


透明「あ、あ、あ、ああっ
」

狩理「チッ
余計な真似を
」


透明「揚羽~~~っ
六羽~~~~~っ
」


私は、二人の所に這うように駆け寄る

透明「揚羽~~~っ
六羽~~~~~っ
」


揚羽「・・・ご主人・・・しっかり・・・して
ください・・・
」
ください・・・

透明「揚羽
」

揚羽「クスッ
・・・ご主人様・・・私の名前は・・・
黒揚羽です・・・よ・・・
」

黒揚羽です・・・よ・・・

六羽「む・・・う・・・
」

透明「六羽
」

六羽「む・・・っ
」

二人の身体が、光の泡のように消えてゆく

透明「だ、だめだ
消えるな
揚羽
六羽
」




揚羽「ご・・・主人・・・落ちては・・・だめ・・・
」

六羽「む・・・・・
」

私の手の中から、何かが零れ落ちてゆくのを感じる・・・。
それと同時に、今までに感じたことがないほどの
怒りが心を支配してゆく

透明「がぁあああああああああああ
」

狩理「
」

最臥「
」

目から血の涙が溢れるように・・・私の目が紫色に変化してゆく

最臥「な、なんだと



こいつ
まずい
急いで仕留めろ
」



狩理「御意
」

狩理が、私の頭を吹き飛ばす

狩理「な・・・に・・・
」

吹き飛んだのは、狩理の腕

心を支配された、生き物はゆらりと立ち上がる ・・・。
最臥「ば、化け物め
」

狩理「・・・くくくくっ
・・・それでこそ、

狩りがいがある
」

透明「・・・・・・。」
狩理「
」

恐怖を纏いしモノは、一瞬にして狩理の懐に入り、
そっと、手を当てる
そっと、手を当てる

次回、透明は・・・。
続く ・・・。







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