ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

残り30戦

2019年08月21日 | 野球
三好がベルギーのアントワープにレンタル移籍決定。
愛称「レッズ」のこのクラブのユニ姿を拝見したが、なかなか似合う。
赤系の着こなしは札幌で体験済みだしね。早くプレーが見たい。

さて8月も下旬に入ったので、パ・リーグ救援6投手の戦績を振り返る。
  • ソフトバンク:森唯斗(2勝3敗6H26S/42戦40回2/3)
  • 西武:増田達至(3勝1敗6H20S/49戦54回2/3)
  • 楽天:青山浩二(2勝4敗18H/50戦42回)
  • ロッテ:益田直也(3勝4敗8H20S/44戦42回2/3)
  • 日本ハム:宮西尚生(1勝2敗36H/46戦39回1/3)
  • オリックス:増井浩俊(1勝2敗10H18S/41戦39回1/3)
そろそろ個人タイトルの行方が気になる時期だが、
最優秀中継ぎ投手は宮西でほぼ決まりだろう。
次点のモイネロに11H差をつけて独走状態に入った。
セーブ王は楽天・松井(29S)と森の一騎打ちの様相を呈してきた。
どちらがタイトルを取っても、石橋杏奈(松井の嫁&タカキチ)が喜びそうな。

  • 夏の甲子園
準決勝は、明石商1対7履正社 中京学院大中京0対9星稜
ともに序盤の集中打で加点したチームがそのまま逃げ切った。
履正社の先発岩崎は失点1・奪三振10の無四球完投。
星稜は奥川&寺沢が二塁も踏ませぬ零封&無四球リレー。
投打ともに決勝進出にふさわしい2校が勝ち上がったと言える。

アトゥーオが甲子園で母校の試合を観戦していたことに驚いた。
大会終盤の母校の勝ち残り・台風による試合順延・鷹の祭典@大阪ドーム
いろいろな偶然が重なった観戦実現に、やはり持っている漢だなと思った。
熱男の効き目なく、打線が不発に終わったのが残念だったが。

あすの決勝は、2年連続で「ナニワの強力打線対雪国の剛腕投手」
という構図になった感があるが、どちらを応援しようか・・・
札幌サポとしては、やはりタナシュンの母校かな。
今年のセンバツ初日の完封負け&毎回17三振のリベンジもかかるし。

土日のサッカーシーン

2019年08月20日 | サッカー
10月に鹿児島で開かれる全国社会人サッカー選手権大会、
通称・全社の組み合わせが発表になった。各地域リーグの上位陣が
固まってから詳細を語るが、なかなか面白いカードが並んだと思う。

さて本題。後回しにしていた土日のサッカーを振り返る。
と言っても、J3・JFLはお休みだったが。
  • J1
FC東京0対1広島 首位FC東京、8月のホーム3連戦の最後を飾れず
湘南2対3鳥栖 ゆれて湘南 0対2から追いつくが終了間際に無情の失点
G大阪1対1磐田 「法大ショック」か。ガンバは1人退場の磐田に勝ちきれず
  • J2
大宮2対1千葉 ホーム4連勝の大宮が2位浮上
水戸3対0京都 5戦ぶりの白星。上位対決は水戸に軍配
福岡0対1徳島 今季7戦3分け4敗。レベスタで勝てない福岡

これらの試合以外にも「シンジの琉球デビュー」という話題があった。
清水戦の圧勝劇の余韻に浸っていたら、「シンジが出る気配」という
情報がネットを走ったので、慌ててDAZNを琉球対横浜FC戦にスイッチ。
カズ君とWボランチを組むロマン再びに悶絶し、
シンヤも投入して「元札幌トリオ」が実現した時は歓喜に打ち震えた。

横浜FCも南雄太・松井大輔とロマンあふれる布陣だったが、ワタシは



ええい レドミはいい 俊輔を出せ ファンタジスタの競演を

・・・と酸素欠乏症にかかった如く下平カントクに叫びまくったwww

真面目な話をすると、チーム得点王(15得点・J2ランク2位)だった
FW鈴木孝司のセレッソ移籍は、琉球にとってかなりの痛手という印象。
シンジと息が合いそうな天才FWが同じ沖縄のクラブに
2人ばかりいるが、ウインドーが閉まっちゃったからなあ。

  • ホークス
首位攻防3連戦の第3戦は、2対1で西武を下してカード勝ち越し。
今季の鷹の祭典も5勝4敗で勝ち越しとなった。
ただ、乱打戦の末に深夜の延長サヨナラ決着となった東京ドームと異なり、
大阪ドームは投手戦の末に21時ジャストのロースコア決着になった。
先発の「松本対決」は、ソフトバンクの裕樹が3回1失点で先に降板。
しかし、西武の航も3回にグラシアルの右犠飛で、
4回に自身の暴投で、それぞれ失点してしまい、
母校・明石商の甲子園4強を祝うナニワの白星とはいかなかった。
勝ち投手は3回を打者9人で完璧に片づけた二番手・椎野。
甲斐野・純平の前日の好投に刺激を受けたか。

なお、この勝利で2位西武と6ゲーム差が開き、
今夜の西武対日本ハム次第では、ソフトバンクにマジック24が点灯する
ただ、残り29戦で「西武戦5戦以外すべて勝てば優勝」という数字遊びに
さほど意味を感じない。むしろ、きょうはいよいよギータが1軍に合流する
という知らせにワクワクしている。

真夏の夜の夢

2019年08月19日 | コンサドーレ
シェイクスピアでも野口五郎でもユーミンでもなく、
このフレーズに今後は2019年の清水戦を思い浮かべるだろう。



結婚発表後も変わらぬ昇太師匠の呪力おそるべし。

旅行けば 駿河のクラブ 血祭りに 圧勝見せても ハッテン途上

5点目までは大喜びしたが、ジェイがハットで6点目を挙げた時は
「大量点と引き換えに何か災いが起きるんじゃね?」と寒気をおぼえた。
麻雀に例えると、九蓮宝燈をアガった感覚 アガったことはないが。

既報だが、1戦8得点は旧JFL・J2を含めてもリーグ戦クラブ史上最多。
J1全体でも、98年のC大阪対磐田(1対9)に次ぐ2位タイ。8点差は1位タイ。
記録にも記憶にも刻まれる圧勝劇になった。
古株のサポが持つ98年開幕戦(1対4)や01年の対戦(2対5)の
トラウマは完全に昔話になった、と言い切る。

この圧勝劇は、エウシーニョ欠場&立田右SBという
清水の選手起用から始まったと考える。
おかげで札幌は試合勘に不安がある「エウシーニョ対策」中野ではなく
左WB菅という慣れた布陣で臨めた。
フル出場の天皇杯から中2日の急造右SBにとって、
手強い1トップのジェイと同じ五輪代表世代の菅を
ともにケアするタスクはちょっと荷が重かった。チャナの先制点は
  • 西部:はじき切れず
  • 二見:不運にも股下へ
  • 立田:ふしぎなおどりをおどった(実はハンド)
という感じで、結果として清水の壁三枚をブチ抜いたが、
通常の立田であれば、間一髪でクリアしていたかも。
ジェイの2点目も、立田の中央に絞ってからの菅への寄せが
中途半端で、やすやすとクロスを許している。
それにしても、このジェイのヘッドは高さといい、クロスの軌道といい、
17年にJ1残留を決めた一戦の先制点が重なった。
なお、清水サポをあおったジェイのパフォーマンスは、
隠し切れぬサックスブルーの血の発露とみなして、不問に処す。

だが、前半終了の時点では正直、2点先取よりも失点ゼロに、
2対1の「危険なスコア」にならなかったことにほっとしていた。
この時点では、双方のサポは「次の1点をどちらが取るかが大事だ」と
考えていたと思う。

その観点からは、後半早々の福森CKからの進藤の3点目は、
とてもありがたかった。自己最高のシーズン5点目おめでとう。
こうなると、清水は「せめて1点」と前がかりに、
というか「すてみ」にならざるを得ない。
そして、そんな苦境に陥ったチームが大量失点しがちな「あるある」を
我々は12年の鹿島戦昨年の川崎戦で身をもって味わっている。
ゆえに「そういうことが起きるのがサッカー。痛い敗戦から学ぶべきだ」
というミシャの言葉に深く同意する。

とはいえ、オリジナル10の清水からの大量8得点はやはり感慨深い。
武蔵のミドルも福森のFKも眼福のゴラッソだった。
武蔵の左足ミドルの弾道には、シンジの札幌初ゴールが重なった。
その左足をなぜ先の浦和戦のあの場面で【以下自粛】
もしかしたらアタマの打ちどころが良くて、余計な力みが消えたのかな<こら
福森の「クシの歯」FKは、ルール改正で見られなくなるかもと思っていたので、
こんなやり方もあるのかと感心した。横浜M戦のFKがメッシ級ならば、
今回のFKはリベリーノ級・・・とは少しほめ過ぎだろうか。
得点後の内藤&BUSHIポーズもプオタの琴線にビンビン響いたよ。
このパフォーマンスが本人たちに届くことを願っている。
途中出場の中野や岩崎が、ジェイのハットやチャナのドッピエッタに
絡んだことも、戦力の底上げの現れと受け止めている。

ただ、大量点の次の試合で音なし、とはサッカーに限らない
「スポーツあるある」 ミシャのコメントを持ち出すまでもなく、
選手たちは油断なく次のFC東京戦に備えてほしい。
ワタシと2号はもう少しおだちます。子供盆踊りのメロディーとともに
<ゴール裏に流したのは誰だよwww

  • ホークス
首位攻防3連戦の第2戦は、5対4で西武との競り合いを制した。
デスパイネ代役のコラスがNPB初打席初球本塁打の離れ業。
それを迎えるベンチのサイレント・トリートメントもお見事www
後輩の快挙への祝砲に、グラシアルも22号ソロ。
先発ミランダも3連打を浴びて試合を盛り上げた<おい
そして、中京学院大中京高卒のキューバ人であるアトゥーオ
甲子園で逆転勝ちを続ける母校に刺激を受けたか、
7回に殊勲の同点二塁打。明石も続いて勝ち越しに成功した。
この同点・逆転に持ち込む流れをマウンド上からもたらした
甲斐野&純平の6者連続三振にも拍手を贈る。
  • 夏の甲子園
あす20日の準決勝は、履正社対明石商 中京学院大中京対星稜
4校すべて優勝は未経験。そして東北・関東の代表校が姿を消した。
第1試合は阪神対決に、第2試合は「信長対加賀一向宗」の顔合わせに。
光星は8回の暴投に泣いて、明石商に6対7の競り負け。
作新学院は中京学院大中京の8回の満塁弾に沈んだ。
仙台育英は奥川温存の星稜に22安打17得点を献上する大敗。
関東一は初回の3点先取を生かせなかった。履正社に3点差は安全圏じゃないからなあ
  • JRA
札幌記念はブラストワンピースが復活の重賞4勝目。
キンカメまたはディープの血をひく馬が1~3着を占めたが、
軸馬が4着止まり&「馬券に絡まない」と斬った昨年の勝ち馬が2着と
ワタシの予想は「大量点と引き換えの災い」に終わったorz

週末のギャンブル~JRA編

2019年08月18日 | ギャンブル
1試合23奪三振。1イニング9失点。そして1試合8得点(サッカー)
きのう17日は我が目を疑う数字のオンパレードだった。
この余波で信じられない配当金がとび出すかも。
日本平のお祭りを振り返る前に、きょうのGⅡ札幌記念を予想する。

この夏の競馬界の大きな話題と言えば、
ディープインパクト&キングカメハメハの訃報だろう。
この両頭は最近5年間の札幌記念も席巻している。
ディープは勝ち馬が3頭
<14年ハープスター・15年ディサイファ・18年サングレーザー
18年は2着マカヒキでワン・ツーを飾った。
キンカメは勝ち馬こそ17年サクラアンプルールのみだが、
この年は1~3着を産駒が独占した<ナリタハリケーン&ヤマカツエース
15年の2着馬ヒットザターゲットも輩出している。

それを踏まえ、今年の出走14頭を両頭の血統から眺めた。
どちらかの血を、またはどちらの血もひく馬が9頭もいる。
  • 父ディープ
5枠7番エイシンティンクル 6枠9番フィエールマン
6枠10番サングレーザー 7枠12番ワグネリアン(母父キンカメ)
  • 父キンカメ
2枠2番クルーガー 4枠6番ランフォザローゼス(母父ディープ)
8枠13番サクラアンプルール
  • 母父キンカメ(ワグネリアン以外)
1枠1番ブラストワンピース 3枠3番ステイフーリッシュ

この9頭の中から、ワグネリアンを軸にする。
血統もさることながら、父・母父と縁深い金子真人HDの所有馬
さらに、この週は母ミスアンコールの初盆だった
<昨年9月の夜間放牧中に胆振東部地震に見舞われて骨折&安楽死
父・母・母父があの世から後押ししそうな雰囲気が漂っている。

馬券に絡めるのは以下の4頭。
昨年の3着馬と同じ父(ハービンジャー)と母父のブラストワンピース
軽視できないステゴ産駒&函館記念3着のステイフーリッシュ
この馬もディープ・キンカメ双方の血をひくランフォザローゼス
菊・春天を勝ち、札幌から凱旋門賞に臨むフィエールマン

3連複12-1・3・6・9の6通りに500円ずつ総額3千円投資

17年勝ち馬のサクラアンプルールと18年勝ち馬のサングレーザーだが、
このレースは過去の勝ち馬が馬券に絡まない傾向があるので見送った。

  • ホークス
首位攻防3連戦の初戦は、8対13で西武に黒星。
頼みの先発千賀がまさかの1イニング9失点
2回に打者12人に6安打・1本塁打・3四死球を献上する大乱調。
お返しに、8回に今宮・明石の本塁打などで1イニング6得点と
打線が奮起したが、後の祭りに終わった。
  • 夏の甲子園
8強決定。履正社が14安打9得点の猛打で高岡商を下す。
昨夏は延長タイブレークのサヨナラ本塁打に泣いた星稜は
延長14回に劇的なサヨナラ3ランで智弁和歌山に勝った。
星稜・奥川は強打の智弁和歌山を相手に
165球・被安打3・四球1・失点1・奪三振23の熱投。
150球を超えても152キロを投げる姿に「化け物だ」と思った。
仙台育英は敦賀気比に4対3の逆転勝ち。
ただ、初回にサイクル男・杉田に頭部死球のアクシデント。
歳月を経ても甲子園ではヒール校なのか。
関東一は延長11回サヨナラ勝ち。鶴岡東とのシーソーゲームを制した。

清水戦の展望

2019年08月17日 | コンサドーレ
浦和に戻った武富が疲労骨折していたとの報道。
う~ん、7月の湘南の福島合宿って、ロクな出来事がないな。

さて本題。今夜の清水戦を語る。
相手はここまで22戦8勝4分け10敗。勝ち点28の12位。
失点42はリーグ最多。得失点差-14は最下位磐田と同じ。
ここにGK六反がオバトレで離脱という凶報も重なった。
ただ、8月のリーグ戦は、横浜M戦・松本戦と2戦無失点で連勝。
FC東京時代から篠田監督と縁があるDF吉本一謙の加入が奏功した。
攻撃陣は北川が欧州に移籍した一方で、ドウグラスが好調。
7戦連続を含む9得点をマークし、前節は苦手の松本から決勝点を挙げた。

このドウグラスの好調もあってか、
現在の篠田清水はあまりポゼッションにこだわっていない
ウノゼロ勝ちした横浜M戦は30%にとどまった。
ブロックを固めつつ、ドウグラスにボールを集めるスタイルを通している。
札幌にもある程度、ボールを持たせてくれると予想する。
そこからいかに崩すか。あるいは、こちらも「高さの暴力」ジェイを生かすか。
いずれにせよ、悪い格好でのボールロストは厳禁で、
敵陣でボールを持ったらシュートで終わる心構えが肝要になる。

この一戦、清水は「5失点の悪夢」の札幌ドームのリベンジがかかる。
3戦連続のクリーンシートを遂げて、守りの向上をアピールしたいところだ。
一方で、札幌は3日の広島戦に続いて「中2日の相手のアウエー戦」になる。
同じ失敗を繰り返すワケにはいかないし、
5月から続く「敵地勝ちなし」(2分け4敗)にもピリオドを打ちたい。
よって、恒例の画像を呪詛として貼っておく。


17年にJ1残留を決めた日本平の歓喜の再現を期待している。

  • 天皇杯
ラウンド16の組み合わせ決定。18日の6戦を含むカード8戦は以下の通り。

神戸対川崎 広島対大分 鳥栖対C大阪 磐田対清水
鹿島対横浜M(25日) 浦和対ホンダ(25日) 長崎対仙台 甲府対法政

番狂わせを起こした甲府と法政大が対戦。法政8強もワンチャンありそうな。
札幌・徳島を連破したホンダ様は浦和との「レッドダービー」に臨む。
ACLから中7日の浦和に対し、ホンダ様はロックとの「ホンダービー」から中3日。
ただし、ラウンド16から中2日で鳥栖戦が待つ浦和に対し、
ホンダ様の次戦は中9日の今治戦。浦和の首を手土産に大一番に臨めるかも。
他にも静岡ダービーテグダービーなど興味深いカードが並んだ。
  • 夏の甲子園
作新学院が大量18得点で岡山学芸館を虐殺。
先発林が8回途中までノーヒットの好投。
松田母校・中京学院大中京は、7回に一挙7得点の猛攻。
タツノリ母校・東海大相模を逆転で下した。
9回満塁からのサヨナラ2戦。明石商は宇部鴻城にスクイズ。
光星は海星から決勝打。中四国・九州・沖縄の代表校が姿を消した。