

しばらくして
・・・ウルサイのが

ようやく帰って行った

透明「はぁ~
・・・やっと帰ったけど・・・
」


揚羽「・・・そろそろですかねぇ~
」


六羽「くる~
くる~
」



私達の懸念
・・・それは、この部屋に運ばれ、

意識がちゃんと戻った時から起こったこと・・・。




透明「き、きた
」

揚羽「ううっ
」

六羽「おばちゃ~ん
」

バ霊「ちょっと~
聞いてよ~
さっきね~
302号室の浅川さんがねぇ~
急に発作を起こしちゃって、大変だったのよ~

あっ
別に、私は大変じゃないんだけどねぇ~
それでさぁ~、井川先生が飛んできて、もう大変で

看護婦のしいちゃんもあいちゃんも、居ないもんだから、
くどくどくどくど・・・・。」


さっきね~


急に発作を起こしちゃって、大変だったのよ~


あっ


それでさぁ~、井川先生が飛んできて、もう大変で


看護婦のしいちゃんもあいちゃんも、居ないもんだから、
くどくどくどくど・・・・。」
透明「・・・・・
」

揚羽「・・・・・
」

六羽「大変だ~~~ 
」


特に説明はいらないと思うが
・・・おばはんの霊 である・・・。

実は、私がこの部屋に入ったとき、意識が無かった私を
不安そうに見ていた式神お二人様を元気づけてくれたのが
このおばはんの霊
・・・ここでは、総称してバ霊とさせて

もらうが
とにかくこのバ霊さん・・・喋ることが大好きで
昼夜問わず、私が起きている時間は、ずっと喋っている

昼夜問わず、私が起きている時間は、ずっと喋っている

正直、かなり迷惑なのだが
式神達がお世話になって

しまったのと、私が目覚めた時に、二人がお世話になった
御礼を伝えた際・・・。
バ霊「いや~っ
こんなにハッキリと、私の事視えてる人
初めただわ~
嬉しいわ~
でも~、こんなおばちゃんの話なんてつまんない
わよねぇ~
お邪魔しちゃ悪いわよねぇ~
」

初めただわ~


でも~、こんなおばちゃんの話なんてつまんない
わよねぇ~

お邪魔しちゃ悪いわよねぇ~

透明「いえいえ
ウチの二人がお世話になってしまって、

本当に感謝しています

私が入院中は、気兼ねなく遊びにきてください
」

バ霊「あらっ
そぉ~お
おばちゃん、嬉しいわ~
それじゃぁ~、お言葉に
甘えて、たまに寄らせてもらうわねぇ~
」


おばちゃん、嬉しいわ~

甘えて、たまに寄らせてもらうわねぇ~

というわけで・・・断るに断れない状況の三人

バ霊「あっ
そういえば
透明ちゃんがこの病院に来た次の日にね
205号室に、小さな男の子が入院してきたのよ~
本当にかわいそうでねぇ~
」


透明ちゃんがこの病院に来た次の日にね

205号室に、小さな男の子が入院してきたのよ~

本当にかわいそうでねぇ~

透明「
・・・その子って、何の病気なんですか
」


バ霊「あらっ
気になる~
気になるわよねぇ~
」



透明「(うわっ
自分から話題振っちゃったよ~
しかも、その絵に描いたような切り返しが、
ウザさ満点なんですけど~~~~っ
)


しかも、その絵に描いたような切り返しが、
ウザさ満点なんですけど~~~~っ


え、ええ・・・・。」
バ霊「実はねぇ~
その子、原因不明の病気らしいのよ~
でもね
・・・これは、おばちゃんの予想なんだけど
あの子、きっと、何かに取り憑かれてるのよ
」


でもね


あの子、きっと、何かに取り憑かれてるのよ

透明「(あんたに取り憑かれている状態に近い私に
その話は・・・んっ
取り憑かれている
)
その話は・・・んっ


そ、その話
もう少し詳しく、教えてください
」


バ霊「あ、あらそ~ぉ
それじゃぁ、私が見たことだけ
話すわねぇ~
」

話すわねぇ~

ナゼだろう
・・・その話が気にかかる・・・ 。

続く ・・・。







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