挨拶まわり・７

挨拶まわり ・７ 

タイ「さてと、そろそろ行くぞ」

透明「はぁ～・・・(どんだけ師匠が好きなんだ

　　　あれから、１５分以上ずっと喋りっぱなし

 　　　だったぞ・・・)」

タイ「なんだ」

透明「な、何でもない何でもない

　　　とにかく行こうよ」

タイ「おう」

ということで、泰蔵さんの行きつけへ・・・

タイ「おう来てやったぞ」

えらそ～っこっちが恥ずかしいんですけど・・・

透明「轟木さんお久しぶりです」

轟木「やあ久しぶりだね今日はお揃いで」

タイ「コイツが、また来たいってダダこねてよ～」

轟木「あはははははっ」

ごねてませんが・・・逆にごねてたの泰蔵さん

じゃなかったっけ

タイ「マスターいつもの」

透明「私も同じモノを」

タイ「そう言えばお前あれから何処に行ってたんだ」

透明「今日は、先生のお墓に年の瀬参りをして

　　　きたんだ」

タイ「なに～～っだったら、何で俺を連れて

　　　いかねぇ～んだよ」

透明「そんなこと言われても、たまには先生と二人で

　　　話したいこともあるでしょ」

タイ「けっ生意気な

　　　どうせお前のことだ先生助けて～とかお願い

　　　してきたんだろうよ」

透明「カッチーンそんなわけ無いでしょ

　　　タイさんこそ、先生のお墓の前でいつも

　　　メソメソしてるじゃないか～～」

タイ「なにを～～～っ」

透明「なんだよ～～～～っ」

轟木「お待たせしかし、二人はいつも仲がいいねぇ～」

透明＆タイ「よくな～～～い 」

そんなやり取りを今年も年の瀬まで続ける私達・・・

何だかんだ言っても、泰蔵さんの元気な姿を見ると

 ホッとする

この後、泰蔵さんのお決まりの伝酔で、朝まで付き合わされ

ることに・・・。

タイ「ろうめ～～～～いなにしれんら～～～

 　　　はやくしれ～～～～い  」

透明「わ、わかったよ～

　　　(前言撤回早く召されてしまえ～～～っ)」

本末転倒である・・・

それでは、皆さんにもご挨拶～っ 

今年一年も後わずか

今年も、透明＆占い師の日記を応援してくれて

 本当本当に感謝感謝です

今年のブログ更新は今日で最後ですが、

次回は、恒例のお正月のご挨拶

そして、ブログは、１月１０日からスタートです 

それまでは、私も昴を連れて、ガッツリ禊ぎをして

帰ってきますね～

それまでは、またまたお留守番お願いしま～す 

皆さんが楽しい新年を迎えられますように

 心からお祈りしていま～～～～す 

　　　　　　　　　　　　　　完 

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挨拶まわり・６

挨拶まわり ・６ 

透明「ただいま～っ」

タイ「おせぇ～～～っ」

透明「大して遅く無いじゃないか～っ」

タイ「ちっまったく、人を待たせておいて

　　　遅くねぇとはどういう了見だ」

はぁ～毎回このやり取り・・・。

実は泰蔵さんの、生き甲斐なのか

透明「わ、わかったからとにかく、行こうよ～」

タイ「・・・ちょっと待て」

透明「へっまだ何か」

タイ「お客だ」

透明「ぞくっ  」

な、なんだ後ろから急に気配が

さっきまで、誰もいなかったはず

タイ「・・・・いらっしゃい何かお探しかい」

「ええ・・・・・呪術用の羊紙はあるかい」

タイ「・・・・お客さん、呪術者かい」

「ああ・・・最近東京に用があってね・・・。

　　　ここがその手のモノを一手に扱っていると

　　　聞いてやってきたんだが・・・。」

タイ「羊紙は、そこの棚の中にある」

「ふむ・・・・・」

な、何だ、この異様な雰囲気

でも、何故だろう今までにも・・・。

最臥「ああそう言えば自己紹介がまだだった

　　　私は最臥(さいが)という者です、これから

　　　しばらくは、このお店にもご厄介になると

　　　思いますので、以後お見知りおきを・・・

　　　それと・・・そこの恐ろしいほどの異能を

 　　　内在している術者さんも覚えておいてください

　　　何かの折りにまたお会いすることもあると

　　　思いますので・・・。」

透明「」

ジロリと体の中をのぞき込まれたような感覚

それに、今、目が・・・。

最臥「それでは、今日はこれをいただいて行きます」

タイ「お、おおこれでどうだ」

最臥「結構ですおつりは入りませんそれでは

　　　いただいて行きます」

タイ「お、おおまいどあり」

最臥という人がお店から出て行くと、一気に空気が

 軽くなる・・・。

透明「・・・・・。」

タイ「透明・・・ありゃ～、ただ者じゃねぇ～ぞ」

透明「う、うん・・・でも・・・。」

タイ「でもなんだ」

透明「な、何だろう・・・全然違うのだけど・・・」

タイ「なんだよハッキリしろ」

透明「何故か、師匠と同じ感じが・・・。」

タイ「ば、馬鹿言ってるんじゃねぇ～ 

　　　あんなのと、お前の師匠を比べるんじゃねぇ

　　　お前の師匠は最高の男だくどくどくどくど・・・。」

泰蔵さんの大好き師匠話を小耳に、何故かまた何処かで

最臥という人物に会う気がしてならなかった・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　続く ・・・。

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挨拶まわり・５

挨拶まわり ・５ 

透明「ふ～っ・・・今日は次で最後かな

　　　その後は、老人介護と」

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・

タイ「へ～っくしゅん～てやんでぇ～ばぁろ～めぇ～

 　　　誰かうわさしてんなぁ～」

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・

お不動様の仏閣から１時間・・・静かな小道を抜け

 その場所に、先ほど買ってきたお酒をお供えする

透明「先生・・・少し早いですが、年の瀬参りです

　　　今年も一年、先生のようには、まだまだ行きませんが

　　　自分なりに頑張ってみました

　　　いつも、見守っていてくれてありがとうございます」

お酒の瓶をあけ、持参した紙コップにお酒を注ぐ・・・

１つは師匠に、もう一つは不出来な弟子が・・・。

大人になり、いつかゆっくりと師匠と酒を酌み交わしたかった

 想いを胸に、コップに入ったお酒を飲み干す

透明「ぷは～～～っうまい

　　　先生どうですかなかなか珍しいお酒でしょ

　　　このお酒を見つけたとき、ちょっとテンション

　　　上がっちゃいましたよあははははっ」

不出来な弟子は、もう一杯

透明「・・・先生・・・先生に教わった黄昏の刻は、

　　　私が思っていた以上でした・・・それでも、

　　　私は私なりの方法で、できるだけのことをして

　　　足掻いてみています

　　　その黄昏の刻も、もう少しで終わりです・・・。

　　　私はどれだけのことができたのかは分かりませんが、

　　　沢山の人に支えてもらいながら、後少しの厄を

 　　　沢山の人と共に、乗り切ってみようと思っています

　　　・・・先生少し不謹慎になってしまいますが

　　　私にとって黄昏の刻は、沢山の人とのご縁がいただけた

　　　決して悪いものではありませんでした

　　　何だか、共に楽しみや苦しみ、痛みを分かち合うことが

　　　できる、沢山の家族ができたみたいで

　　　たははっ不謹慎でしたね・・・」

お酒をちびちび飲みながら、伝わっているであろう

師匠のお墓に問いかけ続ける

透明「・・・先生は姿は見せてくれませんが、

　　　いつも、助けてくれていますよね

　　　私達がピンチのときには、必ず先生から

 　　　教わったことが、頭を過ぎります

　　　その御陰で、何度も命を救われました・・・

　　　先生・・・私は先生のようにはなれないかも

　　　しれません・・・それでも、私なりに先生に

　　　近づけるように精進してゆこうと思っています

　　　先生が、教えてくれた生きるための知識を、

　　　生き方を大切に、少しでも多くの人の救いに

　　　なれるように・・・って、生意気でしたね

　　　まあ、とにかく自分なりに頑張ってみます

　　　先生また、年が明けたらキョウダイ達と一緒に

 　　　きますからね

　　　それでは、泰蔵さんのおもりに行ってまいりま～す」

私は師匠のお墓に深く頭を下げ、まだかまだかと待っている

泰蔵さんの元へ走りだす・・・

(先生いつかは、先生を超えられるように頑張ります)

そんな捨て台詞ならぬ、捨て想いを抱きながら

　

　　　　　　　　　　　　続く ・・・。

　　

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挨拶まわり・４

挨拶まわり ・４ 

透明「え～っと、次は・・・」

泰蔵さんのお店から３０分・・・

大きな門のある大きな仏閣に到着

透明「はぁ～・・・ここはいつ来ても良い空気

　　　だなぁ～

　　　おっと先にお供えを買わないと」

ということで、近くの酒屋さんへ・・・

透明「おお～っなんとこれはこれは」

何故か珍しいお酒を見てテンションＭＡＸの透明先生

透明「よし、これにしよう」

珍しいお酒を２本手に入れルンルン気分で境内へ・・・

透明「す～っ・・・集中・・・・。」

会釈をし、手を合わせる・・・

透明「不動明王様、今年もお力添えをいただき、

 　　　感謝いたします

　　　新年を迎えましても、より一層精進するよう

　　　心がけて参りますので、何卒これからも

　　　よろしくお願いいたします・・・。」

お不動様「・・・・・・・・。」

透明「・・・・・あれっ今日はいらっしゃらない

　　　のかな」

仏様も神様も、お忙しい方々ばかり必ずそこに

いらっしゃるということは無い・・・

それでも、気持ちをおいて行けば、必ずつながるため、

私は今の気持ちをおいてゆく・・・。

気持ちの置き方レクチャー

ドンドンパフパフ

皆さんがもし、お参りに行くとき、その場に神様や仏様が

いらっしゃらない場合があります

そんなとき、その場に気持ちをおいて行けば、必ず神様や

 仏様は、後からその気持ちを聞き届けてくれます

まあ、この方法は、神様や仏様にお手紙を出すようなものと

理解しておいてくださいね

気持ちの置き方は、いたって簡単

先ずは形式通りお参りをすませ、次に敷地内に敷いてある

 敷石を１つ取り、右手に握り込みます

次に神様や仏様にお伝えしたいことを右手の中にある敷石に

 込めて行きます

この時の注意としては、周りの人から

「何をしているのだろう、あの人」

「何だか、怖い・・・」

と思われない程度の爽やかなお顔で込めていただければＯＫ

最後に、「○○様に御光明(ごこうめい)いたします」と

神様や仏様のお名前を入れて、付け加えていただければ終了です

気持ちを込めた敷石は、境内の近く、邪魔にならない場所に

 置いていただければ良いので、是非覚えておいてくださいね

透明「・・・不動明王様に御光明いたします・・・。

　　　よしこれでＯＫ

　　　それじゃぁ～次に行こうかな～」

ということで、またまたまたまた次の場所にレッツラゴー 

　　　　　　　　　　 続く ・・・。

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挨拶まわり・３

挨拶まわり ・３ 

またまた電車を乗り継ぎ、次の挨拶先へ・・・

透明「う～ん・・・ちょっと時間のヤリクリが

　　　難しいなぁ～

　　　仕方がない先に済ませるか」

ということで、汚いお店へ・・・。

泰蔵「汚いお店とは何だ～～～～っ」

透明「あれっ心の声が表面に出ていた」

泰蔵「なんだと～～～～っ 」

透明「まあまあ、これで気を静めて」

目の前にドカッと一升瓶

泰蔵「な、なんでぇ～わかってるじゃねぇ～か」

あははっ、効果覿面だね

泰蔵「しっかし、今年は、はえ～な～」

透明「うん今年は、挨拶まわりに行かないといけない

　　　場所が多いから」

泰蔵「なに～っお前、今日はこのままって言うんじゃ

　　　ねぇ～だろうな～～～っ

　　　いつも、俺のところは最後にしろと言ってあった

 　　　だろうが～～～～っ」

相変わらず威勢がいいなぁ～

当分、大丈夫そうだね

透明「だから～今日の挨拶が終わったら、ちゃんと

　　　いつもみたいに、帰ってくるから」

泰蔵「な、なんでぇ～そ、そういうことかよ

　　　まったくおりゃ～別にいいんだがよ～

　　　お前が、前の店に連れてけって言ってたからよ

　　　約束しちまったからよ～」

くすくすっ・・・素直じゃないんだから・・・。

透明「さてと、それじゃ～次のところに行って、

　　　最後のところにいったら戻ってくるから、

　　　用意しておいてね」

泰蔵「けっあんまり遅かったら寝ちまうからな」

透明「はいはい

　　　あっそれと、タイさん」

泰蔵「なんでぇ～」

透明「アクセス存続決まったから、引き続きよろしくね」

泰蔵「な、なに～～～っきいてねぇ～ぞ」

透明「だって、タイさん、私と昴で決めてイイって言って

　　　くれたじゃない」

泰蔵「し、しかしだなぁ～」

透明「男に二言は無いんでしょ」

泰蔵「ううううっ・・・・勝手にしろ～っ」

さてと、タイさんは上手いこと丸められたと

 それじゃ～、次に行きますか 

　　　　　　　　　　続く ・・・。

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挨拶まわり・２

挨拶まわり ・２ 

またまた電車を乗り継いで１時間半・・・

透明「はぁはぁはぁはぁ・・・去年から

　　　この道を何往復したんだろう・・・」

山の中の小さな工房

さすがにこれだけの山道だと慣れない・・・

透明「はぁ～～～～っ着いた～～～っ

　　　す～～～～っす～ば～る～く～ん

 　　　あ～そ～ 」

　昴「バタン小学生か 」

透明「あっいた」

　昴「いたじゃない今日は何も予定は無かった

　　　はずだぞ」

透明「うん無いよ～」

　昴「はぁ」

透明「今日は、挨拶まわり」

　昴「・・・も、もうそんな時期か」

透明「まあ、ちょっと早いけどね」

　昴「それじゃ、もう何ヶ所か」

透明「いや、まだ産土様にだけ」

　昴「そうかお前も大変だなぁ～沢山の神や仏に

 　　　加護をもらっているから」

透明「でも、その御陰で今年も色々な事に対応できたんだから、

　　　これくらいは当たり前にしないとね」

　昴「しかし、俺のところには来なくても良いんだが」

透明「あははっ昴はついで」

　昴「えっ」

透明「今日の挨拶の相手は、妖精達だよ」

　昴「はぁ～・・・お前も律儀なヤツだ・・・」

透明「ということで、これ渡しておいて」

　昴「何だよコレ」

透明「特製・ハチミツ酒」

　昴「お前、これ」

透明「前に、聞いておいたんだもちろんアルコールは

　　　飛ばしてあるから安心して」

　昴「そうか・・・ありがたくいただいておくよ

　　　皆、喜ぶと思うよ」

透明「昴には何もないけど、来年、黄昏の刻が終わったら

　　　一応、ご飯でも食べに行こうよ」

　昴「ああ、そうだなまあ、それまでは気が抜けないから、

　　　頑張らないと・・・そういえば、マニャさんのところにも

 　　　行かないとな」

透明「もちろん、後日、アポとって行くつもり

　　　マニャさんはマニャさんで、自分のところの仕事が

 　　　忙しい時期だろうから、こちらもちゃんとしないと

　　　それに、昨年からお世話になりっぱなしだし、

　　　行くときには、昴にも連絡するから、一緒にいこうね」

　昴「ああ、わかった」

透明「それじゃ～後は、１２月末に迎えに来るから」

　昴「はい何のことだ」

透明「決まっているじゃないか今年もやるぞ」

　昴「やるって・・・まさか」

透明「禊ぎ」

　昴「う、うそだろっ」

透明「透明うそつかな～い」

　昴「くっ・・・。」

透明「逃げてもちゃんと捕まえるから用意しておいてね」

　昴「×○△＠ 」

顔面蒼白な昴くんを尻目に、次の目的地へレッツゴー 

　　　　　　　　　　　　　続く ・・・。

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挨拶まわり

挨拶まわり 

透明「みなさ～んおはようございま～す

　　　いや～っ一年もあっという間ですねぇ～

　　　もうじきお正月

　　　気が早いかもしれませんが、今年も一年の

　　　締めくくりとして、挨拶まわりをして行きたいと

 　　　おもいま～す

　　　本当は、皆さんの元へも赴き、挨拶してまわりたい

　　　のですが日本全国、いや世界中に

　　　飛び回らないといけなくなってしまうので

 　　　本当に申し訳ないです

　　　それでは、挨拶まわりにレッツゴー」

ということで、電車を乗り継ぎ最初の目的地へ・・・

透明「あははっ流石にまだガランとしているなぁ～」

やってきたのは、いつもお世話になっている

私の産土神様のお社

通常皆さんは、お正月に初詣に行くことが多いとは思いますが、

実は昔から、年中にお世話になった神様や仏様に年の瀬の

ご挨拶をすることで、新年のご挨拶が生き、来年の流れが

良くなったりもするため、皆さんもお正月に初詣をする

ご自宅の地域の神社や、守り本尊の仏様には、ご挨拶を

 しておいていただくと、ちょっとお得になりますよ

そんなわけで、私の場合は、神様や仏様と密接に関わることが

多い仕事のため、年の瀬のご挨拶もちょっと一苦労

一年を通し、お力をお借りした方々にご挨拶をしなければ

無礼になってしまうため、毎年行なっているというわけです

透明「パンパン産土神様今年も残すところ後わずか

　　　年中は大変お世話になりました」

「・・・・が・・・し・・・・。」

おっと、ちゃんと集中せねば

皆さんには、現代語訳してお届けです

産土「よくぞまいりましたね元気でしたか 」

透明「はいいつもお力を御拝借させていただきまして

　　　ありがとうございます

　　　御陰様で、無事に新年を迎えられそうです」

産土「それは、よかった 」

透明「これはつまらないものですが、奉納させて

　　　いただきます」

産土「いつも、気をつこうてくれるな

 　　　それよりも、たまに顔を見せにきなさい 」

透明「はい本当にありがとうございます」

神様、仏様への挨拶まわりは、基本一日２カ所まで

ついで参りとならないように、時間を空けて次の場所へ

赴くのだが、最低５時間は空けないといけない為、

その間に、他の挨拶をすませに行く・・・

透明「さてと、次は・・・。」

　　　　　　　　　　　　続く ・・・。

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房総・暴走・また坊僧・鑑定９７ー２１

房総 ・暴走 ・また坊僧 ・・・・２１ 

透明「それじゃ～、一度車に戻って

　　　メモをとろうか」

　怜「ラジャ・・・」

私達は、車に戻る・・・

透明「はぁ～流石に寒いね」

　怜「・・・私、寒いの平気・・・」

透明「そ、そうなんだ」

何故だろう・・・子供は風の子という言葉が

頭から離れない・・・

透明「さてと、それじゃ～障気浄化方法を

　　　話すけど、最初に言っておきたいことがあるんだ」

　怜「」

透明「それは、この方法では、障気は

 　　　完全には消すことはできないということ

　　　それは、常に生活の中で障気と共存している

　　　からということもあるけど、今から教える

　　　障気浄化法は、あくまでも自分自身の

　　　自己浄化力と併用することで時間をかけて

 　　　完全浄化することができるものだから、

　　　さっきの運動をして、浄化力を２００にまで

　　　引き上げておいてくれれば、この方法も

　　　役に立つと思うから、忘れないでね」

　怜「・・・・よくわからないけど・・・ラジャ」

透明「ま、まあ、教えながら説明するよ・・・」

障気浄化方法レシピ 

神式相斉 　(じんしきそうざい)

材料 

粗塩 　　コップ１杯
 

檜の木片 　　１つ (大きさはどんなモノでもＯＫ)

方法 

それでは、作り方です

まず、檜の木片を手に入れましょうこれは、よく入浴剤などが

売っているコーナーでも目にするお風呂用の檜チップでもＯＫです

檜の木片が手に入ったら、次に「天照大神様」をお奉りしている

神社に行き、その檜の木片を手洗い場で軽く洗います

その後、賽銭箱の上にその檜の木片を置きます

それでは、方法です

先ずは、二礼二拍手この後、天照大神様のお力を檜に少し

いただきたいので、次の言葉を詠唱してくださいね

「大神(おおかみ)の、御理(おんことわり)を

　御拝借(ごはいしゃく)させていただきたく、

　御願い(おんねがい)奉り(たてまつり)ます

　移し(うつし)しは、先(さき)の宿り木

　願いしは、○○(住所)に住まいし

　○○(名前)に御座います

　何卒よしなに御願い申し上げます

 　弥栄(いやさか) 」

詠唱後、一礼で終了です

少し長いですが、メモを持って心の中で読み上げても大丈夫

なので、行なってくださいね

それが終わったら、ご自宅へ帰り、日の当たるところで

 一時間ほど木片を乾かしていただいたら準備ＯＫです

いよいよ禊ぎを行ないます

先ずは、お風呂にお湯を張り、コップ一杯の粗塩をお湯に溶かします

次に先ほどの檜の木片を入れ、１０分くらいしたらお風呂に

つかってください

お風呂の温度はご自分の好みで良いのですが、お風呂につかる

 時間が１０分ほどなので、のぼせない程度の温度にしていただくと

良いかもしれません

これで、体内の障気は体から排出されますので、御家族皆さんが

お風呂に入ったら、必ずそのお湯は捨ててくださいね

お風呂のお湯には障気が封じられているため、洗濯などにつかって

しまうと、衣服に障気が付着してしまうので注意してください

これで、障気浄化方法は終了ですが、一回に浄化できる障気の量は

体内にある障気の３分の１となりますので、何度か行なって

いただく必要があります

ちなみに、一度作った檜の木片は、天日干しをしていただければ、

５回は使えますので、なるべく毎日行ない体内の障気を減らして

いただけるようにしてみてください

透明「メモはＯＫ」

　怜「・・・・う～ん・・・・」

透明「」

　怜「この方法だと、死幽気が１０００００だから、一回禊ぎを

　　　して６６６６６残って、あっ自己浄化量が２００として、

　　　６６４６６・・・次にヤルと約４４３１１でしょ浄化量で

　　　４４１１１・・・その次は、約２９４０７で、２９２０７残る

　　　・・・その次が約１９４７１で、１９２７１と

 　　　５回できるから、最後が約１２８４７の１２６４７・・・

　　　う～ん・・・」

透明「お、お前、それ暗算でやってるのか」

　怜「そうだけど」

透明「す、凄いなはじめて尊敬した」

　怜「エッヘン・・・あっそうじゃなくて、死幽気が体内に

　　　ある時は、一回宿り木を作っただけじゃ足りないね」

透明「そうだねもちろん、日に一度しか行えないから

　　　何日か行なわなければ完全には消去できない

　　　それでも、さっき行なった浄化量を上げる運動をして

　　　２００まで上げておければ、毎日２００は昇華できるから

 　　　かなり違ってくると思うんだ」

　怜「あっなるほど・・・さっき言っていた意味がわかった

　　　要するに、早く障気を浄化したければ、浄化量も浄化法も

　　　両方やらないと時間がかかっちゃうということだね・・・。」

透明「そうなんだ障気は体内にいる時間が多ければ多いほど

 　　　危険なものだから、なるべく早く浄化することが先決になる」

　怜「う～ん・・・もう一回神社に行って宿り木を作って・・・。

　　　約８４３１で浄化量２００で・・・８２３１・・・次で、

　　　約５４８７で５２８７・・・約３５２５の３３２５と・・・。

　　　これで３回だから、４回目で、約２２１７で２０１７ね・・・

　　　最後が、約１３４５の１１４５か・・・これでも終わらない

 　　　でも、かなり終わりは見えてきた」

透明「そうだね今、怜がやったように単純計算しても、

　　　宿り木を作るのは３回は行なった方が安全だと思う

　　　残念ながら、宿り木は神社に行ったとき、一人一個しか

　　　作らせてはくれないから、もしできるのであれば、御家族で

　　　一人一個作らせていただければ、一回で数個の宿り木は

　　　作れるのだけどね」

　怜「じゃあ、家族５人として５個できたら、それは時間差が

　　　あっても使えるんだ」

透明「うん大丈夫ただし、１年したら効果は無効になって

　　　しまうから注意が必要なんだ

　　　もちろん、毎日行って宿り木をいただくこともできるから、

　　　必要な分は、足繁く通って作っておいても良いと思う」

　怜「この檜は、使い回しＯＫ」

透明「残念だけど、５回使ったら、普通に捨ててくれた方が

　　　良いと思う」

　怜「メモメモ・・・ＯＫ」

透明「さてと、これでレクチャー終了帰りますか」

　怜「・・・・・・。」

透明「」

　怜「・・・・・・」

透明「は、はい～っいきなりお役御免ですか」

気持ちよさそうに隣で寝ている怜に感化され、

かなり眠い目をこすりながら、家路に急ぐ透明なのでした・・・

透明「はぁ～・・・眠いよ～～っ」

　怜「・・・・」

皆さんも一日も早く障気を浄化して健康な毎日を

 過ごしてくださいね 

　　　　　　　　　　　　　　　　完 

　

　

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