占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

縁の園・鑑定111ー2

2017年11月29日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
(えにし)の園   



しばらくして・・・ウルサイのが

ようやく帰って行った


透明「はぁ~・・・やっと帰ったけど・・・

揚羽「・・・そろそろですかねぇ~

六羽「くる~くる~


私達の懸念・・・それは、この部屋に運ばれ、

意識がちゃんと戻った時から起こったこと・・・。



いや~~~っ今日も賑やかだったねぇ~

透明「き、きた

揚羽「ううっ

六羽「おばちゃ~ん

バ霊「ちょっと~聞いてよ~

   さっきね~302号室の浅川さんがねぇ~

   急に発作を起こしちゃって、大変だったのよ~

   あっ別に、私は大変じゃないんだけどねぇ~

   それでさぁ~、井川先生が飛んできて、もう大変で

   看護婦のしいちゃんもあいちゃんも、居ないもんだから、

    くどくどくどくど・・・・
。」

透明「・・・・・

揚羽「・・・・・

六羽「大変だ~~~ 


特に説明はいらないと思うが・・・おばはんの霊 である・・・。

実は、私がこの部屋に入ったとき、意識が無かった私を

不安そうに見ていた式神お二人様を元気づけてくれたのが

このおばはんの霊・・・ここでは、総称してバ霊とさせて

もらうがとにかくこのバ霊さん・・・喋ることが大好きで

 昼夜問わず、私が起きている時間は、ずっと喋っている

正直、かなり迷惑なのだが式神達がお世話になって

しまったのと、私が目覚めた時に、二人がお世話になった

御礼を伝えた際・・・。


バ霊「いや~っこんなにハッキリと、私の事視えてる人

   初めただわ~嬉しいわ~

   でも~、こんなおばちゃんの話なんてつまんない

   わよねぇ~

    お邪魔しちゃ悪いわよねぇ~

透明「いえいえウチの二人がお世話になってしまって、

   本当に感謝しています

   私が入院中は、気兼ねなく遊びにきてください

バ霊「あらっそぉ~お

   おばちゃん、嬉しいわ~それじゃぁ~、お言葉に

    甘えて、たまに寄らせてもらうわねぇ~


というわけで・・・断るに断れない状況の三人


バ霊「あっそういえば

   透明ちゃんがこの病院に来た次の日にね

   205号室に、小さな男の子が入院してきたのよ~

    本当にかわいそうでねぇ~

透明「・・・その子って、何の病気なんですか

バ霊「あらっ気になる~気になるわよねぇ~ 

透明「(うわっ自分から話題振っちゃったよ~

   しかも、その絵に描いたような切り返しが、

    ウザさ満点なんですけど~~~~っ
)

   え、ええ・・・・。」

バ霊「実はねぇ~その子、原因不明の病気らしいのよ~

   でもね・・・これは、おばちゃんの予想なんだけど

    あの子、きっと、何かに取り憑かれてるのよ

透明「(あんたに取り憑かれている状態に近い私に

    その話は
・・・んっ取り憑かれている)

   そ、その話もう少し詳しく、教えてください

バ霊「あ、あらそ~ぉそれじゃぁ、私が見たことだけ

    話すわねぇ~



ナゼだろう・・・その話が気にかかる・・・ 




        
           続く ・・・。

   


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縁の園・鑑定111ー1

2017年11月27日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
(えにし)の園   


弥勒庵攻略から3日目・・・。

未だ、身体の痛みに悩まされながらも、

久しぶりに思う存分眠ることができる

 幸せに浸っている透明先生

今も、夢の中・・・



透明「う、う~ん


身体が熱い

やはり、まだ熱っぽいのか


透明「・・・・うっ・・・ううっ


何だろう・・・身体が重い・・・。

息苦しい感じがする・・・。

まあ、あれだけの怪我をしたのだから、

仕方がない


透明「うううっ・・・・ううっ


何だろう凄く周りの音が鮮明に

沢山の声がする・・・どんどんウルサくなってくる

これは、夢なのか

それなら、早く違う夢に変わってくれないかなぁ~・・・。


透明「むっ・・・うううっ


 円「いいじゃ~ん

 陣「ダメだよ円~~~~っ

揚羽「ま、円さまちょ、ちょっと

 昴「はぁ~・・・まったく

六羽「あはははははっ

 怜「・・・六羽・・・可愛い・・・

 円「あはははははっ

   寝てるのに、起きてるよ透明~ 

 陣「お、おいそれ、油性だぞ

 怜「くくくくくっ

 昴「おいおい

 円「あはははははっついでに、唇の上に口開けた

    ところ、書いちゃお~う

六羽「お~う


ガシッ 


何かの気配を感じて、その物を掴む・・・。


 円「イッ

透明「うるさ~~~~~~~~~い

   人が、気持ちよく寝てるのに~~~~

   ここは、病院だぞ~~~~~

    いい加減に
・・・しろ


あれっ夢じゃなかったのか


 昴「ぷっ・・・くくくっ

 怜「うっ・・ぷっ・・くくっ

 陣「と、とう・め・・・くっ・・・あはははははっ

 円「ぎゃ~~~ぁははははははっ 

六羽「あははははったのし~~~い

揚羽「うっ・・・ぷぷぷぷぷっ

透明「


何だ何だこの爆笑は


透明「・・・・ま、まさか

   六羽鏡持ってきてくれるかい

六羽「うん

 円「あっ


手鏡をのぞき込む・・・。


透明「・・・くっ・・・ぎゃ~はははははっ 

   イテテテテテッ 

 円「バカねぇ~まだ、無理しちゃダメじゃな~い

透明「ううっ・・・な~に~し~て~くれてんねん 
   
   このバカ女~~~~っ 

 昴「ううっ・・・やばい・・・くくくっ

 陣「ま、まずい・・あははははっ

   その顔で・・・怒らないで・・・ぎゃははははは

 怜「うっ・・・も、もう・・・あはははははっ

揚羽「ぷるぷるぷるぷるっ


この後・・・怒っても笑いにしかならない状態が続き

怒り疲れた私は、ベットに吸い込まれる・・・



 円「あははっ、はあ、はぁ、は~ぁ~

   笑い疲れた~

 昴「はぁ~っ

 陣「と、透明~大丈夫~

 怜「し、死ぬかと思った・・・

透明「お前らなぁ~

   はぁ~・・・疲れた・・・。

   まどか~お前、責任持って落とせよ

 円「わかったわよ~


コンコン


看護師「透明さ~ん点滴を換えますねぇ~

    ・・・ぷっ・・・くくくっ


もう、好きにして・・・


そんなこんなで、キョウダイ揃い踏み

いずな婆さんの計らいで、個室に入れてもらえたが、

毎日のように、いたずらをしてくるコイツラを

誰か止めてくれ~~~っ 

それに・・・この部屋には、もう一つ問題が・・・ 




 
       続く ・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー30

2017年11月25日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 30 




港に何とか着いた私たちは、

港にある無線のような電話機で連絡をとる


それから、しばらくして・・・

もの凄い爆音と共に、海上を爆走してくる

一台のクルーザーが



透明「おいおい、嘘だろ



前方の上の方・・・どう考えても運転席に

見慣れたババアが・・・・


クルーザーは、島のギリギリまで近づくと、

その横から尼野辺さんが、立派なゴムボート

出している

あんなのあるなら、最初の時に出してくれれば

 良かったのに
・・・と思いながらも、

二人が到着するのを待っていた・・・・。



いずな「透明ちゃん無事かい


半分、死んでましたけど

っと、ツッコミどころ満載の最初の言葉に、

反撃する気力もなく、ただ首を縦に振る・・・



尼野辺「透明様お疲れ様でした

    とうとう、攻略されたのですね


尼野辺さんの言葉にも、力なく首を縦に振る

 透明先生
・・・



いずな「尼野辺何してるんだい

     早く、透明ちゃんを船に連れて行きな
 

    医者も連れて来てるんだ

    しっかり働かせな

尼野辺「は、はい


へぇ~一応ちゃんと用意してくれてたんだ・・・。


尼野辺「いずな様は

いずな「くくくっ・・・・流石だね~

     結界が、まるっと消えてるよ

    わたしゃ、ちょっくら弥勒庵を

    見てくるからね


そう言うと、妖怪ばあさんは茂みの中に消えていった・・・。

それからのことは、何となくしか覚えていない

船に引き上げられ、待機していたお医者さんに点滴をされ、

安心したのか、深い眠りに落ちていった・・・

気がついたのは、翌朝の病院のベットの上

意識が戻ってから聞いた話・・・骨折やら打撲やら、

 筋肉の裂傷やら、とんでもない数の身体の損傷
があったようで、

ぐるぐる巻き状態に

2ヶ月の入院とか言われてしまったのだが、

皆さん御存知の通り、骨の回復だけは異常に早い私は、

一週間程度で、骨に新しいカバー骨が出来上がり、

二週間ちょっとで退院を向かえる・・・。

(次回は、この入院中にあったお話で~す)


透明「はぁ~~~~っやっと退院だよ~ 

最臥「本当に、もう大丈夫なのかい

透明「はい絶好調です

最臥「しかし・・・お医者さんも相当驚いて

   いたけど、本当に特殊な身体をしている

透明「あははははっ

   最臥さんわざわざ来ていただいて、

   本当にありがとうございました

   それと・・・。」

最臥「わかっているよ神凪くんのことは

   任せておいて

   君の望みどおり、沢山世界を見せてあげる

    ことにしよう

透明「ありがとうございます

最臥「狩理とも気が合いそうだし、早速どこかで

   手合わせしているみたいだよ

透明「あははっ二人共武闘派ですからね

最臥「もし、神凪くんの調整が終わったら、

   私は、彼の望むようにしたいと想っている

透明「

最臥「いや、私のスタンスを君に一応伝えておこうと

   思ってね

透明「は、はいありがとうございます・・・

最臥「ところで、弥勒庵の方はどうなったんだい

透明「ええそこは、私の分野では無いので、

   詳しくは聞きませんでしたけど

   新しい礎を築くのに、もう少し時間が掛かる

   みたいです

   今度は、老朽化しても安全に更新できるように

    作るみたいです
から、今回のようなことは、

   もう無いと想います

最臥「そうかそれはよかった

   君の功績だね

透明「いいえ功績なんてどうでもいいんです

   どちらかと言うと、私自身が興味があった

   だけでして・・・。」

最臥「君の師匠の視てきた世界かい

透明「はい

最臥「くすくすっで、どうだった

透明「ニコッ益々、この世界が好きになりました 

   まだまだ、知らないことが沢山ある

   ワクワクが止まらないです

最臥「あはははははははっ

   実に透明くんらしい答えだ

   君は、そのままで行きなさい

   きっと、君の未来には、まだまだ沢山の

   知らない世界が待っている

   どんな困難が待っていても、きっと君は

    最後の最後まで楽しんでしまうのだろう

   私も陰ながら応援しているよ

透明「はい


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


古今東西~

  皆様コレに語られますは、

         今は昔の物語
 


さ~て、この話

  現実と取るか、夢物語と取るか

    それは、皆様のお気持ち1つでございます


古より連綿と続く、この世の成り立ちには、

沢山の人々の木人図が絡み合って構成されとぃると

言われております


優しくも厳しいこの素晴らしき世界 


次の世も、今は昔の物語

連綿と綴られてゆくことでしょう


そして、この物語の主人公は

そうあなた自身でございます
 


良き物語も悪しき物語も、最後はハッピーエンド

結ばれますように、物語を綴ってゆくことといたしましょう


ではでは、まだまだ続く、皆様の物語を

 語って参りたいと思いますが
・・・・。


それは、またの機会にて 






           





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今は昔の物語・鑑定110ー29

2017年11月23日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 29 




ううっ・・・何だか、うるさいぞ・・・

人が気持ちよく眠っているのに・・・。

あれっ

・・・・揚羽と六羽が泣いてる・・・。

どうしたんだよ

何がそんなに悲しいんだ

 私は、ここにいるよ

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・んっ

えっ・・・・あれって・・・私



意識が覚醒する



透明「(どえ~~~~~~~っ

    私、出ちゃってるじゃん

     臨死状態とか、久しぶりすぎ~~~
)」


揚羽「ご主人様~~~ 

   ああ、どうしたらどうしたら

六羽「オロオロオロオロ


透明「(おいおい

   ちょっと、冷静になってくれ

   しかし、困ったぞ

   臨死体験なんて、子供の時以来だから、

    ちょっと新鮮だけど、さすがにこの状況は・・・
。)」


カバンの中の宝石が煌めく



神凪「おい落ち着け

揚羽「へっ

六羽「

神凪「カバンの中だ

    早く私を取り出せ

揚羽「は、はい


揚羽が、カバンから宝石を取り出す・・・


揚羽「な、なんですかこれ

六羽「キレ~~

神凪「そんな呑気なことを言っている場合じゃない

    早く、私にお前たちの気質を分けろ

揚羽「な、何を急に言っているんですか

   な、生意気です

神凪「お前たちのご主人を、このまま見殺しに

    したいのか

揚羽「えっ

六羽「む~~~~ぅ



六羽が、ルビーに気力を充填する

慌てて、揚羽もそれに続く・・・・。



神凪「よし 


突然、ルビーから式神が現れる

驚いた二人をよそ目に、神凪が私の身体の前に

伸し掛かるように立つ



神凪「こいつは、仮死状態だ

   早く処置すれば
 
・・・・・。

  はぁ~~~~~っふん 


神凪の拳が、寸分違わず心臓目掛けて

飛んでくる・・・・一撃、二撃三撃 


透明「(お~~~い神凪さ~~~ん

     もう少し、丁寧にできないですか~~~
)」


神凪の拳が、私の身体にめり込んでゆく・・・。



ドクン 


神凪「

揚羽「

六羽「


透明「(おっ)」


身体というより、霊体が突然引っ張られる



透明「・・・・・。」


ドクン


神凪「・・・・。」


ドクン


揚羽「・・・・


ドクン 


六羽「「ご主人たま~帰ってきて~~~ 


ドクンドクン  


透明「ぷは~~~っ 

   痛いわ~~~~~~~~~っ 

揚羽「ご主人~~~~~っ

六羽「ご主人たま~~~~~っ


二人が、抱きついてくる


神凪「ふ~っ・・・しかし、生還最初の言葉

    それとは・・・・
 
 
。」

透明「だって、仕方ないだろう~

   もう少し丁寧にやれよ~

神凪「助けられておいて、その言葉は何だ 

透明「あっそうだよね

   ありがとう・・・・って

   大半の原因は、神凪じゃないか~

神凪「うっ・・・・さ、さて、我はそろそろ

   気力がなくなるのでな

    戻るとしよう・・・・
 
。」

透明「あっ・・・・逃げた

揚羽「ご主人様

六羽「ご主人たま~

透明「ご、ごめんな

   外についたと想ったら、気が抜けて

    しまった
みたいで・・・。」


私は泣き崩れている二人の頭をなでる・・・


透明「心配かけたね・・・・ただいま

六羽「わ~~~~んおかえりなさい~~ 

揚羽「わ~んわ~ん

透明「くすっ・・・子供みたい・・・

   でも、これで・・・



弥勒庵完全攻略完了 


私は、泣き止んだ二人に神凪のことや、

弥勒庵の中であったことを話して聞かせる

この後、身体を状態を見ながら、応急処置をした私は、

尼野辺さんに連絡をとる為に、港へを目指した・・・。



次回、ファイナル

 長かった今は昔の物語もフィナーレを向かえる・・・
 



  
          続く ・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー28

2017年11月21日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 28 



神凪「・・・・終わったのか

透明「うん神凪は、大丈夫

神凪「・・・うむ・・・いらぬ心配をかけた・・・。」

透明「くすっよしそれじゃぁ、帰ろうか


身体の痛みは、時間が経つごとに強くなる・・・。

しかし、心は晴れやかだった

古(いにしえ)からこの国を護っていた礎(いしずえ)は、

その役目を終え、これから続いてゆく未来に対して

 新たな礎として生まれ変わる
・・・。

そんな、時代の変わり目に立ち会えたことを

誇りに想いながら、また埃まみれの弥勒庵を

登ってゆく


透明「はぁはぁ・・・神凪・・・もうすぐだよ

   きっと、神凪も気に入ってくれるはず

   はぁはぁ・・・日の光、溢れる世界が

    待ってるよ

神凪「お、おい大丈夫か

    血の気が引いているぞ


私は、登り続ける・・・。

最後の階段

そこを登りきれば、世界は待っていてくれる・・・。

一段一段、踏みしめながら、帰ったら何をしようとか

 どこに行こうとか、そんなことばかりを考えていた

そして、最後の一段を踏みしめたところで、

目の前に、私が安心できる光景が目に映った・・・。



揚羽「ご主人 

六羽「おかえりなさ~い 

透明「ああ・・・ただいま・・・にこっ

揚羽「ご・・・主人

六羽「


安心しきってしまったのか

その場で勢いよく地面に倒れ込み

動かなくなった透明・・・。


揚羽「ご主人・・・ご主人様 

六羽「ご主人たまどうしたの


目の前が暗くなる・・・・。


あれっどうしたんだ

 身体が動かない
・・・・。

揚羽と六羽が・・・何か叫んでる・・・。

うわっ寒っ

どんどん、身体が冷たくなって・・・。

でも・・・何だろう・・・眠たくなって・・・

き・・・た・・・

ああ・・・帰って・・・これたんだ・・・

このまま・・・少しだけ・・・ほんの少しだけ

・・・・眠っても・・・いい・・・よ・・ね・・・。


揚羽「ご主人ご主人 

六羽「ご主人たま~~~ 


揚羽が、私の胸に耳を押し当てている・・・。



揚羽「うそ・・・。」

六羽「

揚羽「心臓の音が・・・聞こえない

   ・・・・止まってる 

六羽「



・・・・心肺停止・・・・。



揚羽「ご主人様~~~~ 

六羽「いや~~~~~~っ 





           続く ・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー27

2017年11月19日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 27 



天膳「ああああああ~~~っ  


うわ~っムチャムチャ殺気立ってる


透明「ふぅ~・・・や~めた 

天膳「ああああ・あ~  

透明「だ~か~ら~やめたやめた


天膳さんの狂気がおさまってゆく・・・。


天膳「・・・・・どういうことじゃ 

透明「だから~やめたって言ったでしょ

天膳「


かなり困惑中・・・くすっ


透明「正直に言いますね

   この法陣式を先程言ったように書き換えて

   崩してゆくことは、簡単です (嘘つき~)

   先程の方法ならば、5842に、もう一つ

   書き換えれば、26になり、ドンドン崩れて

   ゆきますよね

天膳「ううっ ・・・・。」

透明「もちろん、天膳さんが邪魔をしようとしても、

   私は貴方の式神を倒してきたのですよ

   勝てると御思いですか

天膳「・・・・・

透明「ですが、私がこの法陣式を崩すのは止めます

天膳「ほ、本当か 

透明「ええ私はこの法陣式を崩しませんが、

   誰かが崩さなければいけません

   ということで、この法陣式は、作り上げた

   貴方が崩してください

天膳「な、なに 

透明「だって、天膳さんにとって、この法陣は、

   一生をかけた最高傑作でしょ

   そんな大切なモノを、どこの馬の骨とも

   知らない術者に崩されていいんですか

天膳「なっ  

透明「嫌でしょ

   それに、私の崩し方は、美しくない

天膳「

透明「ですから、創設者である天膳さんが、自ら美しく

   法陣式を分解して、想いを遂げた方が良いと

    思うんです

天膳「・・・・・


しばらく時間が流れる・・・・


透明「はぁ~・・・仕方がない

天膳「い、いや儂がやる 


いよっしゃ~~~~~~~っ 

心の中でガッツポーズ

正直、これ程の法陣式を崩せる体力も気力も残って無い

もし、ノッてこなければ、観似手を使い、自爆してでも

法陣式を崩さなければならなくなっていた

ギリギリの駆け引き 何とかなったようだ



透明「いいんですか

天膳「ふんお主なんぞに崩されるところなど

   見たくないわい

   見ておれ儂が作り上げた最高傑作は、

    儂が美しくこの世から送り出してやるんじゃ 
 
 
 



そう言うと、天膳さんの思念体が法陣式に手をかける・・・

私は、彼の動きの全てを視てとる・・・。

そこにいたのは、この国を愛してやまない少年の頃のような

 天膳さんの姿があった


天膳「・・・・・終わった ・・・・。」

透明「お見事です

天膳「ふん・・・・お・・・ぬ・・・・ 。」

透明「



法陣式を失い、それをエネルギーにしていた全てのモノは

 停止してゆく
・・・この天膳さんの思念体も


天膳「・・・・ニコリ 

透明「・・・・・ありがとうございました 


私は消え行く天膳さんの思念体に頭を下げ送り出す・・・。


辺りは静寂に包まれていた 




           続く ・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー26

2017年11月17日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 26 



天膳「申せと言っておるのじゃ 


くすっさ~て、体中の痛みのせいか、返って頭が

ハッキリしているから、絶好調だぞ


透明「惜しいと申しておるのです

天膳「だから、何が惜しいのじゃ 

透明「天膳さん貴方の法陣式は完璧です

   どの形から法陣式に触れようとしても、

   箸で米粒を掴むが如き繊細さ

   米粒ひとつ落とそうものなら、コチラの

   命も落としてしまう・・・。」

天膳「そうであろうじゃが、お主は惜しいと

   言うた

    どういう意味じゃ
 

透明「言葉、そのままです

   完璧過ぎる法陣式ゆえ、弱点も目立つ

天膳「じゃ、弱点じゃと

   ・・・・・プッ・・わはははははっ

   お主、はったりをかけておるな

   この法陣式に弱点など存在しない

    お主が今、完璧というたではないか
 

透明「そうですね完璧です

天膳「ははははははっ語るに落ちたわぃ 

透明「これは、一本取られました

   ですが・・・それは、このままでの話

天膳「


法陣式の周りを半周する


透明「もし、ここの文字がではなく、に変わったら

   どうなると思いますか

天膳「ダをベに

   ・・・・・・・

透明「そう58面体立体構成の法陣式・・・。

   この形を見た時に、気づいちゃったんです

   あるものに似ていると

天膳「


法陣式の構成は、単純に平面が多い

しかし、中には立体を構成したものも存在する

その法陣式でも、多くて12程度の面で構成されている

のが主流だが、58面で構成している法陣式ともなれば、

その細かさ綿密さ、強度は計り知れない

だが、この法陣式は形は違えどあるものにそっくりだった

それはダイアモンドのカット

ラウンドブリリアントカット

この法陣式が組み上がる際に、応用したのであろう

このカットは、強度も美しさも反射率も半端ないもの


透明「しかし、一度構成を視てしまえば・・・。」

天膳「な、何だ、その眼は 

透明「天膳さん知っていましたか

   この世には、法陣を簡単に書き換えることができる

    能力をもった化物がいる
 
ことを

天膳「あ、あ、あ、あ、あ、あっ 


うっげ、限界


透明「ふぅ~(危ない、危ない・・・逝っちゃうとこだった)

   ということで、早速、解体しちゃいましょうか

天膳「ま、待て待ってくれ 

透明「はい

天膳「お、お主の力は、わかった

    しかし、この法陣式は、この国の礎じゃ
 

透明「天膳さん・・・貴方がこの法陣式を作ってから、

   どれほどの時間が流れたか・・・知っていますか

天膳「

透明「すでに、この弥勒庵はボロボロです

   老朽化も激しく、組み上げた法陣式の半分が

   まともに働いていない・・・。

   このまま行けば、いつか、この弥勒庵が

    この国をダメにしてしまう可能性がある
んです

天膳「なっ 

透明「ですから、この国に厄災が降りかかる前に

天膳「信じるものか~~~~

   さ・・・させんぞ~

    ・・・・・この法陣式だけは
 
 



天膳さんの思念体から狂気が膨らんでゆく 



はぁ~・・・完全に我を失ってる

ボロボロの身体・・・まともに能力も使えない・・・

さて、どうするか 




         続く ・・・。





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今は昔の物語・鑑定110ー25

2017年11月15日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 25 


ガチャ 


大きな音と共に、最後の部屋の扉が

開かれる・・・。


透明「なっなんと 


私の目の前には、とてつもなく大きな

法陣式が空中で舞っている


透明「こ、こいつは・・・とんでもない


外からひと目見ただけで、この法陣式が

どれほど複雑で、合理的な代物かがわかる・・・。

もちろん、それと同時に、この法陣式を

破壊するという無謀さも痛感できた・・・

私は、法陣式を中心に、部屋を回ってみる



透明「なんて・・・素晴らしいんだ・・・


同じ法陣式を追求する者として、これほど完璧な

法陣式を見たことがなかった



透明「・・・・・

神凪「どうした

透明「いやどうやって手を付けたらよいのか・・・

神凪「・・・・。」


目の前に展開されている法陣式は、まるで複雑な知恵の輪

のように複雑に絡み合っている・・・。

最初の一手を間違えただけで、全てが徒労に終わることも

 自分自身の命の灯火が消し飛ぶことも理解できてしまった


へんな汗が止まらない



透明「・・・・どうやって

   ・・・・


私は異様な気配を感じ、扉の方を視る



どうじゃな手が出まい・・・。」

透明「誰だ

神凪「ご、ご主人様 

透明「


目の前にゆらゆらと形作られたその人物は、

神凪の反応を見れば、直ぐにわかった


透明「狗神 天膳(いぬがみ てんぜん)さん

天膳「ほぉ~儂を知っておるのか

神凪「ご主人様神凪めにございます 

天膳「して・・・儂の法陣式をどうする気じゃ

透明「神凪・・・残念だけど、あれはお前のご主人様じゃ

   ないよ

神凪「

透明「多分、この部屋に一生を捧げた狂人の思念体・・・。

   お前のご主人様は・・・

神凪「言うな・・・・わかっておる。」

透明「・・・神凪は、休んでいてよ

神凪「わかった・・・後は、任せる・・・。」


物悲しい感情が流れ込んでくる・・・


透明「さてと

   (思念体になっても、この反応・・・多分神凪の声は

     聞こえていない・・・要は、昔版AIってところか・・・。
)」

天膳「どうじゃな素晴らしいであろう~

    儂の最高傑作じゃよ

透明「天膳さん貴方は、この場にどれほどいらっしゃって

   いるのかご理解されていますか

天膳「んんっ

    お主は、誰じゃ

透明「(まずいな・・・かなり不安定だぞ・・・)

   私は、透明と申す術者でございます

天膳「う・・む・・・その術者が何をしにきたのだ

透明「はいこの法陣式を解体せよとのご命令を受け

   参じました

天膳「な・に・を~儂の最高傑作を壊しに来たと

   いうのか~~~

   くくくっ・・・はははははっ・・・あ~ははははっ

   笑わせてくれる

   お主ていどの術者が、儂の傑作を

   儂がこの法陣式を組み上げてから、ここに現れたのは、

    二人目じゃが、そいつも結局諦め、何もせずに帰ったぞ
 

透明「(・・・二人目)

   そうでしたか・・・いや~っ確かにこの法陣式

   見事なものですなぁ~

天膳「そうであろうそうであろう

透明「しかし、それゆえに惜しい

天膳「んっ何を言っておる

透明「いや~っ本当に惜しい

天膳「だ、だから、何が惜しいのじゃ 



くすっ乗ってきた ・・・・。



次回、透明VS天膳・・・討論対決です 



 
         続く ・・・。
   



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今は昔の物語・鑑定110ー24

2017年11月13日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 24 




透明「けほっ


呼吸を整える透明先生・・・。

呼吸が整った第一声


透明「か~む~な~ぎ~~~~っ  

   何で嘘つくんだよ~~~~っ  

神凪「馬鹿を申すな

   我が思い出している最中に走り出したのは

    お主であろううが~~~

透明「ううっ

   でも、死ぬところだったんだぞ~~~

神凪「はぁ~・・・お主は、死にたがりなのか

   生きたがりなのかはっきりせい

   無茶を平気でやる割には、生を信じ切っておる

    まったく、お主のような者を見たことがない

透明「へへへっちょっとは、興味出てきた

神凪「なっふざけたことを申すな

透明「

神凪「気づいたか

透明「う、うん・・・この階層が最後だね

神凪「いかにも・・・。」


この階層の一番奥だろうか

今まで感じたことが無いほどの霊圧を感じる・・・。

これが、この島の・・・弥勒庵の核となる龍穴

しっかりと意識を保たねば、意識が飛んでしまうような

恐ろしい感覚が流れ込んでくる・・・。

一体、この先に何が待っているのか

私は、ゆっくりと歩きだす・・・・。



神凪「おい待て

透明「えっなに

神凪「なにではないお主わかっているのか

透明「何を

神凪「この先に待っているのは、日ノ本最高の術式だぞ

    そんなボロボロの状態で、お主は何をしに行くのだ

透明「そんなの決まってるじゃん

   ここを形作っている法陣式を破壊する

神凪「

   ば、馬鹿な真似はよせお主、本当に死ぬぞ

透明「あれ~っもしかして、心配してくれてるの~

神凪「なっなにを馬鹿なことを

透明「くすくすっ冗談だよ

   でも、もし、ここで私が死ぬことがあっても、

   必ずここの法陣式だけは破壊してからにするよ

神凪「お主・・・。」

透明「まあ、死ぬ気なんてサラサラないけどねぇ~ 

神凪「はぁ~ 

透明「だって~ここで死んじゃったら、このことを

   ブログに書けないし

   代わりに昴とか円が透明の最後として書いていた

    としたら、めちゃくちゃ怖いじゃんか~

神凪「な、何を言って

透明「それに、こんな超~カッコイイ活躍の場で

   帰ってこれたら、ムッチャカッチョいいし

   モテモテかもしれないじゃんか~~~っ 

神凪「お、おい・・・落ち着け

透明「それに、それに、まだまだ、食べに行っていない

   スイーツ店もいっぱいあるし

   こりゃ~解決して帰るしかないでしょ~~~っ 

神凪「・・・・お主が言っていることが、さっぱり

   分からん

   ただ、全てが台無しになっていることだけは、

    何となくわかるぞ

透明「それに

神凪「ま、まだあるのか

透明「無事に、神凪との約束を果たさないとね

神凪「

透明「ということで最後の部屋に入りましょうか

神凪「・・・・ともしよう・・・。」

透明「くすっ



最後の部屋までは、一本道・・・。

途中でトラップなどがあると思っていたが、

多分、老朽化のせいで発動しなかったフシがある

そんなこんなで、最後の部屋の扉の前までやってくる

いよいよこの弥勒庵の心臓とご対面だ 




         続く ・・・。

   


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今は昔の物語・鑑定110ー23

2017年11月11日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 23 



どれ位の時間が流れたのだろう

意識を空へ・・・頭頂から下方へチャンネルを

 繋げ
、宇宙からのエネルギーを身体に巡らせる



透明「・・・・・・うしっ


目を覚ます透明先生・・・。



透明「う~ん・・・やっぱり、回復するにも

   コレくらいだと、完璧とは行かないか


気力、8割・・・。

回復するには回復したが、この部屋の攻略を

考えなければ、同じことの繰り返しになる・・・。



透明「・・・・・うわっ


意識がまだ覚醒しきっていなかったが、

徐々に覚醒しはじめて、周りの異様な光景に気づく


透明「まさか


先程、部屋の法陣式から自分を隔離するために描いた

法陣式の周りに、黒く光る存在がビッシリ



透明「こ、こいつら・・・そうか

   この部屋の気質は、こいつらに・・・

   道理で、デカイわけだ


悪趣味にもほどがある・・・。

この部屋に充満する、全ての気質は、この黒光りする

 ゴ○○リ達に、全て流れるようにできている

要は、この子達も、この場所で飼われていることになる



透明「趣味が悪すぎる・・・しかし、確かに

   これだけの繁殖力と、生命力を兼ね備えていれば、

   最強のガーディアンになりえるかも・・・・。」


そんなことを考えながらも、もし、この部屋の仕掛に

気づいていなければ、この子達の栄養になっていた

ことを思うと、ゾッとしてしまった



透明「さて・・・どうするか

   おっそういえば、今なら大丈夫かも

   お~い神凪

神凪「・・・・なんだ

    聞こえづらいのだが・・・
。」

透明「やっぱり、お前の気質もある程度は

   取られてしまうんだね

神凪「

透明「そんなことより、この階のこと、何か知らない

神凪「んっ・・・・この階層は、ただ部屋があるだけだが

透明「それがさぁ~


私は、一番奥の部屋の階段が埋まってしまっていることや、

この階層にハラれた魔法陣について、神凪に話してみる・・・。


神凪「・・・・・おかしいぞ

透明「えっ

神凪「この階層の下への階段は、途中にある3番目の部屋の奥に

    あるはずなのだが

透明「



やられた

今まで下への階段が、素直に設置されていた為に、

基本的なトラップに引っかかってしまっていた


透明「さ、三番目の部屋って

神凪「んっ確か・・・左・・・。

透明「わかったありがとう

神凪「あっお、おい


私は、全力で三番目の左の部屋に向かって走り出す

ここは、気力の勝負

気力を吸われるスピードと私が下の階へ降りるスピード

どちらが早いかだ


三番目の左部屋に入り、辺りを見回す


透明「えっな、ないじゃんか~~~っ

   げ、幻覚か


意識を集中する


透明「ちが~~~~うということは、

   神凪のバカタレ~~~~ッ 


右の部屋に飛び込む


そこには、大きな割れた鏡が


透明「あった



鏡の奥には、小さな部屋があり、そこに階段がある

私は、急いで階段を降りた



ザザ~~~ッ  


もの凄い勢いで階段を降りた為、埃がとてつもなく

舞い上がる



透明「ゲホゲホゲホゲホッ

   ・・・・・・・・よっしゃぁ~~~~ 

   ゴホゴホゴホゴホッ 


そりゃ~ほこり吸い込むだろう・・・



第四関門突破

 次回、最後の階層が・・・・
 




 
        続く ・・・。





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今は昔の物語・鑑定110ー22

2017年11月09日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 22 



私は、魔法陣の中央に坐し呼吸を整え

両手を膝の上に広げる


透明「す~~~~~っ



近年は一般的になってきている瞑想というものには、

色々なやり方が存在していると思います

どれが正しいのか間違っているのか

気になるところですが瞑想の定義には、

絶対に外してはならない約束事が存在します

もともと瞑想の目的は、宇宙と繋がること

人間も広大な宇宙の1つであることを意識し、

宇宙の一部であることに立ち返り、空間と溶け込み

空気になり自然の一部となり宇宙になることで、

エネルギーを調整したり、身の浄化をしたり、

色々な体内環境を整理することができたりもします

それ以外にも、外界と繋がる方法として瞑想は使われ、

動物自然人間神仏と溶け合うことで、真理に

たどり着いたりする人もいます

もちろん、宇宙と言われるものの成り立ちや、その意思とも

繋がれる瞑想は、自分を空にすることから始まりますが、

基本は、意識や肉体を外へ開放し、己を客観的に見ることが

できる方法として、内から外へ外から内へ、そして、

外の外へという、確固たる定義が存在してることになります

よく勘違いされるのが、瞑想で己を見つめ直す

自己啓発をする己と向き合うという内観的な方法

実は、瞑想でも自分自身を客観的に見つめることは

できるのですが、本来、内観を鍛え、己と向き合うのに

適しているのは、禅と呼ばれる方法です

禅は、完全な内観法とされ、人が人として成り立っている

事への理解や、悟りを促す方法として使われたりします


まあ、難しく説明するとこんな感じになってしまうのですが

ぶっちゃけて説明すると、どちらも、意識を深く潜らせ

無の状態を作り出すのですが、無というのは決して、

 意識が無い状態ではない
ので、意識をトランス状態に

 移行するという表現が正しいのかもしれません

その後は、外へのアプローチをするのか

自分自身のインナースペースにアプローチするのか

が決まってくるのですが、この時に大切になるのが、

手の位置呼吸になります

最近は、ネットや本などで瞑想を説明している記事も

多いのですが、基本的には、やり方と意識のもってゆき方

を中心に説明されているものが多い気がします

ですが、瞑想や禅でいちばん大切なのは、手の位置

呼吸の仕方です


瞑想の場合 、座った状態で手を広げ、膝の上に両手のひらを

上に向けて置きます、座り方は安定する座り方であれば、

椅子に座っておこなってもOKです

両手も、手の位置を安定させエネルギーの循環を意識する

場合は、親指と人差し指をくっつけ、宝珠の形を作って

おこなっても良いと思います

呼吸は、鼻呼吸鼻から吸って鼻から出しますが

この時、呼吸は胸では無く、お腹でするイメージをして

みてください


次に、禅の場合 ですが、禅は座禅でおこないます

足が痛い場合は、身体を安定させられるようであれば

アグラでおこなっても大丈夫です

禅の場合は、両手の位置を丹田(臍下三寸の位置)に組み、

親指と親指をくっつけ宝珠の形を作ります

そして呼吸は、鼻から吸って口から吐く、腹式呼吸です

どちらも、寝てしまわないように半眼が基本ですが、

トランス状態は、意識のある眠り に近い状態なので、

慣れるまでは寝てしまっても問題はありませんからね

てなわけで、簡単に説明しちゃいましたが、

要するに、外へ開放する手の位置と呼吸

内へ潜る手の位置と呼吸をしっかりと意識して

おこなえば、瞑想と禅の基本は完璧ですので、覚えておいて

くださいね~

(もっと詳しい瞑想法や禅法は、

  また別の機会にお話ししますね
)



さて、弥勒庵へ戻って・・・・


透明「す~~~~~っ・・・す~~~~っ


私は、深く深く意識を落とし込み、

 身体を開放する
 
・・・。






           続く ・・・。





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今は昔の物語・鑑定110ー21

2017年11月07日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 21 



気力吸収型魔法陣

色々な媒体に力を流し込むことができる法陣式は

昔から考え出されていたものだが、ここまで

気づかず気力を吸われてしまう法陣式は

初めてだ


透明「う~む

   こりゃ~マズいな~


気力は、人間が生きるために必要なエネルギー

それは当たり前のことかもしれないが、このエネルギーが

尽きてしまえば、立っていることすら出来なくなる

もちろん、霊力も能力も、この気力と言われる

 エネルギーがなければ、作動させることができない

特に、霊力や能力には、それなりの代償が掛かるため、

普段の生活よりも多い量のエネルギーが消費される

通常、人が生きる為に持っているエネルギーの量が

100とすれば

食事をし、消化するのに10

仕事や家事で身体を動かす平均が30

睡眠をするだけでも10必要とされている

そして、能力の発動には、1回使用する量として、

20の気力が消費され、使い続ける時間により、

 ドンドン気力は消費されてしまう
・・・。

もちろん、気力というものは、溜めるための器を大きくすれば、

通常より入る量が多くなるため、能力を自在に操るためには、

気力の器を広げる修業をするか

代用の器を手に入れるかしか、器を広げる方法はない

私も幼い頃から、この器を広げ続けてきていたのだが、

この部屋に来るまでに、半分の気力を取られていた・・・。



透明「う~ん・・・・今まで使った気力の量を考えると、

   神凪戦を終えた時点でも、気力は25%くらいしか

   使っていなかったと思うから・・・げっ

   たかが、部屋探しをしていただけで、同じだけ

   気力を持って行かれたことになるじゃん

   こぇ~~~~っ

   これは、やっぱり、気力を回復させてから

   挑んだほうが得策か・・・。」


私は急いで、地下三階に戻るべく歩きだす・・・。



透明「はぁはぁ・・・・あれっ

   おかしいなぁ~

   確か、ココらへんに・・・・


戻ってきた道は、そんなに難しくない道のはず・・・

先程降りてきた階段は、確かにこの場所にあった

はずなのだが



透明「う、うそ・・・・

   もしかして、幻術にハマってる


徐々に、足に力が入らなくなってきている

ことに気づく

その上、意識も少しモヤがかかっているような感覚

陥っているようだ


透明「仕方がない・・・こうなれば・・・



最悪のことを想定して、残った気力で

小さな魔法陣を床に描く・・・。



透明「保ってくれよ

   バイ・テ・ローウ・・・ゼド・・・ 。」



魔法陣にゆっくり気力が注がれてゆく



透明「・・・・・・・・・・・・・。

   よし何とか、ギリギリ保ったか

   危なかった~

   先生に教えてもらっておいてよかった~


最後の手段で描いた魔法陣は、単純に外の法陣式の

 術式を遮断するだけの魔法陣
だった・・・。

しかし、こういった単純な魔法陣の方が、

何十年もかけて作った魔法陣よりも強いこともある

あと少しで、気力を全て持って行かれるところだったが、

咄嗟の閃きに救われた・・・

改めて師匠に感謝しなければ・・・。



透明「はぁ~・・・・少し深く潜るか・・・。」



私は、失った気力を取り戻すために、瞑想をはじめる・・・。


次回、少しだけ瞑想に触れたいと思います 





          続く ・・・。

   






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今は昔の物語・鑑定110ー20

2017年11月05日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 20 



どれくらい意識を失っていたのだろう

目が覚めた時には、先程とは違う感じの光源

部屋を照らしていた・・・。


透明「あつつつつつつつっ  

   うわ~っ結構腫れちゃってるよ~


至る所、ボロボロ・・・


透明「まあ、痛いのは生きてる証拠

   でも、この光の感じって・・・・。

   あの~

   神凪さん聞こえますか~


一人、大きな石に話しかけているオジサン・・・。

はたから見るとちょっと痛い・・・


神凪「聞こえはするようだ・・・。」

透明「よかった返事が無いと、さすがに痛い人

   みたいだったから・・・

神凪「痛い人何だ傷が痛むのか

透明「いやいやそういう意味じゃないという

   ことでもないんだけど、そういうことじゃ

    ないんだよねぇ~

神凪「お主が何をいっているのか

    皆目検討がつかん

透明「ご、ごめんね

   ところで、私・・・どれほど寝てた

神凪「・・・・ふむ・・・感覚的には、一日という

    ところか

透明「ま、まじで

神凪「

透明「あっごめんごめん

   本当にっていう意味なんだけど・・・。

   そっか・・・丸一日・・・。

   と、とにかく、急がなくちゃ



こうして、リックに神凪石を仕舞い込み、再度動き出す

地下三階の奥には、下へと続く階段が・・・


そこを、ゆっくりと降りてゆくと


透明「く、暗い・・・


またもや、深い闇の世界に・・・。


透明「くくくくくっ

   透明に抜かりなし

   こんなこともあろうかと

   もう一本懐中電灯を持ってきていたのだ~

   ポチッと

   ・・・・・つかない~~~~~~っ 


そして、お約束の・・・



透明「チャラララン~で・ん・ち~~~~~っ 



もう、いいから・・・


電池を入れて、スイッチオン



透明「おお~っ安定の光だよねぇ~


カバンの中の神凪くん・・・。

(神凪「なんてうるさい奴なんだ・・・。

 我はこれから・・・大丈夫だろうか
」)

なんて、考えているに違いない・・・


そんな予想をしながら、辺りを探り出す



透明「んっ

   ぎょぇ~~~~っ 


透明がライトを照らした先には、びっしりと

 壁に張り付いた、黒き原住民がお出迎え
・・・。


透明「こ、ここのゴ○○リ・・・でけ~っ



流石の透明も苦手である・・・



そんなこんなで、いくつもある部屋を空けて回るが・・・。



透明「何もない・・・えっ

   もうゴール


廊下の奥には、いつもの大きな扉

その扉を空けてみると・・・・。


透明「お約束の階段発見


急いで駆け寄る


透明「・・・・・うそ・・・だよね・・・


がっくりと膝をつく透明先生

部屋の中央にある階段には、下にゆくための

穴がない

いや、これは、埋まっているといった方が正しい

恐ろしい程の脱力感が、襲ってくる・・・。



透明「・・・・マジか・・・・


今までの苦労を踏みにじられたような感覚が

透明を支配して行く・・・・



透明「い、いやまだ、何か方法があるはずだ

   神凪

   お前、この先のこと、何か知らないか

神凪「・・・・・・・・。」

透明「あれっ神凪

神凪「・・・・・・・・。」


脱力感がドンドン募ってゆく・・・。


透明「お~い神凪さ~ん

神凪「・・・・・・・。」

透明「・・・・・・・。」


いっこうに返事がない・・・・


透明「

   いや違うこれは


何かに気づき、辺りを見回す


透明「間違いない

   神凪が返事をしていないんじゃない

    私が聞こえないんだ

   そして、この脱力感は、気持ちからきている

   ものじゃない

   これは、確実に・・・・吸われている 



次回、第四関門の正体が 




       
           続く・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー19

2017年11月03日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 19 



お前は、人間を舐めすぎなんだ

の言葉に、キョトンとしている神凪・・・。



神凪「

透明「私が使ったのは、人間なら誰でも持っている

    潜在能力だ

   人間を知らず、常に自分のほうが上なんて

   考えているから、足元をすくわれるんだよ

神凪「くっ

    ・・・もういい・・・殺れ
 

透明「ばぁ~か誰がそんなことするか

神凪「なに 

透明「私にも式神がいるんだけど、そいつが言ってたよ

   式神に恐れはないだから、消滅することも

   そんなに苦にはならないって・・・。

   でもねこうも言ってた

   広い見識を持つと、世界は興味に溢れている

   だから、今は後ほんの少しだけ、この世に

    存在していたいと想える
・・・ってね

神凪「

透明「ねぇ神凪

   ほんの少しだけ、この世界で生きてみない

神凪「

透明「あっそう言えば、あいつも最初、言ってたなぁ~

   敗者は、勝者に逆らえないって

   ということは、この場合は、私が命令するのが

    良いのかなぁ~

神凪「くっ・・・くくくくくっ・・・わははははははっ  

透明「

神凪「命令か・・・確かに、敗者は勝者に逆らえん

    だが、志だけは変えることはできんぞ
 

透明「そうだよねぇ~

   う~~~~~ん・・・・う~~~~~ん・・・

神凪「・・・・・お主・・・本気で悩んでいるのか 

透明「当たり前じゃない

   何百年も変わらなかった志って、どうやって

    変えたらいいんだよ~

   難しすぎるだろ~~~

神凪「・・・・・。」

透明「それに・・・。」

神凪「

透明「このままは、悲しすぎるでしょ

神凪「

透明「何百年とこの場所で・・・もういない

    主人の主命を守っている
なんて・・・。

   神凪だって、広い世界を見れば、もっと色々な

   ことを感じられる・・・考えることだって

   できるじゃん

   そういうの・・・嫌なんだ・・・

神凪「・・・・・。」


しばらく、シンキングタイム

二人の間に無言の時間が流れる・・・。


神凪「はぁ~・・・・もう良い

    好きにせい
 

透明「えっ

神凪「考えても仕方があるまい

   お前の言う、世界というのが、それ程のもの

    だと言うのであれば、見せてみろ
 

透明「本当に 

   やった~~~~~っ 

   あっでも、神凪の質量を支えられるだけの

   気質を、私は持ち合わせていないから、

   使役まではできないんだけど(もう二人もいるし・・・)

   私の信用できる知り合いなら、式神をいくらでも

   使役できる能力があるから、一度その人に使役されて

   ほしいんだけど・・・

神凪「な、なに

   お、お前が使役するのではないのか

    我の力を欲していたのではないのか
 

透明「えっ別に、神凪の力が欲しいワケじゃないけど

神凪「・・・・呆れてものが言えん・・・

   我ほどの能力を、人に与えると言うお前の
 
    思考が理解できん
 
!」

透明「うわ~っ自信過剰~っ(狩理みたい)

   いいじゃない私は、神凪にこの世を見てもらいたい

   だけなんだから

   それに、私が信頼している人も、お前の能力が

    欲しくて請け負ってくれるような人じゃない
から、

   神凪は、自由に世界を見るといいよ

   ただし安全だけは保証してもらわないといけないから、

   術式に人を傷つけられないようにだけは

   させてもらうね

神凪「はぁ~・・・・好きにせい 


こうして、術式を再構成した私は、、神凪を一旦

ルビーの中に封じ、最臥さんに預けることに決めた・・・



透明「さてと、これで第三関門突破

   しかし・・・・ちょっと・・・・


激しい戦闘の後遺症からか、私はその場で気を失うように

 倒れ込み、深い眠りにつく

右手薬指の骨折、肋骨のヒビ、結構疼く首の傷とむち打ち

神凪の力で受けられたときにできたと想われる

至る所の打撲やヒビが・・・

果たして、弥勒庵を攻略できるのか 




          続く ・・・。




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今は昔の物語・鑑定110ー18

2017年11月01日 08時00分00秒 | 鑑定109-鑑定111*
今は昔の物語 18 



一か八か

私が予想することが正しければ

今度は、私が神凪の間合いに飛び込む


神凪「



一撃二撃三撃四撃 ・・・徐々にスピードを上げる

心臓・みぞ落ち・顎・首・脇・こめかみ

ありとあらゆる急所という急所に打撃を繰り出すが、

全て受け流される

身体が温まり、ギアをドンドン上げ続ける透明

やがてスピードは、先程の神凪のスピードに追いつく

すると



神凪「くっ 


ドンドンドドドドドドドドドッ  


全ての攻撃が当たりはじめる


何発入れただろう

無酸素運動の限界に近づいた時、神凪から

間合いを外す



透明「プハァ~~~~~~ッ 

   はぁはぁ・・・・想った通り


目の前には、苦悶の表情を見せ、片膝をついている

神凪の姿があった



神凪「き、きさま・・・・なぜ 

透明「はぁはぁ・・・何故わかったか

   お前は、先程の攻防で同じスピードで対処された

   ことが理解できていなかった

   それはつまり、自分のスピードを認識できていない

   いや、できなくなっていたと言うべきかな

神凪「くっ 

透明「この部屋には、光の法陣式が組み込まれている

   その中心になっているのは、神凪お前だ

   だから、主人である術者の供給が無くても、

   無尽蔵に力を行使することができる

   しかし、いかな光の法陣でも、お前の存在自体を

    司る術式の補正はできない

   数百年もの間、術式の補正(メンテナンス)を

   行われず、ここまでの時間を消費してきたんだ

   そりゃ~、術式の書き換えがなければ、ほころび

   出てきてしまうよ

神凪「・・・・お前は、ひとつ間違えている 

透明「

神凪「勝ったつもりでいるようだが、我が命を賭して

    対峙すれば、お前を屠るなど造作もないぞ
 

透明「う~ん・・・まあ、完全な術式なら、そうだった

   かもしれないね

神凪「

透明「やっぱり、名前を最初に明かしたのは、

   失敗だったよ

   ・・・・・オン  


突然、空気が重くなる

印を結び、詠唱をはじめる透明

神凪の身体は徐々に、地面に吸い寄せられるように

起き上がれなくなる



神凪「き、きさまいつのまに 

透明「支障をきたした術式・・・相手の気質に当てられ

    弱ってしまった式神

   ここまでくれば、存在認識は、コチラのほうが上

   そうなれば、逆にお前の術式を利用して、

   拘束するのなんて、わけないよ

   あっちなみに、お前を中心に描かれたその魔法陣は、

   攻撃の際に、足で描いたものだけど、上手く描けてる

   でしょこれだけ埃が積もってたら、描きやすかったよ

神凪「こ、こんなもの~~~~~っ 

透明「あっひとつ言い忘れてたけど、

   お前を中心に作られていた光の法陣は、力の流れを

   変えさせてもらったから、それ以上は供給されないからね

神凪「・・・い、いつのまに 

透明「やだなぁ~そんなの自分でやっちゃったんじゃん

神凪「

透明「あれだよあれ


透明の指差す方向には、折れた太刀の刃が


神凪「ま、まさか 

透明「ピンポ~ン正解

   まあ、これは狙ってできるものじゃなかったから、

   ラッキーだったけど、お前さんの振り抜いてしまって

   折れた太刀は、天井に当たって、地面に刺さっている
   んだよねぇ~

   その時に、たまたま、光の法陣を作っている触媒に

    当たった
んじゃないかなぁ~

神凪「きさままさか、そこまで  

透明「ちゃうちゃう偶然だって

   そうなれば、いいなぁ~くらいは想ってたけど

神凪「こ、この・・・化物がっぁ~~~~っ  

透明「ふうっ・・・化物か・・・・。

   お前は、人間を舐めすぎなんだよ 




          続く ・・・。





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