




私たちは、協議した結果

取りあえず、霊達の申し出を受け
もう一度撮影日にここで集まることと
なった・・・


そして、撮影当日

透明「はぁ~

円「なに溜息ついてるのよ

透明「だって、結果的に最初の条件通りに
なっちゃったじゃない・・・


円「しょうがないじゃん

撮影が見たいって言い出したんだから

透明「そりゃ~そうなんだけど

何だか気乗りせずに状況を見守る私・・・。
しかし、さすが

3倍怖く演出している・・・ライトの使い方も
凄いものだ

私たちがボ~ッと見ていると、漆原さんが
近づいてきた

漆原「透明先生


ご足労おかけします

透明「撮影は大丈夫そうですか

漆原「はい

入らないところで撮影しますんで、大丈夫だと
思います

透明「そうですか

漆原「もしよろしければ、中で見学してください

その方が不測の事態にも心強いですから

透明「わかりました


私たちは、施設の中へ入り、状況を見守る



透明「・・・なんだこれ

円「凄いね


何気に興味深々の私達・・・。
そして、いよいよカメリハスタート

スタッフが数名入口から入ってくる、
すると突然


??「きゃ~~~~っ

??「うわ~~~~っ

??「ええ~ん


透明「はいっ


よ~く視ると、何故だかスタッフの後に
数名の霊達が

透明「・・・あいつら何やってんだ

その後も、色々な仕掛けに過剰に反応し
施設内を右往左往する霊達






円「・・・・・。」
透明「・・・・・。」
言葉もない・・・。
しかし、何で霊達の方が怖がる~


ある意味、本物が怖がるお化け屋敷って・・・。
視ていてこっちが疲れてしまったカメリハが
終わった・・・


透明「う~ん



円「近寄らないで~


カメリハが終わって程なく、私の周りには
助けを求める霊達で溢れかえる








透明「もう、やれやれだよ

この後、もうコリゴリという霊達を
あの世へ送り

漆原さんに挨拶をし、家路につく


透明「・・・・・・・

円「・・・・・・・・

透明&円「・・・疲れた~~~~っ



ただただ、疲れたある日の仕事でした・・・・

完
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