春の嵐 ・13
またまた、昴の工房へ帰って来た
透明先生・・・。
透明「す~ば~る~く~ん 」
昴「・・・マジか
何で、ここに戻ってくるんだよ
家に帰れ」
透明「そんなツレないこと言わないでよ~」
昴「まあいいや
丁度、新作法具も上がったところだし」
透明「おお~すげ~
この法具って、もしかして」
昴「夢に連動する法具だよ」
透明「・・・・夢・・・・。」
昴「どうした」
透明「タイさんの夢は、何だったんだ~
気になって仕方がない~~~ 」
気になって仕方がない~~~ 」
昴「い、いきなりなんだ」
透明「いやいやこっちの話」
昴「」
透明「新作法具の方は、アクセスで説明するとして
手の空いた昴くんに、ちょっとお願いが
あるのだけど・・・。」
あるのだけど・・・。」
昴「はぁ」
私は、今日あったことを一通り、昴に聞かせる・・・。
昴「・・・お前、バカか」
透明「だって、仕方ないじゃないか~
中間さんの後ろに旦那さんもいたし、
この状況で、助けてあげられるの、
私しかいないじゃん」
昴「はぁ~・・・お前が自分で決めたんだから、
これ以上は言わないが、俺は協力しないからな」
透明「うっ」
昴「大体、あんだけ働いて力も時間も使っているのに、
アクセスからも給料とってないし、
本だって、売上全額寄付だろ
少しは、受け取っても良いんじゃないか」
透明「それは、駄目だよ
お金はちゃんと占いでもらってるから
大丈夫だよ~
それに、アクセスも本も、皆さんの善意が
沢山こもっているんだから、その分、寄付をして
沢山の人が、幸せになれる橋渡しができるでしょ
これほど良いことは無いでしょ~う
沢山こもっているんだから、その分、寄付をして
沢山の人が、幸せになれる橋渡しができるでしょ
これほど良いことは無いでしょ~う
それに、お前も材料費くらいしか取ってないじゃん」
昴「俺は良いんだよ
お前ほどアホじゃないし、別でキッチリ
収益は上げているからな
収益は上げているからな
それに俺は、見ず知らずの人間に大金をくれてやる程
お人好しじゃない
しかし、昔からお前は、頑固というか・・・。
一度思い立ったら、絶対に曲げないのは何なんだ 」
透明「うっ そこまで言わんでも・・・」
昴「でっ俺にお願い、っていうのは何なんだ」
透明「ううっ・・・言い出しにくいんだけど・・・」
と言いながら、中間さんの結婚指輪を取り出す
昴「こ、これが、さっき言ってた指輪か」
透明「うん」
昴「・・・損傷がひどいなぁ~・・・」
透明「昴一生のお願い 」
昴「」
後日 ・・・・。
中間さんから、泰蔵さんの所に連絡があり、
息子さんの手術が成功したとのことだった
私は早速、泰蔵さんのところへ・・・
泰蔵さんに小さな箱を手渡す
タイ「何だこの箱は」
透明「これを、中間さんに渡しておいて欲しいんだ
息子さんの手術が成功したお祝いとして」
タイ「開けてもいいか」
透明「あっう、うん」
タイ「」
箱の中には、ピカピカに光った指輪が
その指輪には、ルビーとサファイアが仲睦まじく
あしらわれ、古い台座のメッセージ部分を残し、
新たに組み合わされたリングには、小さなダイヤモンドが
数個彫り留められていた
数個彫り留められていた
タイ「くくくっ
なんでぇ~キザなことしやがって~
それも、ダイヤまで入れるとはなぁ~
昴の仕業だな」
透明「うんこのダイヤは、二人の妖怪がちゃんと
連動して共存できるように仲介してくれるんだって
何だかんだ言っても、あいつは良い奴なんだよねぇ~
全てタダでやってくれたし、昔のリングは
勉強になるからって
勉強になるからって
余った材料で作り変えたって言ってたよ
まあ本人は、気まぐれだとか、言い訳してたけどね」
タイ「そうか
でもよ~ これ、お前から渡したほうが
良いんじゃないか」
透明「そこは、タイさんに任せるよ
私がいると、相手も恐縮しちゃうだろうから、
宜しく言っておいて」
タイ「ふん ちっとは、夢に近づいて来たかもな」
透明「んっなになに」
タイ「こっちの話だ
それじゃぁ~、ちょっくら行ってくらぁ~
飯、そこにあるから喰ってけ」
透明「ありがと~~~う~ごぜ~ますだ~ 」
何十年も前からの想い
大切な君へ 想いを込めて
このブログも、大切な皆さんへ
想いが届きますように・・・
想いが届きますように・・・
完
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