秘密の アッ○ちゃん ・12
透明「さてと、仕切り直し
先ずは、柄野さんに聞きたいことが
あるのだけど、良いかな」
柄野「は、はい」
透明「護法式って、知ってる」
柄野「えっいいえ」
やっぱり、知らないか・・・
透明「それじゃ~、最近、神社とか仏閣で
何か祈願をしたことはある」
柄野「いいえ・・・」
ということは
透明「最近、何か願掛けのようなことを
自分でしたことは」
自分でしたことは」
柄野「あっ・・・・・もしかして・・・」
透明「聞かせてくれるかな」
柄野「は、はい・・・昔、私のお婆ちゃんに
手鏡をもらったんですが・・・。
小さい頃、お婆ちゃんに手鏡に想いを
込めると願いが叶うって言われて・・・。」
込めると願いが叶うって言われて・・・。」
斑鏡呪巫(はんきょうじゅふ)か・・・。
透明「その時に、何を願ったか聞いても良い」
柄野「えっは、はい・・・。
私は、小さい頃から学校の先生になりたくて
夢が叶ったんです・・・でも・・・」
透明「現実は違った」
柄野「は、はい・・・私はもっと・・・。」
透明「・・・・・なるほど・・・・」
柄野「学校は、子供達と先生が日々学び楽しみ
人生において多くの学びを得ることができる
場所だと思っていました
でも、現実は違っていた・・・。
学校は、会社と同じお客様は子供達とその親御さん
先生は、子供達に気を使い、間違っていても強く
叱ることすらできない・・・」
透明「まあ、確かに今の学校教育は、かなり過敏な
世界になっているとは聞いているけど・・・」
柄野「私は、子供達に沢山のことを学んで欲しいんです
それが時として、厳しいモノでもそこから学べるモノは
人生にとって無駄になることは無いはずだと」
透明「確かに、柄野さんの言っていることは正しいとは
思うけどね
私が学生の時なんか、先生達が竹刀もって歩いてたし
意味もなく挨拶程度にお尻を叩かれたりもしてたから、
今とは雲泥の差だけど時代と共に、学校教育も
変わるから先生達も大変かもしれないね」
柄野「・・・・・私・・・学校と生徒達に挟まれた状態で
どうすれば、上手くやって行けるのかわからなくて、
生徒達もこんな私についてはきてくれないと・・・」
う~ん・・・なるほどな~
透明「それで、手鏡に何を」
柄野「強くなりたいと・・・私が強くなれば、生徒達を
しっかりと導いてあげられるし、学校側にも
もっと、自分の意見が言えると思って」
透明「その時、何か自分を犠牲にするようなこと
言わなかった」
柄野「あっ・・・言いました・・・
強くなれるなら・・・今の自分を全て捨てても良いと」
透明「あちゃ~っ」
恵那「ちょ、ちょっと向日葵ちゃん
それって、意味無いじゃん」
柄野「で、でも、私は自分を変えたかったから・・・・」
透明「鬼はそうはとらなかったってことか」
柄野「」
透明「その言葉は、聞きようによっては、自分を生け贄に
捧げるように聞こえるからね・・・。」
捧げるように聞こえるからね・・・。」
柄野「そ、そんな」
さてと、理由はわかった
しかし、上手く行くのかな~
続く ・・・。
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