


信長「ま、まあ、先生が言うんだから、我らも
神仏にお伺いを立てようじゃないか
」
神仏にお伺いを立てようじゃないか

光秀「そ、そうですね
」

秀吉「そうしましょう
そうしましょう
」


家康「う~む
・・・何か嫌な予感もするが・・・
」


透明「とにかく
これだけは言わせてください


教祖である皆さんが、神仏の意図を正しく
信者の方に伝えないと、誤解が生じます

とかく人間は、自分の価値観で物事を決めて
しまいがち です
しまいがち です

それは、修行をし神仏と交信できる皆さんですら
よくあることです

もし、先程のような解釈を、信者の方に伝えて
しまえば、ただ不安を煽ることにもなりますし、
信者獲得に懸命な人達からすると、その解釈を
拡大して、入信しなければ救われることがない

とか、私達だけが救ってあげられる
とか、

無理やり勧誘するようなことにもつながり
かねませんから、伝え方もちゃんと考えて
くださいね
」

all「は、はい
」

うん
素直素直


どの宗教の教祖様も、根は素直な方が多い

それは、神仏に帰依しているからかもしれないが、
心根は、多くの信者を救いたいという理念が
常にあるからなのかもしれない・・・。
常にあるからなのかもしれない・・・。
「どよどよ
」

透明「んっ
」

向こうのテーブルが騒がしいなぁ~







迷惑をかけているんだぞ
」





透明「あ~あ
・・・やっぱり、いるんだ・・・
」


先程お話しした神仏への帰依だが・・・。
通常、教祖様というのは
日本や外国に古くからある

宗教に入信していた方が多く、仏教や神道のように、
数多くの神仏を崇めるのではなく、修業を経て
数多くの神仏を崇めるのではなく、修業を経て
繋がりを持った神仏の教えを単体で崇め、
独自の教えを広めようと分派した方が多いのです
独自の教えを広めようと分派した方が多いのです

そういう意味では、ベースとなる宗教があり、
経典もしっかりしているのですが・・・

先程から騒いでいる「自分は神である
」とか

「自分は○○の生まれ変わりだ
」とか言う、

自分神的な宗教家の方は、自己中心的な考えを
押し付ける傾向にあります

もちろん、その教えが信者の方を正しい方向へ
導けるものであれば良いのですが

さっきと同じで、人間は自分の価値観でモノを
決めてしまうことが多いので、全て正しい
というのは中々難しいのかもしれません

(まあ、ぶっちゃけ
私はあまり・・・
)


「ガタッ
」

透明「あっ
」

信長「黙れ
そこ
うるさいぞ
」







あぁ~ぁ
・・・やっぱりこの人は、血の気が多い


次回、波乱の予感 

続く ・・・。







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