A仙台
  3. 大阪☆(48・9)A青森・A大分・Hホンダ・A鈴鹿・Hびわこ
  4. 青森☆(41・9)H大阪・Aロック・H武蔵野・H三重・A高知
  5. 武蔵野(39・11)H大分・H岡崎A青森・H枚方・Aホンダ
  6. 岡崎(39・10)H高知・A武蔵野H新宿・H大分・A三重
まずJ3昇格の主な条件を改めて。
  • JFLで4位以内
  • 百年構想クラブの中で上位2番目以内
  • ホーム観客数平均2千人以上
  • J3ライセンス交付(審査中含む)
この条件に照らすと、2位奈良・3位大阪が優位に映る。理由は以下の2点。
  1. 「残り試合数<勝ち点差」の安全圏
  2. ボトム2との対戦を残している
まず1について。奈良・大阪は残り5戦で4位青森に勝ち点7差を、
5位武蔵野・6位岡崎に勝ち点9差をつけている。
次に2について。ボトム2は奈良・大阪が昇格した場合、地域降格を免れる
ゆえに、新宿・びわこは「全力で負ける」ことを強いられる可能性がある。

奈良の壁はやはりホーム観客数 3戦で1万3048人の壁を越えられるか。
まずは23日の次節のカズ擁する鈴鹿戦に注目が集まる。
大阪もまずは23日の次節の4位青森戦が大事だ。
また、来月5日の第28節の首位ホンダ戦をいかに乗り切るか。
逆転首位が望める状況に持ち込めたら、ホーム観客数も一気に稼げるかも。

  • 全社
決勝:浦安0(5PK3)0くりやま 道代表初の全社Vならず 
3決:延岡1対0都農 宮崎ダービー@鹿児島はリーグ上位の延岡に軍配

ファイナル5を考える/J3編

2022年10月19日 | サッカー
全社準決勝:浦安1対0都農 くりやま2(5PK4)2延岡
地域CL出場権という観点からは、すでにその役割を済ませた大会だが、
くりやまにとって、きょうの浦安戦は「大会史上初の道代表V」がかかる。
どうせならば「全社王者」の箔をつけて、地域CLに臨んでもらいたい。

さて本題。きょうは「ファイナル5」を迎えたJ3の昇格争いを語る。
数字上は8位愛媛(勝ち点43・残り6戦)まで2位終了の可能性を残すが、
とりあえず勝ち点50以上の上位6クラブまでを対象に考える
<カッコ内は勝ち点・得失点差。太字は上位陣の直接対決
  1. いわき(66・45)H愛媛・A宮崎・H鹿児島・A相模原・HYS横浜
  2. 藤枝(61・28)H宮崎・A鳥取・A今治・H福島・A長野
  3. 鹿児島(59・17)A福島・H愛媛・Aいわき・H岐阜・A富山
  4. 松本(57・17)A今治・H長野・A富山・A宮崎・H相模原
  5. 富山(54・9)A八戸・H今治H松本・A北九州・H鹿児島
  6. 今治(53・15)H松本A富山H藤枝・H長野・A八戸
次節から4位~6位の巴戦が始まるのがミソ。
これが潰し合いになれば、昇格争いはトップ3の椅子取りとみる。
巴戦で2勝を挙げて抜け出すクラブがあれば、
優勝はともかく、2位争いには食い込みそうな。
いずれにしても「いわき対鹿児島」「藤枝対今治」「富山対松本」
3戦が控える来月6日の第32節が最も注目を集めるだろう。
この節には、昇格2クラブのうち少なくとも1つは決まるのでは。

全社枠決定

2022年10月18日 | サッカー
天皇杯Vで大いに知名度を上げた甲府だが、
「J2で18位」「現在7連敗中」というリーグ戦の苦境も
広く知れ渡ることになったのは何だか気の毒だ。
ちなみに、その7連敗の前は「4戦引き分け」となっており、
8月6日の琉球戦を最後にホームで2カ月以上勝てていない
中2日となるあすのアウエー町田戦から
中3日で臨む今季ホーム最終戦・いわて戦は
何とか有終の美を飾ってもらいたいが、はたして。

さて本題。こちらは中2日・中3日どころではない連戦が続く。
きのうの全社の準々決勝4戦を振り返る。

都農1対0おこしやす 浦安2対1栃木
くりやま1(5PK3)1和歌山 延岡4対2関大

この結果、4強入りした敗者復活の3クラブが地域CLの出場権を獲得。
地域CLに臨む以下の12クラブが出そろった。
  • 北海道1位:BTOPサンクくりやま
  • 東北1位:コバルトーレ女川
  • 関東1位:栃木シティ
  • 北信越1位:アルティスタ浅間
  • 東海1位:FC刈谷
  • 近畿1位:アルテリーヴォ和歌山
  • 中国1位:福山シティ
  • 四国1位:FC徳島
  • 九州1位:沖縄SV
  • 全社枠その1:ブリオベッカ浦安(関東6位)
  • 全社枠その2:延岡AGATA(九州2位)
  • 全社枠その3:ヴェロスクロノス都農(九州3位)
なお、今季の地域CLは11月11日~13日に前橋・新潟・鳴門で1次ラウンドを、
23日~27日に熊谷で決勝ラウンドを開催する。
組み合わせ抽選は今週末の22日にJFAハウスで実施。
ルヴァン杯決勝J1静岡ダービーといった大一番と同日だが、こちらも要注目だ。
まあ、FC徳島はおそらく鳴門開催のブロックに入ると推測するが

土日のサッカーシーン

2022年10月17日 | サッカー
府中牝馬Sからの流れでテレビを見ていた15日。
16時からフジが放映した「ルヴァン杯名場面ランキング」が目に止まった。
名場面ベスト10の1位が「19・10・26」
道内は未放映だったようなので、フジの配信動画を紹介しておく。

さて本題。上から下までいろんなコトが決まった土日のサッカーシーンを振り返る。
いろんなコトが決まり過ぎて、アタマも感情も追いつかない。長文ご容赦。
  • 天皇杯
決勝は甲府1(5PK4)広島 甲府がクラブ史上初のタイトル獲得
札幌・鳥栖・福岡・鹿島・広島とJ1勢を5連破してドラマ完結。
延長後半にバンディエラ山本がPK献上→盟友・河田がPKストップ
→優勝を決める5人目のPKを担った山本が成功
あまりにも劇的な一連の流れに、心臓が「はくばく」した(寒)

J2勢の天皇杯Vは11年FC東京に続いて2例目。
ただ、当時のFC東京はJ2優勝(=J1復帰)を決めた後だったから、
J2で現在18位の甲府の優勝は少し意味合いが異なると思う。
来季J2とACLの両立は茨の道と察するが、健闘を祈る。

それにしても、広島に言及した「ファイナルの負けはこたえる」という
NHK解説の憲剛の言葉の重みよ。この人ならではの説得力があった。
まあ、我々はその憲剛に「ファイナルの負け」をお見舞いされたワケだが。
今季の天皇杯を振り返ると、もし甲府に勝てていたら、
端的に言えばネコタクのPK失敗がなかったら、
ファイナルの舞台に立てたのかも・・・と思わなくもない。
それはともかく、ヘッドコーチ就任1年目でタイトル獲得の大塚塾長おめ。
大宮ユース時代の教え子の小柏はお祝いメッセージを送るように。
  • J2
岡山1対2秋田 岡山の逆転負けで、横浜FCの2位以上=昇格決定
横浜FC2対3金沢 横浜FCが敗れ、新潟の優勝・横浜FCの2位が決定
群馬5対1いわて 群馬が有終の大爆発。琉球・いわてのボトム2が決定

J1昇格・J3降格(J3上位のJ2ライセンス云々は当面は考えない)の
それぞれ2クラブが決まり、最終節の焦点はPOの残り1枠の争いに絞られた
<徳島と仙台(勝ち点62)と山形(勝ち点61)の三つどもえ
勝ち点1差の4位熊本と5位大分のPOホーム開催権争いも残っているが

就任1年目でJ1復帰のミッションを遂げたヨモさんに心からお疲れさま。
「最下位降格は1年で復帰できない」というジンクス打破に拍手。
  • J3
沼津0対4いわき 首位いわきが4連勝。3位と勝ち点7差に
富山1対4藤枝 藤枝も4連勝。ついに2位浮上
鹿児島1対2宮崎 隣県対決で痛恨の逆転負け。鹿児島が3位転落
  • JFL
ホンダ2対0仙台 枚方1対2奈良 大阪3対2岡崎 しまね2対2青森
トップ3がそろって勝った一方で、4位青森が引き分けに終わる。
ただ、5位武蔵野も6位岡崎も敗れて、辛くも4位を守った。
なお、3位大阪はホーム残り2戦で観客5819人を要する状況。

J3とJFLは残り5戦。近日中にファイナル5の展望を記す予定。
  • 全社
2回戦8戦を消化。ベスト8に勝ち上がったのは、
くりやま・栃木・和歌山の地域王者3クラブと
浦安・おこしやす・都農・延岡の敗者復活4クラブと関大FC2008

おこしやすと対戦した十勝は純貴のヘッドで先制したが、
後半ATに追いつかれてPK戦へ。1人目の純貴の成功後、GK白岡が
2日連続のPKストップを見せたが、続く2選手が枠を外して万事休した。
ターンオーバーを敢行し、イナがスタメン出場した南葛も
都農にウノゼロ負けを喫して、無念の今季終了となった。

注目のきょうの準々決勝の組み合わせは以下の通り。

おこしやす対都農 栃木対浦安 くりやま対和歌山 延岡対関大

地域王者(=地域CL出場権持ち)対決が1戦控えるので、
敗者復活4クラブには「勝てば地域CL出場」の大一番になる。
ちなみに、栃木と浦安の「関東対決」は今季1勝1敗の五分となっている。

  • JRA
秋華賞を勝ったのは3番人気のスタニングローズ
「スタはスタでも・・・」のフレーズがまんまと完成した。
三冠がかかっていたスターズオンアースはスタート大失敗。
最後方からの競馬になって3着が精いっぱい。
今年のGⅠの1番人気の連敗は14に伸びた。

なお馬券 1番人気斬りが奏功して的中こそしたが、事実上の元返し
まあ、そのまんま菊花賞に回せることを良しとする。

8枠15番サウンドビバーチェがゲート入りまでおとなしくしていますように

またしても放馬www 除外こそ免れたが、オークスに続いて二冠達成(違)