ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

3年ぶりに全社を語る

2022年10月14日 | サッカー
今週末は天皇杯決勝も含むJ2・J3の闘い模様が気になる。
しかし、きょうはJリーグをいったん離れて、
あす1回戦の全国社会人サッカー選手権(全社)@志布志を3年ぶりに語る。

これも3年ぶりの繰り言になるが、この大会は二つの性格を持つ。
  1. 各地域リーグ王者の地域CLへの腕試し
  2. 各地域リーグVを逃したチームの敗者復活戦(4強入りで可能性)
なお、18年・19年大会では「地域1部の3位以内」のみに敗者復活を
認めていたが、今大会は地域1部所属ならばOKと緩和された。

では1について。地域リーグ王者9クラブは以下の通り<★は全社出場を逃す
  • 北海道:BTOPサンクくりやま
  • 東北:コバルトーレ女川
  • 関東:栃木シティ
  • 北信越:アルティスタ浅間
  • ★東海:FC刈谷がほぼ確定(注)
  • 関西:アルテリーヴォ和歌山
  • 中国:福山シティ
  • 四国:FC徳島
  • 九州:沖縄SV
注)あす15日に2位藤枝市役所と最終戦。8点差以上で負けない限り優勝する状況

次に2について。全社に出場する地域1部勢は以下の19チーム。
出場が32チームなので過半数を占めている。
  • 北海道:十勝スカイアース
  • 東北:富士クラブ2003
  • 関東:VONDS市原・ジョイフル本田つくば・ブリオベッカ浦安・南葛
  • 北信越:福井ユナイテッド
  • 東海:中京大学・Chukyoユニバ
  • 関西:CentoCuore播磨・おこしやす京都・ラランジャ京都
  • 中国:ベルガロッソ浜田・三菱水島
  • 四国:レベニロッソNC
  • 九州:延岡AGATA・ヴェロスクロノス都農・ジェイリース・NIFS鹿屋
以上の27チームとトーナメント表を踏まえ、1回戦の注目カードをいくつか挙げると、
イナや今ちゃんを擁する南葛SCと四国王者のFC徳島の試合はやはり外せないか。
関東制覇を期待された南葛だが、今季は4勝止まりの7位と大苦戦。
元代表勢が挑む敗者復活戦は、サッカーメディアも注目するかもしれない。

また、女川・栃木・浦安などの「元JFL」や、十勝・福井・おこしやすと
いった「地域CLの常連」が絡む試合は白熱する可能性が高い。
播磨(=旧バンディオンセ加古川)や都農(=旧JFC MIYAZAKI)
といった「改称した古株クラブ」の闘いぶりも気にかかる。

振り返ると、20年・21年の地域CLは確かに激戦になったが、
2年連続の大会中止に伴う「全社枠の不在」に物足りなさも感じた。
この全社枠からは、過去に松本・金沢がJリーグに駆け上がり、
今季JFLでもFC大阪がJ3入りを狙える上位につけている。
今季の全社枠にも「地域CLの台風の目」を期待する。
なお、全社枠を決めるうえで大事な準々決勝4戦は17日の予定。

  • ホークス
パ・リーグCSファイナル第2戦は、オリックスに3対4の惜敗。
もはや引き分けも許されない崖っぷちに追い込まれたorz
2対2で迎えた5回に2番手・大関がラオウ杉本に痛恨の2ラン被弾。
6回以降は救援3投手がオリックス打線を無安打に抑えたが、
オリックスも「一人一殺」を敢行。その後の反撃は9回の1点のみに終わった。