18日に新宿で鑑賞。この映画にひかれた理由は以下の通り。
- 原作が井上ひさしの遺作「東慶寺花だより」
- 主演が大泉洋
- 大学時代に日本法制史のゼミで「三行半」を少々かじった
- 群馬在住時に尾島町(現・太田市)の満徳寺資料館によく足を運んだ
ちなみに、満徳寺とは、この映画の舞台になった鎌倉の東慶寺と同じく
江戸時代に徳川幕府が公認していた縁切寺である<詳しくはこちら
資料館の館長の高木侃(ただし)専大教授は、近世の婚姻制度の研究で知られ、
ワタシも何度か興味深い話を直接うかがえた<この映画でも監修を務めたそうな
というわけで、「この映画はオレのために作られた!」と意気込んで見たが・・・
率直に言って詰め込み過ぎ
15人の女性を描いた連作短編集の原作を、5人に絞っていたが、なお多過ぎた感がある。
3人ぐらいだったら、もう少し分かりやすくまとまったと考える。
まあ、あまり分かりやすい物語にしてしまうと、
医者としても戯作者としても見習いレベルの主人公の成長がウソっぽくなるが・・・
ただ、井上ひさしの原作に大泉洋が絡んだ以上、笑えないワケがない
特に、口から出まかせのマシンガントークで、ならず者をやり込める場面は、
「喧嘩の道 男の道」「喧嘩太鼓」といったフレーズを思い出した(水どう脳)。
ああ、それにしても、満徳寺びいきのワタシは、映画の舞台になれる東慶寺がうらやましい。
現在も鎌倉の名所・古刹だもんね。満徳寺は廃寺になっちゃったからなあ。
世良田東照宮や天海ゆかりの長楽寺が近くて、「徳川マニア」にはたまらん一帯なのだが。
- 1号
Wに5対8の黒星。北九州では11年8月から1引き分けを挟んで7連敗orz
首位から滑り落ちるわ、大隣が崩れるわ、「振り逃げ三進」を許すわ、踏んだり蹴ったり。