


最臥「おっと
そろそろ時間じゃないかね
」


透明「あっ
そ、そうですね
」


最臥「最初の出会いが、こんな形になってしまい
本当に申し訳なかったが
君たちの師匠が
生涯をささげて育てた、私の甥っ子と出会えて
本当に嬉しかったよ
本当に申し訳なかったが

生涯をささげて育てた、私の甥っ子と出会えて
本当に嬉しかったよ

二人の調整は、半年ほどかかると思うが、
なるべく早く終わらせて、送り届けるように
するので、それまで待っていてください
」

透明「本当に、二人のこと
宜しくお願いします
」


狩理「透明
肋骨は大丈夫か
」


透明「う、うん
この程度は、慣れっこだからね
」



狩理「お前は、式神を人間と同じように考えてくれる
数少ない人間だ

古いしきたりを取っ払い、今を生きる全ての生命に
分け隔てなく心を砕いているお前の生き方は、
お前の師匠と同じだと我も感じる事ができた

立派になったお前を見て、誇らしかったぞ



我は、お前の師匠が亡くなる前に、最臥様に
調整をしていただいていたことで、主と共に
この世を去ることはできなかった為、最臥様の
ご厚意で、最臥様預かりにしていただいたのだが、
調整をしていただいていたことで、主と共に
この世を去ることはできなかった為、最臥様の
ご厚意で、最臥様預かりにしていただいたのだが、
お前は式神が戻るまで、絶対に無理はするな

あの二人に我と同じ想いをさせてはならんぞ
」

透明「狩理・・・
」

最臥「それでは、透明くん

また、近いうちに会いに来る

そのときは、一杯付き合ってくれ
」


透明「はい
喜んで
」



揚羽「ご主人 
」


六羽「む~~~~っ
」

透明「揚羽、六羽
」

揚羽「しばらく、お世話できませんから、ちゃんと
目覚ましで起きてくださいね
」


透明「うっ
う、うん
」


六羽「む~~~~っ
」


透明「わかってる
ちゃんとご飯食べるから
」



揚羽「ううっ・・・
」

六羽「む~ぅ・・・
」

透明「だ、大丈夫
心配しなくても、お前たちが
帰ってくるまで、しっかりした生活をおくるから
」

帰ってくるまで、しっかりした生活をおくるから


留鬼「・・・何だか、お母さんみたいですね
」

透明「だ~~~ぁ
そこ
ボソッと言わな~い 





だ、大丈夫だから
・・・・・くすっ



・・・心配せず、行っておいで
」


揚羽「はい
」

六羽「むっ
」

最臥「それでは、透明くん
」

透明「はい
最臥さんもお元気で
」


こうして、長い長い午前中が終わった・・・。
そんなこんなで、午後の鑑定を何とかこなし

長い一日を終える・・・

透明「はぁ~っ
今日は疲れた~っ





さてと、今日は何を食べる
揚羽
六羽



・・・・・・・あっ
そっか ・・・・。」

少しセンチメンタルな時間・・・

透明「おっと
大切なこと忘れてた




今から、ドン・○○ーテに行って、もう一つ
目覚まし買いに行かなくちゃ
目覚まし買いに行かなくちゃ

・・・・・もう二つにしておこうかな
」


次の日・・・お約束の寝坊をした透明先生は、
少し後悔するのでした・・・
少し後悔するのでした・・・

透明「ノォ~~~~~ゥ~~~~ッ 
」


完







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