

アカ「う~~~~~む~~~~
信じられん ・・・
」

信じられん ・・・


ゴル「透明
お、お前、すげ~なぁ~


そんなこともできるのかよ
」

透明「い、いや、血反吐くほど修行すれば、
誰でもできる技術だから
」

ちび「血反吐
」


アカ「と、とにかく、お前は規格外の力を
持っているということはわかった
」

透明「き、規格外って
」


アカ「そこでだ
もうひとつ伝えたいこと

というのが、お前さんにある依頼を
受けて欲しいんだよ
」
受けて欲しいんだよ

透明「依頼
」

アカ「ああ
報酬も良いし、お前さんの実力なら

申し分ないと思うのだが、この依頼は、
お前さんの同意が必要なのと、
お前さんの実力を見た上で判断しなければ
受けさせることができないんだ
」
お前さんの実力を見た上で判断しなければ
受けさせることができないんだ

透明「
」

アカ「実はな、この依頼は、ここから別の町へ
行ってもらわないといけなくなる

その内容というのが、エンヤの町の協会から
の依頼となっていて、腕の立つ闘士を派遣
して欲しいと言うことなんだよ
」

透明「エンヤ
」

ちび「透明 
」


透明「
」

ちび「エンヤって、これから向かう場所の目と鼻の先
にある町だよ
」

透明「ま、まじで
」

アカ「なんだ、透明はエンヤに向かっているのか

それなら、丁度いい依頼だ

ただ、この仕事には、最低限魔法に対する耐性が
必要ということでな

最初は私を指名して来たのだが、私は忙しい身
なのでな
誰か代わりに行ってくれる闘士を

探していたんだ

そこで、お前さんの出番というわけだ

ただ、実力は申し分ないのだが、魔法耐性に関しては
調べてみなければならない
調べてみなければならない

ということで、もしこの依頼に興味があるようなら、
明日、魔法に対する耐性があるかどうかを調べて
みたいのだが・・・どうだろう
」

透明「それは、願ってもない依頼ですよ

お願いします
」

アカ「よし
決まりだ
おい
サリア
」




サリ「はい
こちらが、グラーグス討伐の報奨金です
」


透明「えっ
」


私の目の前に、沢山の金貨が

アカ「20000キュラある
」

透明「に、日本円で200万
」

アカ「本当は核が買い取れれば、さらに
300000キュラで買い取れたのだが
」

透明「三千万円~~~ 
」


ゴル「す、すげ~~~~っ



うわ~~~っ
核が壊れていなかったら、


豪邸が建てられたぞ~
」


す、すみません・・・

アカ「ちなみに、今回依頼する仕事は、
参加報酬だけで25000キュラ

成功したらその倍だそうだ
」

透明「500万 
もう、金銭感覚がオカシクなりそう
」



アカ「とにかく、明日は耐性を調べるから、
朝イチにここにきてくれ
」

透明「わかりました
」

そいういと、やっとこさ宿へ帰る・・・。
宿に帰った瞬間、またもや、ちびにゃの腹の虫が
鳴きまくったので、仕方なく食事をすることに・・・。
鳴きまくったので、仕方なく食事をすることに・・・。
透明「ゴルさん
はい
」


ゴル「えっ
」


透明「えっ
これ、ゴルさんの取り分
」



ゴル「いやいやいやいや
こんなにもらえんぞ



それに、俺は何もして・・・
」

透明「何いってんの
ゴルさんが威嚇射撃

してくれなかったら、危なかったし、
仕留められなかったよ

だから、半分こね
」

ゴル「透明・・・お前、本当に良いやつだなぁ~

それじゃぁ~、ありがたくいただくよ



そのかわり、ここの食事代は俺持ちだ

存分に喰って飲んでくれ~~~
」


存分に喰って飲んでくれ~~~

そんなわけで、遅くまでゴルさんに付き合わされ、
ヘロヘロな一日が終わった

そして次の日・・・

昨日、非常食を買うのを忘れていた私は、
例のごとく、朝からちびにゃの腹の虫に
起こされることに
・・・ね、眠い・・・


次回、この世界の信仰が垣間見えます 

続く ・・・。







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