占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

ゆらぎのとき・34

2024年07月27日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき34


あたりは薄暗く、少し霧が出ている。


透明「(とてつもない気配だ・・・・。)」


着いてすぐ、巨大な気配に気圧される


透明「


気配は段々近づいてくる

私の額に薄っすらと冷たいものが流れるのを感じる


ドカッ

透明「あうっ


突然、背中に大きな衝撃が


透明「いてててててっ何すんだよ~~~

赤織「ええ~~~っ

   お兄ちゃん、避けると思ったのに~


巨大は気配の正体・・・。

絶対、何か仕掛けてくると思ったけど、

単純にタックルしてくるとは思わなかった


透明「お前なぁ~自分の図体考えろよ~

赤織「あっひど~~~~~い


皆さんは、この喋りから赤織は可愛い女の子を

イメージしていた
と思うのですが・・・。

私の目の前にいるのは、身長182センチ、

26歳のマッチョなイケメン男の子
である。


透明「お前さぁ~

赤織「なんで~なんで怒ってるの~

透明「・・・・はぁ~~~~~っ

   ・・・もういいです

赤織「こんな可愛い女の子に抱きつかれたんだから

   もっと喜んでも良いと思うんだけどなぁ~

透明「はいはい・・・


赤織の言う通り、この子は女の子らしい・・・。

というのも彼女の体は男性と女性が混在している

両性具有者・・・体は男性寄りになっているが、

心は女性寄り、そう考えるとやはり女性として

扱うのが正しいのかもしれない



透明「あのさぁ~アカは気配とか消せないの

赤織「えっなんで

透明「だって、これから封印をしなくちゃならない

   相手に向かうんだよ

赤織「う~ん・・・別に良いんじゃないの

   だってお兄ちゃんとアカなら余裕でしょ

透明「いやいやいやいや

   一応備えるとか考えないといかんぞ

   相手が好戦的なら、それを目印に急襲して

   くることもあるし、逆に逃げたり隠れたり

   してしまう
こともあるんだから

赤織「あっそっか

   ・・・・ごめんなさい・・・


なんか小さい子にお説教しているみたいで

心が痛むので、そういう顔しないでください


しかし相変わらず、素直だよなぁ~

実践経験かなり積んできていると思うんだけど・・・。




           続く・・・。




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ゆらぎのとき・33

2024年07月25日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき33


透明「どちら様で

赤織「も~うお兄ちゃん

   私だよ~赤織(あかおり)

   忘れちゃったの~


透明「いや・・・・

   (そのキャラ一生忘れんは)

   それで、今回はどうするの

赤織「あれ手紙読んだでしょ

透明「読んだけど、アバウトすぎん

赤織「まあ、いつものことだよ~

   まあ、手紙捨てなかったのは偉い偉い


うわ~っバレてるし


透明「今回は、私とアカだけ

赤織「そうだよ~二人で十分でしょ

透明「相手がわからんのに安心できんでしょ

赤織「あっそれも書いてなかったの

透明「書いてないよ

赤織「まったくしょうがないな~

   取り敢えず、詳しいことは現地で

   今週の休日2日間開けといてね~

透明「えっあっお、おい

   電話切りやがった

   相手くらい教えてけよ~~~~


そんなこんなで休日が消えたのが確定した透明先生


数日後・・・朝はや~~~~~~~~く

とある廃村に到着


透明「ひぇ~~~~っ

   まだ暗いし、何か出そう・・・

   ・・・・・しかし、なんつ~気配だよ


透明先生の休日が始まる・・・・。




          続く・・・。




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ゆらぎのとき・32

2024年07月23日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき32


一日の仕事を終え、家に帰ってきた私は

机の上に青い封筒を起き眺めている・・・。


透明「う~~~~~~~~~~ん



何故か封筒を開けようとしない透明



透明「これ、開けたら依頼主にわかるように

   なってるよなぁ~

   ううっ・・・開けたくない・・・


青い封筒の差出人は、かなりの能力者・・・。

仕事の依頼をする時は、この封筒に術式をかけ、

相手が読んだことを確認後、電話をしてくる


透明「コレ、開けなかったらどうするんだろう

   一回・・・捨ててみようかなぁ~


・・・・・・頭の中で想像してみる・・・・。


透明「・・・・・


いやいやいやいや・・・想像しただけで

小言を4、5時間言われ続ける想像しかできん


私は覚悟を決めて封筒を開けてみる・・・。


透明「・・・・・・・マジか


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

◯月◯日午前4時

◯◯県◯◯市 元◯◯村にて集結!

封印崩れあり・・・貴殿にはこれを

再封印もしくは浄滅を依頼する・・・。

現地にて赤織と合流の後、任務に当たられたし。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

手紙の最後には三本足の獣の印 ・・・。


透明「はぁ~~~~~っ開けちゃったよ~

プルルルルッ

透明「きた~~~~っ


私は渋々電話にでる・・・。


透明「はいはい

「・・・・・。」

透明「・・・お~い

あっ出た出た


うわっよりにもよって、こいつかよ




        続く・・・。




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ゆらぎのとき・31

2024年07月21日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき31


透明「ふわぁぁぁぁぁ~っ


おはようございます透明で~す

昨日は、夜中に帰ってきたので、

かなり遅い起床・・・


透明「このところ、仕事のし過ぎだなぁ~

   休日は休日じゃなくなることも多いし、

   一回ちゃんと休む日、作らないと


そんなことを考えつつ、顔を洗い歯を磨き、

身支度を整え、朝のランニングと

筋トレをおこない、シャワーを浴びる


透明「さてと、仕事の用意っと


準備だけは異常に早い透明先生・・・。


透明「よし今日もお仕事頑張ろ~う


掛け声と共に玄関を出て、ポストを覗いて見る


透明「げっ・・・・・・・・・。」


チラシの下に青い封筒が一枚横たわっている。


透明「はぁ~~~~~~~っ


黒い封筒は御山からの依頼だが、青い封筒


透明「また休日返上じゃ~~~~ん


一体、誰からの依頼なのか

そしてどんな依頼を受けるのか





          続く・・・。




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ゆらぎのとき・30

2024年07月19日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき30


透明&昴&陣

いた~~~~~~~っ


一斉に叫んでしまい、子猫が起きてしまう


 陣「あっ

 昴「やばっ

透明「よしよし大丈夫大丈夫


子猫の頭を撫でながら落ち着かせる・・・。

子猫は気持ちよさそうに、もう一度目をつむる


昴&陣「ふ~~っ

透明「誰か、連絡できるか

 陣「俺、外で電話してくるよ

 昴「俺、あんまり接点ないから頼んだぞ


そう言うと、陣は急いで外出る・・・。


しばらくして


 陣「・・・・・。」

透明「どうだった

 陣「OK今から来るって

透明「えっこんな時間に大丈夫

 陣「師匠同伴らしいよ

 昴「げっ

透明「はぁ~・・・また、騒がしくなる


そんなこんなで、時刻は23時・・・。


ガチャッ


 円「よ~~~~っす

昴&陣「し~~~~~~~っ

 円「はぁ

   わざわざ来てやったのに何よその態度

透明「円~っ


私は、子猫を指差す


 円「うっ・・・・・か、かわ・・・」


珍しく、言うことを聞く円さん・・・基本

可愛いもの好きだからなぁ~


千鶴「こんばんわ~兄様先生


本命登場

私達は事情を千鶴に説明する・・・。


千鶴「なるほどですね・・・取り敢えず、

   抱っこして良いですか


千鶴に子猫を渡してみる・・・。


千鶴「きゃ~~~っちいさ~い可愛い~


子猫は少し寝ぼけながらも千鶴と目を合わす


ALL「


千鶴「くすっ君、私のところに来る

子猫「み~っ


す、凄い

これって、子猫の方が魅了されてないか

千鶴の能力は、本来、精神系魔法に関する

特化した能力
が備わっている・・・

その根本となるのが、生まれ持って他を魅了する

誘艶の魔眼(ゆうえんのまがん)

円の弟子になった千鶴は、それを制御

できるようになっている


陣「千鶴ちゃん本当に飼ってもらって大丈夫

千鶴「はい

   もともと猫ちゃんお迎えしたかったんです

 昴「そうなの

千鶴「だって魔女といえば猫じゃないですか~

透明「ぷっ・・・あははははっなるほどね

   確かに確かに

   今回は、千鶴にお願いするよ

   というより、きっとこの子は、

   千鶴に会う為に私の所に来たんだね


 円「な~に一人で納得してるのよ

   取り敢えず、用は済んだし帰るわよ

千鶴「は~~~い

透明「はやっ


透明&昴&陣

「(こいつ絶対・・・俺達がいなくなってから

 子猫モフモフしようと画策してるな・・・
)」


そんなこんなで、一件落着

次世代魔女の千鶴&子猫の活躍は

また、別のお話で
・・・・。



           続く・・・。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

関連記事(千鶴ちゃん)
 WANTED・とある秋の昼下がり

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



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ゆらぎのとき・29

2024年07月17日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき29


昴&陣「う~ん


まあ、そうなるよな・・・

さっきまで飼う気満々だった二人も、

この能力がある子を飼うのはリスクがありすぎる


透明「ハッキリ言って、無理じゃない

 昴「・・・・確かに・・・

 陣「多分、能力を知っていても、

   防げる自信ない・・・

透明「お前たちは先住猫もいるから、

   変な格差が出たり、色々と問題が起こる

   可能性がある
から難しいよね

昴&陣「う~~~~~~ん


まっ、魅了されてようがされていまいが、

コイツらは猫に優しいから迷うんだろうけど


透明「一応言っておくけど、この子の能力は

   私の方で封印する

   どちらにせよ、生きにくくなるのは

   確実だからね

   それでも正直、完全に封じるのは難しいから

   二人が飼うのはオススメできないと思ってる

 昴「すまん・・・

   やっぱり家では無理だと思う・・・。」

 陣「俺も・・・・

透明「仕方ないよ

   となると、私が飼うしかないか

 陣「・・・・ねぇちょっと聞いて良い

透明「

 陣「この子の能力を封じないでも飼える方法って

   ないのかなぁ

透明「えっ

 陣「だって、この子の能力ってこの子にとっては

   生きる為に必要なものだから発現してるんだよね


そっか・・・

私達もそうだが、陣は特に能力があることで

幼少期に苦しい想いをしてきたんだよなぁ・・・。

だからこそ、この子の能力を疎みたくないのかもしれない


透明「・・・・。」


私達は皆、本当に幸運だった・・・。

師匠に能力を肯定してもらい、

能力と共に生きることを諦めずにすんだから
・・・。


 昴「・・・この子の能力を封じなくても

   飼う方法ってあるのか


昴も同じ考えか・・・


透明「正直、難しいと思う・・・私でも常に

   気を張っていなければならないと思うからね

   まあ、それでも放っておくことはできないから

   私も覚悟してる

 陣「そっか・・・・

透明「まあ、この子の能力に負けないで飼えるのは

   この子以上の魅了の能力を持った人しか・・・あっ

 昴「あっ

 陣「あ~~~~っ



全員の頭の中で、ある人物が導き出される




          続く・・・。




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ゆらぎのとき・28

2024年07月15日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき28


透明「これ、もう私が飼うしかないか・・・

 昴「そ、そんなこと

 陣「ううっ


何で、この世の終わりみたいな顔してるんだよ


透明「別に、また会いに来れば良いじゃん

   いなくなる訳じゃないんだし・・・。」

昴&陣「

 昴「そういえば・・・そうだよなぁ

 陣「あれ何で・・・

透明「


おいおい、急に憑き物が取れたような顔して

どうしたんだ

陣は何となく、いつもこんな感じだからわかるけど、

昴がこんなに表情を変えるの珍しいなぁ~


透明「んっ


何か、空気が軽くなったような


透明「・・・・・・

昴&陣「

透明「なるほどね・・・そういうことか

 昴「何だよ

 陣「どうしたの一人で納得して

透明「あのさぁ~この子、神霊猫って言ったでしょ

 昴「ああ

透明「多分だけど、この子自分を守るのに

   今まで霊精体を本能的に使って生きてきた

   のだと思うんだ

   下手をすれば、それが原因で親から捨てられた

   可能性もある
んだけど、それだけじゃなくてさ

   さっきこの子の目を覗いた時に、

   少し違和感を覚えたんだ

 陣「違和感

透明「この子の目、というか能力って守ることに

   特化している気がする
んだ

   つまり、病気になった自分を守るために、

   赤ちゃん最大の能力を発揮したんじゃないかなぁ

 昴「う~んと・・・どういうことだ

透明「つまり、魅了の能力

 陣「魅了

透明「赤ちゃんて、どんな子でも母性を引き出す

   匂いを放っている
んだけど、それって

   本来、身を守る手段だったりもするんだ

   特にこの子は、一人ぼっちだったから、

   その能力を自然と、強力な魅了の力として

   引き出してしまっていた
んじゃないかと思ったんだ

   まあ、お前たちは普段から猫に対して異常だけど、

   それだけで片付けられないほど気持ち悪かったから

   多分、その魅了にかかってたんだと思う

 昴「お前、ちょいちょいディスってるよなぁ

 陣「ひ、酷いよ~

透明「まあまあ

 昴「でも、お前だって魅了されていたんじゃないのか

透明「いや、私にはこの目があるから

   そういったものは効かないよ

 陣「う~ん・・・・・今はそんなに

   感じないのはなんで

透明「見てみ

昴&陣「んっ

子猫「スヤスヤ・・・

 昴「なるほど

 陣「安心しきって寝てるから効果が切れたんだ。」

透明「まあ、最初は猫に目がない二人が子猫を

   見たいが為に必死でここまで来たんだろうけど

   元々の猫好きも相まって、会ってすぐに

   魅了されたんだろうよ



しかし、この能力・・・

・・・少し危険な気もする・・・




          続く・・・。




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ゆらぎのとき・27

2024年07月13日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき27


透明「・・・・・・

   んで今度は何があったんだ

うなだれ◯人のようになっている二人

問いかけてみる・・・。


 昴「・・・・・・。」

 陣「・・・・・・。」


返事が無い・・・ただの屍のようだ・・・。

         (byドラゴンクエスト)

透明「うおい

 昴「透明・・・俺はもう駄目だ・・・。」

透明「へっ

 陣「俺なんて・・・俺なんて・・・。」

透明「いやいや

   昴はさておき、陣はそのモード駄目だろ

   能力でるでるから~

   帰ってこ~~~~~~い


ふと、二人の後ろを見てみると・・・。


子猫「シャ~~~~~ッ

透明「・・・・・・・・・。」


なるほどね・・・つまりはこういうこと

霊精体が戻ってきて、意識がハッキリし始めた

子猫が、巨大な猫バカ二人に取り囲まれていて

びっくりして威嚇


手懐けようと、色々したけど警戒を解いて

くれなくて撃沈・・・・って


透明「何してんだよ~

昴&陣「ううっ

透明「・・・・・・・・・。

   駄目だこりゃ・・・


いかりや長介バリに溜め息をつく透明先生

この後、立ち直るまで様子をみる



透明「・・・・・・・・・・

   時間かかりすぎ~~~っ

   いつまでしょげてんだよ~

 陣「だって~

 昴「何でいつもお前は~

透明「


私の膝の上で眠っている子猫を指差し

ブーたれる二人・・・。


透明「仕方ないだろ

   お前たちが怖がらせたんだから

昴&陣「☓@;+*!!


何か声にならない声出すのやめてもらって良いですか



しかし、この状況・・・困ったなぁ~



         続く・・・。




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ゆらぎのとき・26

2024年07月11日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき26


 陣「霊精体

透明「このモヤ、お前たちを攻撃しては

   来なかっただろ

 昴「そういえば・・・

透明「霊精体は、人で言えば幽体みたいなもの

   たぶん、あの子の意識が混濁した際に、

   身体から分離してしまったんだと思う

 陣「そんなことあるの

透明「今、調べたらあのこ神霊猫だった

昴&陣「

透明「あの子の意識がハッキリとし始めたから

   霊精体が身体に引き寄せられて、

   結界にぶつかっているんだと思う

   ただ問題なのは、動物の霊精体は

   人間と違って、霊精体を傷つけると

   本体の魂に影響を及ぼしてしまうんだ

 昴「じゃあ、どうするんだよ

透明「ここは私に任せて

   お前たちは、あの子の近くで

   あの子を見ていてやってくれ

昴&陣「

透明「そのときってオイ


物凄い勢いで私の家へ走り出す猫バカ二人組


透明「はぁ~


呆れて物が言えない


透明「さてと・・・やりますか


私は霊精体に近づき、右手をかざす

それと同時に左手を家の方へ伸ばし詠唱

結界の一部に穴をあけて霊精体を家の中に

招き入れる


霊精体は、ゆっくりと私の家へと吸い込まれ

消えていった・・・。


透明「ふう・・・しかし今日は色々なるなぁ~

   でもこれで、あの子の意識もハッキリする

   だろうし、回復力も高まるだろう


取り敢えずひと仕事した私は、部屋に帰ることに・・・。


透明「ただいま~終わったぞ

   っておい

昴&陣「ズ~~~~~~ン


目の前には屍とかした猫バカが力なくうなだれていた




           続く・・・。




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ゆらぎのとき・25

2024年07月09日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき25


私は急いで玄関を出て、二人の元へ

目の前には、何か黒いモヤのようなものと

対峙している二人の姿が
・・・。


 昴「お先に


昴が先制しようと前へ出るが、それを

陣が静止するように能力を使う


 昴「な、何するんだよ

 陣「なに抜け駆けしようとしてるんだよ


あいつら何やってんだ

でも、競わせたのは正解かもしれん


 昴「こいつ、何をしても霧みたいにかわす

   不本意だが、一緒に挟み撃ちするぞ

 陣「くっわ、わかった


二人は二手に分かれてモヤのようなものを

急襲しようと構えている


透明「ちょ、ちょっと待った~~~~っ


少し離れたところから叫ぶ


昴&陣「

 昴「あいつ今になってあの子を飼うつもりじゃ

 陣「そんなだったら今すぐコイツを


やばいやばいやばいやばい

何でこんな時に限って結託するんだよ~~~


二人がモヤに襲いかかろうと飛びかかる


ガチッ


昴&陣「

透明「ま、間に合った~


二人の手を無理やり掴み、二人を静止する透明先生


昴&陣「な、何するんだよ~

透明「お前ら~~~ちょっとは人の話を聞け

   待てと言っただろう

 昴「お前、もしかして

 陣「透明が飼いたくなったの

透明「そうじゃない

   このモヤは、あの子猫なんだよ

 昴「えっ

 陣「へっ

透明「正確には、あの子の分体

   霊精体(れいせいたい)なんだよ

   もし、このモヤを消したら

   あの子も死んでしまうんだ

昴&陣「


とにかく、間に合って良かった~




         続く・・・。



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ゆらぎのとき・24

2024年07月07日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき24


透明「あれ私の記憶違い


私の記憶だと、左が水色右が緑がかった黄色

だったような気が・・・。

でも、今は右だけ薄い紫に近い色になっている


透明「電気の反射の関係か


怯えた子猫は、一瞬私と目を合わす


バチッ

透明「うっ


な、何だ今、目に電流が走ったような


透明「・・・・・・。」


すぐに子猫の目を覗いてみる・・・。


透明「まさか・・・この子・・・。」


子猫の澄んだ右目には、何も映っていない

だが、その瞳にはうっすらだが

強い霊力が宿っている


透明「この子・・・霊猫 


霊猫 

人間に霊感があるように、ほとんどの動物にも

霊感はある

しかし動物の場合、霊感が本能と直結しているため

人間の霊感とは違い、本能的な察知能力が

霊感の大半を占めている

こういった子達を霊猫と言う

(昴家の猫ちゃんはそれが強いタイプ)

しかし稀に、霊感という感覚機能とは別に

霊力をその身に宿す子が存在する

人間の場合、この霊力は強い弱いはあるが

多くの人が身に宿し、個性や才能といった

ものを補佐するように機能
しているのだが、

質量の小さい動物が霊力を宿している場合は

少し厄介なものが多い・・・。

こういった霊力持ちの子を霊猫 霊犬 

呼ぶのだが・・・。


透明「もしかして、この子が呼んだのか

   ・・・・あっマズイ


私は子猫をそっと箱に戻し、すぐさま

昴と陣の元へと走り出す




        続く・・・。




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ゆらぎのとき・23

2024年07月05日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき23


子猫はまだブルブル震えている・・・。

私は、子猫を撫でながら、辺りの様子を

伺っていた・・・。


透明「おいおい、これって・・・

 昴「外で何かが干渉してるな

 陣「えっそうなの

 昴「お前、何か持ち込んでないよなぁ

 陣「えっお、俺

   そんなことするわけないだろう~

   円じゃあるまいし

透明&昴「・・・・・・。

     (後で円にチクっちゃお)」

 昴「となると、このうちの誰かが狙われている・・・。」

透明「まあ、そう考えるのが妥当かな

 陣「な、なんでそんなに落ち着いてるんだよ~

透明「まあこういうの慣れっこじゃん

 陣「いや、俺はいつも聖域にいるから慣れてないよ~

 昴「仕方ないGO

 陣「はぁ~な、何言ってるんだよ

   お前が行けよ

 昴「俺はこの子が怯えてるから側にいないと

 陣「そ、そんなの俺でもできるだろ


なんか関係なくなってるんですけど・・・


透明「よし外の何かしらをなんとかした者

   この子の飼い主ということでどうだ

昴&陣「

 昴「行ってくる

 陣「よっしゃ~


おお~っ単純~

しかし、この子スゴイ人気だなぁ~

未だブルブル震えている子猫を落ち着かせようと

近くにある毛布で優しく包み込み、

眉間を軽く撫でる
・・・



透明「んっ


あれなんだろう

えっこの子の目・・・こんな色だったか



       続く・・・。




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ゆらぎのとき・22

2024年07月03日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき22


しばらくして・・・。


私は二人の論争が続く中、子猫にミルクを

あげながら、買ってきたシュークリームを

堪能していた



透明「(おお~っ本当にクリーム美味いなぁ~

   まあ、スイーツタイムの余興にしては

   目の前の光景は適してないけど、

   可愛い子猫のミルクタイムを見ながら

   と考えれば悪くないか・・・
。)」


私はミルクを必死で飲む子猫に癒やされながら

最後のひとくちを頰ばる


透明「さてと

   (そろそろ介入していこうかな)」


ガタガタガタガタ


昴&陣「

透明「えっ地震

   ・・・いや、そんな振動じゃない


何だコレ

私の部屋の空気が振動している


いきなりのことで、さすがの二人も論争を止め、

状況を把握しようと部屋を見渡す・・・。


子猫「みゃみゃ・・・ぶるぶるぶるぶる

透明「


子猫も変化に気がついたのか

急に鳴いたと思えば、物凄い小刻みに震えだす


私はそれを見て子猫を抱き上げる


透明「・・・大丈夫・・大丈夫だよ・・・


子猫の身体を擦りながら落ち着かせていたが、

子猫もまだ怖いのか私の腕の隙間に

潜り込んでいた
・・・。


 陣「何だよコレ

 昴「何かおかしいぞ

透明「・・・外に・・・何かいるな

昴&陣「


私の部屋には結界がはってあるため、

中に入ることはできないようだが、

何かが部屋に干渉しようとしているのは分かる。

結界を崩そうとする振動

多分この揺れはそういったもののようだ



           続く・・・。




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ゆらぎのとき・21

2024年07月01日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき21


透明「そうなると、私が飼うのは難しいのか

昴&陣「それじゃぁ~俺が


同時に名乗りを上げる二人・・・。


透明「えっちょっと待って

   お前たち、最初からこの子を

   引き取る気だったのか


   まだ、見てもいないのに

 昴「あっ、いや・・・もちろん、うちの子と

   合うかどうかを見てからとは思っていたが

 陣「俺は、茜ちゃんが一人だと寂しいだろうと

   思ってたし、子猫なら茜も大丈夫だと

   思ったから・・・。」


マジか

猫好きというのは、そういうものなのか

私のように、ペットを飼うとなると

かなり悩む気がするのだけど、他にも猫がいると

こういった思考になるものなのか


正直、私もこの子に手を差し伸べるならと、

ある程度の覚悟をしていたのだが・・・。

確かにまだ小さいこの子を家に一人で置いて

おくのは不安だ・・・ここはこいつらの

意見にのった方が良いのかもしれないな


透明「そっか・・・わかった

   取りえず、お前たちに任せるよ

昴&陣「


なぜ、そこで小さくガッツポーズを取る


そこからは、いっきに修羅場モード

どっちが飼うのか

どちらがこの子の飼い主としてふさわしいのか

とてつもない論争が始まった


 昴「俺の家にはキャットタワーが三重に施されている

 陣「家は、お前の家よりも広いし部屋のあちこちに

   キャットウォークが設置されてるぞ

透明「・・・・・・


私は一体、何を見せられてるんだろう


透明「あっそういえば

昴&陣「

透明「もし、この子を飼ってくれるなら

   さっきの病院代・・・。」

 昴「お、俺の家には

 陣「お、俺はこの子専用の

透明「あの~もしもし~


急に論争が激しくなって、私の声をかき消す

というより、かき消そうと必死にも見えるんだけど


はぁ~本気で請求する気なんてないのになぁ

もし、病院代を持つって男気をみせたら

すぐにそっちに任せようと思ったのに

こいつらに本当に任せて大丈夫なのだろうか

不安しかない


この後、1時間くらいの論争が続くのだが、

そこから思わぬ異変が起こりだす



           続く・・・。



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ゆらぎのとき・20

2024年06月29日 08時00分00秒 | 鑑定ファイル143(ゆらぎのとき)
ゆらぎのとき20


しばらくして・・・

子猫を観察していた私は、違和感に気づく


透明「あれ

 陣「どうしたの

透明「いや・・・んっ

 昴「何だよ

透明「・・・・この子、こんな目の色だったっけ

昴&陣「


子猫は毛並みが真っ白で、手足の先と耳、額に

少しグレーの毛が生えている
・・・私の記憶では

瞳も黒く周りが水色だったと思うのだが・・・。


透明「この子、オッドアイだったっけ


改めて子猫の瞳を見てみると、左が水色

右が緑がかった黄色になっている・・・。


 昴「へぇ~オッドアイか~

 陣「まだ、小さいのに珍しいねぇ

透明「そうなの

 昴「確かにオッドアイは白描に多いけど、

   それでも少ないし、子どもの内は珍しい

透明「ふ~ん・・・ちなみにこの子って

   猫の種類は何になるの

 陣「う~ん・・・見た目はミヌエットに近いけど

   少し違う気もするからミックスかもしれないね

透明「(すぐに名前が出てくるとか、すげーなぁ)


そんな猫知識を二人に聞きながら、本題に入る


 昴「それで、どうするんだ

 陣「透明、この子飼ってあげられるの

透明「う~ん・・・正直、乗りかかった船だから

   私が飼ってもいいんだけど・・・。」

昴&陣「・・・・・


何で、シュンとしてるんだよ


透明「猫って、家主が家を空けることが多くても

   平気なもの

陣&昴「

 昴「それは、駄目だ

透明「えっ

 陣「猫は一般的に家につくから、放ったらかしでも

   大丈夫なように言われるけど、実際は寂しがりで

   誰もいない状況はストレスが高いんだよ

透明「そうなの

 昴「そうだよ

透明「う~ん・・・そうなると、ちょっと困ったぞ



          続く・・・。



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