

・・・瀬田さんかなり悩んでます

・・・



瀬田「う~ん


読み聞かせ

後、不器用をなおすのに人の輪の中で
上手く立ち回れるようにチームで出来ること、
例えばサッカー


透明「うんうん


瀬田「何となく読み聞かせとかは、文章とか言葉の使い方
覚えそうだし、先々を想像しながら聞きそうだから

透明「そうだね


瀬田「ほっ


透明「瀬田さん


瀬田「

透明「子育てって要するに、こどものために考えるってことなんだ

その選択は瀬田さんが、自分のこどものためになると
真剣に考えた結果で、見事な選択だと思うよ

読み聞かせは二つの才能を引き上げるし
サッカーも弱点強化にはいいね

手先の器用さよりも人との付き合いに重点を置けたのは、
しっかりこどもの行く末を見越した考えだしね

後は、やらせてみても良いかな

たくさんの友達と物作りが出来るものをやらせてもいいかな

それだとコミュニケーションも手先の器用さも、
先を読んで行動も出来るようになるから、参考にしてみて

瀬田「はい


透明「ん

瀬田「ひとつだけ、別でやらせたいことあるんですけど・・・。」
透明「

瀬田「あの~、右脳教育はどうですか

透明「なるほど


瀬田「えっ

透明「いや~、実は他にもその質問多くてね

最近友達からも意見求められたりもしてるんだ

瀬田「そうなんですか~

透明「先生の意見でいい

瀬田「はい

透明「正直言うと、親次第かな

瀬田「


透明「うん

ほとんど右脳主体でものを見、記憶し、理解
して行くんだけど、3歳を過ぎたころから左脳
に切り替わって行くのね

ものを高速処理する脳で、容量、回転数共に
パソコンの数十いやへたすると数百倍にもなるんだ

それに、この時に覚えたものは、一生忘れないって言う
メモリー機能付きてなったら、そりゃ~
お母さん達は躍起になるよね

もちろん大人になっても、右脳を鍛えることは出来るけど、
こどものうちに身につけさせた方が
普通に右脳が働くから楽だよね

瀬田「凄いですね

透明「でも、よ~く考えてね

もしこの右脳が働いているじきに
親が教育だけに特化してやらせすぎるとどうなると思う

瀬田「

透明「勘違いしないで聞いてね

もし生活全般を脳トレーニングにしてしまうと、
天才的な頭をもつ怪物が出来上がる可能性が高いんだ

瀬田「怪物ですか

透明「そう

もし本当に万能なら左脳は退化して
無くなっても良いはずなんだ

でも、歳をとるごとに左脳になって行くのは何でだと思う

瀬田「う~ん・・・機能が違うから

透明「そうだね

右脳にもその機能は付いてるんだけど、
かなり短絡的な機能なんだ

それは、理性と情緒という、
人としてもっとも大切な機能

もしこれが、育たないと相手の気持ちに立って
モノを考えられなかったり、
衝動を押さえられなかったりするんだ

瀬田「ひえ~っ


透明「それに、対象的にはなるんだけど、
中には幼少期の想い出が勉強ばかりで
それがトラウマになってしまって、
学ぶことを嫌がる子になる場合もある

これも、右脳に擦り込まれて
一生忘れない記憶になるからね

瀬田「それも、キツイですね~


透明「今まで、沢山のこどもを視て来たけど、
どちらかになってしまったこどもの鑑定も多くて、
正直こどもが可哀相・・・

瀬田「・・・。」
透明「こどもは常に親に認めてもらいたいし
自分を見て欲しいから、
親が喜ぶことや自分の存在アピールをして行く

だから頑張れる訳なんだけど

それでも親がもっともっとになると
さらに頑張り過ぎて、最終的には心が砕けてしまうんだ

こどもによっても頑張るスピードも頑張り方も違うのに、
周りの子のペースや情報に惑わされて
躍起になるような親には瀬田さんはなって欲しくないな~

瀬田「・・・気をつけます

やっぱり、やらせない方が良いんですかね~

透明「あっ



ちょっと最近その手の鑑定増えすぎて、
先生も熱くなっちゃった

さっきも言ったけど、親次第なんだ

瀬田「

透明「右脳教育が悪い訳ではないんだよ

右脳教育を行っている所は
世の中に200件以上あるんだけど、
どれもこどもに対しての影響力と結果はうたってるから、
ある意味教育としては、ハッキリしているんだ

ただ、やらせている親がそこで学べることを
理解しきってないことが問題で、
やらせない方が良いわけではないんだよ

瀬田「う~ん

親は何を心がけた方がいいんでしょう

凄く良い質問ですね

しかし、私もまだまだですね


どうも熱くなってしまう

師匠が見てたら怒られそう




子育てをしてきたお母さんや、今子育て奮闘中のお母さんにも
意見が欲しいので、今日の続きは次回にしましょう

次回は右脳だけでなく、その他の教育も載せて行くので

参考になればと思います

続く・・・。
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