

一夜が過ぎ・・・



透明「ほぁ~っ




昨夜が嘘のように安寧な時間が流れる・・・。
少し仮眠をとった私は、昨夜のことを考えながら
自分に課せられたことをこなしていた

透明「・・・やっぱりおかしい

普通なら、とっくに襲ってきても
いいはずなのに、こちらを覗うことしか
してこない・・・かといって、好戦的な
気配であることには間違いないけど・・・。
う~~~~ん



・・・・・・困った・・・・


何とかしなければ・・・。
そんな考えが頭をグルグル回っていた

透明「・・・・・んっ


色々考えていた私の目の前に、
陣が水汲みをしている

陣「

向こうも気づいたようだ

透明「(ここは、声をかけずに100メートルダッシュか・・・)」
陣「とうめ~~~いぃぃぃぃ~~~


透明「いい~~っ


陣「生きてたよ~~~っ

透明「いやいや




それに、しゃべっちゃマズイだろ~

陣「だ、だってよ~



透明「

陣「とうめ~~~い



透明「ええ~~っ


採ってこいよ~


陣「だってよ~


透明「はぁ


仕方ないな~、ちょっと待ってろ

今、持ってきてやるから

陣「ありがと~~~う

私は、その場を離れ自分の採ってきた食材を陣に
わけてあげる・・・。
透明「(なんだろう

仲間とあった私は、何故か心のざわつきが
安定してゆくことに気がつく・・・。
陣「ありがとう~透明


お前良いヤツだな~


透明「ば、ばか


悪い気はしなかった・・・。
陣「透明


透明「う~ん・・・多分大丈夫じゃないかな

(一番心配なお前が大丈夫みたいだから


陣「そ、そうだよな

あの化け物は、一体何なんだろうな・・・

透明「う~ん・・・俺も考えてる・・・。」
陣「なぁ・・・一緒に行動しちゃダメかな~

透明「

正直心が揺れていた・・・。
時を同じくして、私達以外にも仲間に遭遇
している者がいた・・・。
昴「・・・・・。」
円「

昴「・・・・・・・


円「すばるさま~~~~~っ

昴「お、おい



それに、すばるさまってなんだ


円「いいじゃ~ん


昴「そんな仲になった覚えは無い


円「も~っ、いけず~っ


でもさ~、ちょっと情報交換くらい良いでしょ

昴「

円「昴のところって、昴の力に関係してる場所じゃ
なかった

昴「


円「私の場所もさ~、魔法や呪術に使えるものが
沢山あって、ちょっとビックリなんだ~

昴「そっか~、俺のところも妖精が沢山生息してる

多分、先生の意図で振り分けられてるんだろうけど
・・・・・・。」
円「んっ


昴「い、いや

ならなかった・・・


円「


瑠璃「まどか~~~~っ


円「

昴「瑠璃

円「あんた、どうしたのその格好


瑠璃「あ、あははっ



円「服真っ黒


瑠璃「うん

自分で作ったトラップに寝ながら引っかかっちゃって

円「・・・あほだ


昴「・・・瑠璃


瑠璃「あっ


色々な薬草とかあって、私の得意の
調合技術が使えるんだ~


円・昴「

瑠璃「あれっ


昴「い、いや

円「・・・確かに・・・。」
皆、それぞれの憶測を抱きながら考えていた・・・。
続く・・・。
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