

ちび「オ、オイラ ・・・嫌だよ ・・・。」
透明「ちびにゃ・・・。」
ちび「透明と、もっと一緒に世界を回りたい

もっと、透明と話がしたい

もっと、もっと・・・。」
私は、ちびにゃを抱きしめる

透明「ちびにゃ・・・私も楽しかった

ちびにゃがいてくれなかったら、
本当に迷子のままだった・・・。
ちびにゃが居てくれたから、
ここまでこれたんだ

ちびにゃと過ごした時間は短いけど、
私にとっては、人生の中で、最も素晴らしい
時間だった
時間だった

本当に沢山・・・沢山・・・ありがとう・・・
」

涙が止まらなかった・・・。
ちびにゃとの時間が、走馬灯のように
思い出される・・・。
透明「ちびにゃ・・・きっと、いつの日か、
また会えるよ
」
また会えるよ

ちび「ほ・・・本当に・・・
」


透明「うん
世界は繋がっているから


私は、薄い壁を挟んだ、向こうの世界で

ちびにゃは、この素晴らしい世界で

一生懸命生きて、立派なクーニャになって
私も、もっと修行して、立派になったら、
きっとまた会えるはずだよ

だから、それまで元気で頑張るんだよ
」

ちび「約束・・・
」

透明「うん
約束
」


そう言うと、ちびにゃは、羽の毛を一本差し出す・・・。
それを受け取ると同時に、身体が薄くなって
ゆくのがわかる

透明「
・・・絶対に忘れないから


ちびにゃ
元気でね
」


ちび「うん
」


透明「ゴルさんやアカツさんにもヨロシク言って
おいてね
」

ちび「うん
」


透明「ちびにゃ・・・ありがとう

またね
」

ちび「と・・・とうめい~~~~っ 
」


私の体が、消えてゆく・・・。
昴の召喚呪文が聞こえる

かき消されて行く自分の体を視て初めて理解した

もともと、この体は、アストラル体

そこに異世界の魔素が混流し、体を作っていた
ということか・・・。
それじゃぁ~、もともと実体は自分の世界に
あるってことかよ

あるってことかよ


透明「(これじゃぁ~、私もあちらの世界では
害獣と同じ存在だったってことじゃん

何か・・・複雑・・・
)」
害獣と同じ存在だったってことじゃん


何か・・・複雑・・・

そんな意識を最後に、私の記憶が遠のいてゆく・・・。
「ガンッ
」

透明「あいた~~~~~~~っ 
」


いきなり、強い衝撃で目が覚める

透明「・・・・・あれ

こ、ここって・・・・家の玄関



うっ
頭打った
って



えっ
ええ~っ
もしかして、私・・・。


玄関で倒れたってこと~~~



そ、それじゃぁ~、今までの記憶って
・・・夢
」

ま、まさかの、夢オチ



透明「嘘だろ~
」


「ふさっ
」

透明「
」

打った頭を撫でている手に何かがある・・・。
透明「・・・・羽

・・・・そっか・・・・
」


ちなみに、この後、昴から連絡があり、状況をまとめてから、
頭を小突きに足を運ぶ



平行世界との時間軸の差は、あちらの世界の一日が
こちらのたった2分程度ということがわかり驚愕



要するに、玄関で私は、30分程度倒れていただけ
ということになる・・・。
突拍子のない異世界冒険譚

今回の話は、あくまでもフィクション

そう
フィクションという名の貴重な情報です


透明ブログ史上最長記録

最後までお付き合いいただきありがとうでした~~~ 

透明「(はぁ~
・・・最後まで消されなくてよかった
フィクションという言葉も使いようだなぁ~
ひとつ、賢くなったぞ
)」


フィクションという言葉も使いようだなぁ~

ひとつ、賢くなったぞ

完
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回の話は深く話せないことなので
すみませんが

ご質問はお返しできないと思ってください



また何かの機会に掘り下げられればお話ししたいと思うので、
もし知りたいことがある場合は、リクエストでお願いします

(質問ではなくリクエストと書いていただけたらと思います
)



明日は、今年最後の記事です

開運のためのお得情報ですので、2020年をお迎えする前に
是非チェックしておいてくださいね



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