本日をもって3号は17歳になった。つまり、ノノ社長は43歳
相変わらず、特撮やアニメ、そして刀剣にどっぷりハマった日々を送っている。
おかげで、2日はいっしょに土方歳三資料館@日野市を訪れることができた。
いつかは訪れたいと思っていたが、「兼定が見たい」という娘のパッションが
父の背中を押してくれた。本日はその思い出を振り返る。
資料館では土方の胸像がお出迎え。
このGWは、佐幕派の歴女に審神者の群れが加わって大混雑。
特に家伝の「石田散薬」づくりの体験会が重なった4日は、
最寄りの多摩都市モノレールの万願寺駅から長い行列ができたそうな。
2日は行列こそなかったが、ワタシと2号が着いた10時半にはすでに人だかり。
本来の開館予定の30分前だったが、資料館の厚意で入館することができた。
庭先には、土方が幼少期に武人になることを願って手植えしたと伝わる矢竹も。
なお、館内は撮影禁止だったので、印象に残った展示品を以下に語る。
- 土方の愛刀「和泉守兼定」
よくぞこの刀を函館から日野まで届けてくれた。まずは市村鉄之助に感謝
刀身もさることながら、牡丹と鳳凰をあしらった茶色の鞘が実に鮮やかだった。
これは「刀剣乱舞」のキャラクター・デザインにも影響している。
- 近藤勇の愛刀「丹波守藤原照門」
刀剣人気の現在、局長と副長の刀をそろっておがめるとは眼福の極み。
資料館によると、1868年(明治元年)の甲州勝沼の戦いから敗走する際に、
実家の宮川家の親類筋に、近藤自身が形見として預けたとか。
こーいうエピソードを聞くと、この直後に永倉や原田と袂を分かったのは
「同志を解き放つため、近藤がわざと不遜な態度を取った」説に肩入れしたくなる。
- 土方の鎖帷子
1864年(元治元年)の池田屋事件&禁門の変の際に着用したもの。
正直、打ち直しを経た刀よりも印象深い。死地を経た武具の凄みに圧倒された。
- 「新撰組永倉新八」
「新選組顛末記」(新人物往来社)を携えて資料館に赴き、その原本とご対面。
1913年(大正2年)に小樽新聞に連載された永倉新八の回顧録。
後に永倉の長男が父の十三回忌に出版し、土方家その他に配ったとか。
いやあ、行ってよかったとつくづく思う。
資料館近くの石田寺で土方の墓参りもできたし<11日(旧暦)が命日
同時に、過去に何回も函館に行きながら、碧血碑にまだ行っていないことを後悔。
つーか、板橋に永倉が建てた近藤らの供養塔(3号が通う高校から目と鼻の先)や
向島の榎本武揚の銅像にも足を運んでいないことに今さら気づいて、少し焦っている。
万願寺駅とモノレールで一駅離れた京王線の高幡不動駅にも新選組グッズ。
この地では、あす9日から2日間、「ひの新選組まつり」が開かれる。
- 新日本二題
7・5大阪城ホール大会の主要カードが決定。
AJ×オカダのほか、後藤×中邑、真壁×石井と、福岡&熊本の再戦が並んだ。
棚橋×矢野、桜庭×柴田の両シングル戦も楽しみだ。
また、22日から開幕するベスト・オブ・スーパーJrの出場16選手も発表。
6月7日の代々木大会で優勝決定戦を行って、
勝者が大阪城ホールでケニオメのIWGPジュニアに挑む。
今年はドラゲー勢の参戦なし。外道が3年ぶり出場&小松が初出場と
ほぼ自前の構成になった。むしろ、出ていない選手の方に関心がある。
すなわち、TAKAやタイチ、エル・デスペラードといった鈴木軍の選手がいない
これは6月7日まで、いや、おそらく三沢メモリアルの13日の広島大会まで、
鈴木軍がNOAHに絡んでくれることの裏返しではあるまいか?
外道の出場も、相方とタッグを組む機会が当分ないから、とも邪推できる
<「キャプテン・ノア」と化してから忙しいもんね