

生きるための闘いが始まる・・・。
ビシャカさんは、スグに目の前の大蜘蛛を
倒そうと猛攻を仕掛ける


しかし、蜘蛛自体も知性があるため、
ビシャカさんの間合いに入ろうとせず
かわしている

透明「くっ

蜘蛛達はお互いに連携しているようにも見える

私は変な違和感を感じ始めていた・・・。
透明「(もしかして、こいつらが狙っているのは

ビシャカさん


幽鬼「

ビシャカさんも、何かに気づいた直後

蜘蛛達が一斉にビシャカに糸を噴射する



幽鬼「

透明「し、しまった

こいつらは、ビシャカさんさえ押さえれば
私達に負けることがないことを知っている

ビシャカさんは、蜘蛛の糸に絡まれて
身動きができない状態にされてしまった

円「ど、ど、ど、どうするの

透明「円


円「だ、だから~


透明「これならどうだ

そう言うと、何かを持った手を高らかに上げて見せる

円「そ、それは

透明「知性があるのは、あいつらだけじゃない

私が蜘蛛と闘ってから、何も考えていないなんて
思うなよ

私の手には、念の為に持ってきていたターボライターが

円「やるじゃん

そう言うと、円は私の側に駆け寄り、
自分で用意していたであろう魔法符を
ライターの炎で燃やす

円「根源たる炎よ


円の周りに炎が踊るように回転しだす

円「自らの魔法力で炎を呼び出せないから
使えなかったけど、火種と自然元素を増幅させる
魔法符さえあれば、こっちのもんよ

回れ廻れ、流転の炎よ

我、炎の主にして理を破壊する者

ルーベ・シーグ・〇〇〇〇

蜘蛛の糸は炎に弱い

円から放たれた炎は、ビシャカさんを捉えてる
蜘蛛の糸だけを焼き尽くす

糸から自力で抜け出せるようになったビシャカさんが
目の前の蜘蛛を叩き潰す


透明「これだけの炎気があれば、私でも炎は扱える

臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前


浄化の炎よ


ナウマクサマンダ・バザラ〇〇〇〇

円「いけ~~~っ

私と円の操る炎が、大蜘蛛を取り囲み燃やし尽くす

蜘蛛「ギ~~~~~~~ッ

もの凄い声が森にこだまするが、その声も
次第に静けさに変わってゆく・・・。
幽鬼「お、おまえ・・・すごい


円「当然よ~

凄い嬉しそう・・・

透明「(しかし・・・今、ビシャカさん主って・・・。)」
幽鬼「お、おまえ・・・なまえは

お、おで、ビシャカ・・・。」
円「そう



円さま~よ~


幽鬼「まどかさまー・・・

透明「いや、ビシャカさん


それだと、円の夏みたいになっちゃうから
円だけでいいんだけど

円「そう


幽鬼「おお・・・まどかさまー

りかいした・・・。」
透明「・・・・・

円「子ども達~~~っ


子供達「キラキラ

透明「あ、あれ

円を見る目がキラキラしてるんですけど

円「さあ、みんな

この円様についてきなさ~い

完全に調子に乗ってる

とにかく私達は一旦、理想郷にある
小屋へ移動することに・・・。
続く・・・。







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