占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

真夏の怪談・・・お役立ち情報・2

2022年10月11日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・お役立ち情報


透明「それでは続いて第二話目のお役立ち情報で~す

   人形の家怖かったですよねぇ~

   実際、人間はあの世に帰る時に

   生きた証となるものを、この世に残して

   旅立ちます

   それは、その人その人で違う物ですよね

   人によっては、自分の知識や財産、後世に

   役立つ物など物質的な物
 
を残す方もいれば、

   教えや知恵などの精神的なもの

   後世に残す方もいらっしゃいます

   人形の家では、大切な人形達が住める

   家を残そうと考えていた館の主人が、

   目の前で生きてきた証が消滅してゆくのを

   見てしまい、想いが強力に残ったことで

   他者を巻き込むようになってしまった

   主人の想いを考えると残念でならない

   お話でした

   さて、話を戻して・・・

   この話でのお役立ち知識ですが、

   学くんの魂が人形に移されたこの現象は

   学くんの恐怖心と緊張が魂の剥離を

   起こしたことで起こったもの
 
です

   これも詳しく話すと何日もかかるので

   簡単にお話させていただこうと思いますが、

   もともと魂というのは、一つの塊ではなく

   複数のパーツで出来ています


   このパーツは本来強固に結ばれているのですが、

   よく漫画などで、驚きすぎて口から

   魂が出ている描写と同じようなことが

   実際に起こったりする
 
のです

   もちろん、この抜け落ちる魂は

   全魂というわけではなく、パーツの一欠片

   だけが精神的な衝撃で外れてしまい、

   その場で一番意識していたものに

   憑依してしまう
という現象なのです

   よく生霊と言われる現象も、固着した

   対象物にこういった欠片や思念が

   勝手に飛ぶことで起こるのですが、

   自分の大切な魂の一部が別どころにある

   というのはかなり不安定な状態

   長い時間放っておいてしまったり、

   欠損が生じることが起こってしまう

   (生霊が祓われてしまったり)と

   大もとが瓦解することにつながるため

   非常に危険です

   そこで皆さんに一つ覚えておいて欲しいことは、

   普段から魂の結束を強固にしておくこと

   これは、肉体や精神を強化すればできること

   なのですが忙しい現代人にはなかなか

   それをおこなうことが難しいのが現状

   そこで、少しずつではありますが、

   魂の結束を強める料理を紹介したい

   と思います

   魂の結束が強固になると、病気になりにくく
  
   精神的にも動じない強い心が形成できる
ので

   オススメですよ~

   それでは、作り方です



魂結束強化


《材料》※一人前の量です

 卵・・・・・・一個  

 にんにく・・・一片

 豚肉・・・・・100グラム

  (お肉の種類は豚であれば何でもOK!)

 えのき・・・・適量

  (パックになっているもの最低1つ)

 舞茸・・・・・適量

  (パックになっているもの最低1つ)

  (きのこ類はいくら入れてもOK)

 しその葉・・・5枚以上

 黒酢・・・・・大さじ一杯

 醤油・・・・・大さじ二杯

 ごま油・・・・大さじ一杯

 

《作り方》

最初にニンニクを薄切りにし、小皿などに入れ

そこに醤油を入れ半日漬け込んでください。

漬け込みが終わったら、しその葉を細かく刻み

卵は割って混ぜておきます

次にフライパンで豚肉から炒めます

豚肉に軽く火が入ったら別の器に移し、

油の残ったフライパンできのこ類と炒めます

きのこを炒め終わったら、そのフライパンに

一度焼いた豚肉を戻し、再度軽く炒めながら混ぜ

そこに黒酢とニンニクを漬け込んだ醤油

(にんにくも一緒に入れましょう)

ごま油を入れよ~く混ぜ合わせ、

火を止めたらすぐに卵としその葉を入れて

軽く混ぜ合わせたら完成です



透明「この料理は、魂の結束が強化されますが

   強力では無いため、3ヶ月くらいは

   2週間に一度のペース
で作っていただけると

   結束が強く安定するので、健康の為にも

   是非作ってみてくださいね



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



透明「さて、ラストの三話目のお役立ち情報です

   ここでは、華原さんが取り憑かれていた

   ことで生気を失いフラフラになっていた

   と思います

   実際、取り憑かれるというのは本当に疲れる

   もので生気ダダ漏れ状態になり、意識を

   失ってしまう人すらいるものなんです

   ということで、記事の中にもありました、

   生気回復のハーブティー

   これを紹介したいと思いま~す



生気回復茶


《材料》

 カモミール・1

 レモンバーム・2

 ダンディライオン・1 

 オレガノ・1

 蜂蜜・小さじ1


(ハーブの割合は、レモンバームだけが

 他のハーブの倍で、他のハーブは

 同じ量にしてください。

 量の目安は、500ccの水に

 1のハーブが小さじ一杯

 2のハーブが小さじ二杯程度


 考えておいてください)



《作り方》

まず、500ccの水を鍋に入れて火にかけます

(水は市販のもので良いので

 ミネラルウォーターがオススメです
 
)

水が沸騰したら火を止め、1分程度放置しましょう

(温度的には70~80度くらいになるとベスト)

そこに先程ご紹介したハーブを入れて、鍋蓋をし

5分ほど蒸らしたらハーブを取り出し完成

ティーカップにハーブティーを注ぎ

そこに蜂蜜を入れて飲んでいただければ

生気が徐々に回復して行きます


(このハーブティーは何杯飲んでもOKですが、

 一度で得る効果は同じなので、

 残ったハーブティーは粗熱をとってから

 冷蔵庫に仕舞い、次の日に温めずに

 蜂蜜を混ぜて飲んでいただければ

 良いと思います

 ハーブティーの効果は3日程度なので

 お早めに召し上がってくださいね)



透明「このハーブティーは、疲労回復の効果

   ありますので、日頃疲れを感じやすい方も

   是非、楽しみながら飲んでくださいね

   さて次回は、いよいよ

   今年の魔導の日の発表で~す

   次回も楽しみに待っていてくださいね~



           完 




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

>さくさん

ハーブティーを持ち運ぶときは

自然と常温になると思うので、

直接、火を入れたものでなければ

常温で大丈夫です

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



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真夏の怪談・・・お役立ち情報・1

2022年10月09日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・お役立ち情報


透明「みなさ~んお待たせしました~

   今回は、三部作のお役立ち情報を

   まとめてご紹介したいと思いま~す

   それでは張り切って参りましょう~

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


領界対応

みなさんは、霊道の中の世界

つまり領界というものが怖いものと

認識してしまっているかもしれませんが、

これは必ず誰もが通る道でもあります

一話目にお話した山目くんは、訳も分からず

領界に入ってしまった為、恐怖が領界を支配して

しまい、あんなことになってしまいましたが

本来領界は、自分の生きてきた生き方が反映され

決して怖いことが起こる場所ではありませんので

そのことは忘れないでくださいね

さて問題は、この領界に偶然でも入らない

ようにすることが大切
です

えっそんなところにそうそう入らないでしょ

と思うかもしれませんが、実は最近なぜか

増えている現象
でもあるので、皆さんには

念のため知っておいていただければと思います


では、領界に入らないようにする方法

というか、思念体と肉体の乖離を起こさせない方法

と言ったほうが分かりやすいかな


まあ、詳しい話をすると何ページにも

なってしまうので、ここは割愛しますが

要するに、幽体などと違い、思念体は

肉体に大きく影響してしまうので、

思念体と肉体の結びつきを強くすることで

乖離を防ぎ、領界に入ってしまう事故を

抑えることができます
 


ちなみに思念体と肉体が剥がれやすい状態

になるのは、睡眠不足や栄養不足など

精神とは違い、肉体が飢餓状態
になると

思念体が剥がれやすく、それ以外にも

一度でも臨死体験をしたことがある人

剥がれやすい状態になっていたりします

ということで、まずは自分の肉体をしっかりと

管理して健康維持というのが一番良い方法
 


だと覚えておきましょうね

その上で、結びつきを強くする方法です


乖離を防ぐ

みなさんは、ビンディーというものを知っていますか

インドの人々の中にはビンディーを

つけている方が多く見られます

このビンディーは、既婚者の方が額に

赤い印のようなものをつけている
のですが、

この意味をちゃんと知っている人は

少ないかもしれません 人によっては

第三の目を意識し開花させる為につけている

な~んて言う方もいらっしゃいますが

これの本質は、第六チャクラを通じて

魂の結びつきを強める誓いの意味

もっているものだったりします

そして、このビンディー

そういった誓いの他にも松果体を安定させ、

精神と肉体の結びつきを強くする効果
があるんです

ですから

皆さんにはビンディーを

  つけていただきたい

といっても日頃からつけるのは無理ですよね

ということで、次の方法を試してみてください


《方法》


まず、睡眠前に口紅を額の真ん中に軽く塗り

しっかりと口を濯いでから就寝しましょう

睡眠から目覚めた後はその口紅を洗い流して終了

ちょ~簡単

これだけなんですが、正直なかなか口紅を

額に塗る勇気がもてない人や男性は抵抗が

あるかも
しれないので、そういった方は

赤色の花の花びらを一枚用意していただき、

就寝前に口を濯ぎ、花びらを額に乗せて

寝たまま腹式呼吸を10分間おこなって
みてください

(花びらは、ドライフラワーでもOK

 ただし、造花では効果が無いので注意です
)

これで肉体と精神の結びつきは強化されます

ちなみに口紅の場合は3ヶ月に1度おこなって

いただければ良いのですが、お花の場合は

一ヶ月に一度
を目安にしていただければと思います

ビンディーは、使われている自然物も大切なので、

 赤色のものなら何でも良いわけではないので、

 口紅か赤い花のみで行ってくださいね!

普段から寝不足や食欲不振などで肉体に

気力が少なくなってしまっている方


疲労が溜まっている方は、乖離しやすく

なっているため、念のためで良いので、

是非おこなってくださいね



        続く・・・。



チャクラとは鑑定ファイル17・血の代償

その他参考記事識の世界


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

>kikiさん

口紅は、紅花(ベニバナ)が使われているものが

好ましいですが、今一般的に売られているもの

であれば特に問題ないので安心してください

あと、グロスは成分が違うので、

グロスやジェル状のものは避けましょう

口紅ならば形状はスティックタイプでも

パレットタイプでも大丈夫です

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・12

2022年10月07日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)12


透明「(さて・・・この二人には

   なんて説明したら良いか)」


放心している二人の後ろに周り、

活を入れる透明先生

意識がハッキリとした二人は、今になって

ワンワン泣き出してしまう


泣いている子どもと女性に弱い透明先生は

オロオロしながらも部屋の浄化などをおこない

やっとこさ泣き止んだ二人に今あった事を

専門的なことは濁しながら説明する・・・。


華原「それじゃぁ・・・

   もう、大丈夫なんですね・・・

透明「うん華原さんが大丈夫なら

   このまま住んでいても問題ないよ

華原「・・・・・。」

久保「ムリムリムリムリ

   いくら大丈夫になったからといって、

   こんな怖い思いして此処に住むなんて

透明「(まあ、そうなるわな・・・。)」

華原「いえ私・・・このまま住みます

透明&久保「えっ

久保「ちょ、ちょっと、真奈美

   ひ、人が、自殺してるんだよ

   いくら大丈夫になったからって・・・。

   お金がキツイなら私が貸してあげるから

華原「違うの

久保「

華原「ここに住んでいた人、

   ・・・少し可哀想に感じて・・・。」

久保「えっな、何言っているの

   真奈美殺されるところだったんだよ

華原「でもその人、ただ肉体が懐かしくて

   憑いてきたんでしょ

   悪気・・・なかったんじゃないかな

久保「そ、それは、そうだけど・・・

華原「それにね・・あの・・お風呂場で見たの・・・。

   怖いと思う気持ちが大半だったけど

   何か・・・・。」

透明「可哀想だと思った

華原「はい・・・哀れみとかじゃなくて・・・

   あの人の側に、由紀みたいな

   支えてくれる人が一人でもいたら
、きっと

   あの人は、死なずにすんだんじゃないかって

久保「真奈美・・・。」

華原「私には頼れる親友も先生もいたから・・・

   でもあの人は・・・


ビジョンとはいえ、人の死に目に立ち会ったからこそ

感じるものがあったのかもしれないな
・・・。


透明「まあ、そこは華原さんに任せるよ

   このまま住んでも良いし、気持ちの整理が

   できた後で、どうするか決めれば良いと思う

   君達には、まだまだ人生をどう生きるか

   決める為の時間が沢山ある
からね

華原「はい


そんなこんなで、一件落着

この後、二人と少し話をして仕事場に直行する

透明先生なのでした・・・。


透明「ふわぁぁぁ~・・・ねむい・・・



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



透明「みなさ~ん

   真夏の怪談・三部作お付き合いいただき

   ありがとうございました~

   ちぃこ~~~~っと長くなってしまいましたが

   次回はお待ちかねのお役立ち情報で~す

   今回の三部作にちなんだお役立ち情報が

   盛り沢山ですんで、楽しみにしていてくださいね



           続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・11

2022年10月05日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)11


宵蠧「ひゃひゃ・・・うひゃ・・・。」


宵蠧が何かを言っているように聞こえるが、

ほぼ本体としての自我を持っていない為、

何を言っているのかは不明・・・

ちなみに、この宵蠧という化け物も

元は人間の魂が闇落ち・・・つまり

禁忌を犯し他者の魂を取り込んだことで

こういった化け物となると言われ、

徐々に自我を保てなっくなった宵蠧は

本能のみに従い行動するようになってしまう・・・。



透明「(こうなってしまうと救えない・・・

   ・・・今、解放してあげるからね
)」


私は、宵蠧を強制的に送還することを決める


宵蠧「・・・・グパッ

透明「


突然、宵蠧が隣にいる思念体を頭から喰らい出す


邪霊「うっ・・・。」


流石の邪霊でも、眼の前で起きていることを

直視できないようだ・・・。

そして、次の瞬間


大口を開けた宵蠧の口から、真っ黒い物体が

飛び出す


その黒い液体のようなものは、私の全身に

へばりついてくる・・・。


透明「・・・・・。」

宵蠧「うひゃ・・・うひゃひゃ・・・


宵蠧が勝ち誇ったように笑っている。

しかし・・・


透明「はぁ・・・・残念だけど、

   お前の仕掛けは私には効かないよ


身体にまとわりついている黒い物体が

徐々に霧散して行く



宵蠧「

透明「何の準備もしていないわけが無いだろ

   私はお前達のような者を正しい場所に

   送り届ける専門家
だからね

   お前が吐き出した呪い瘴気も効かない

   私が纏っている透明バリアー

   破らない限り、お前は何もできないよ


(ネーミングセンスダサすぎる

 なんかサランラップ全身に巻いてる

      みたいじゃないか~)


咄嗟に自分の口から出たバリアーネームに

ツッコミを入れつつこんなこともあろうかと

持ってきていた独鈷杵をカバンから取り出す。


宵蠧「うえっ・・・グパッ


徐々に近づいてくる私に、何度も

黒い物体を吐きかける宵蠧・・・

それでも歩みを止めない透明先生は、

宵蠧の額辺りに独鈷杵を突き立てる


透明「(オン・バザラ・・・・・ウン)」


ゴパッ


一瞬にして、宵蠧の身体が破裂し中から

無数の魂が飛び出す

浮遊した魂は行き場を失い、その場を浮遊する

私はそれを経に乗せて、あの世へと送り出してゆく・・・。


しばらくして・・・。



透明「さて次は君だけど、どうする

邪霊「

透明「今の視ていたでしょ

   君もこのままだと、あんな化け物になって

   苦しむことになってしまうんだよ・・・

   私はできれば、そうなってほしくはない

   人は最後まで人として、魂の故郷へ帰って欲しいんだ

   君も分かっていると思うけど、

   君は今帰っても罰を受けることになる

   だけど、それでも人として・・・


悲しい魂を沢山視てきた私は、言葉に詰まってしまう・・・。


透明「強制送還には情状酌量はつかない

   だから、自分の意思で帰ろうとしてくれないかな

   私もなるべく君の罪が軽くなるように

   できるかぎりのことはするから・・・

   ・・・どうかな

邪霊「うわぁぁぁぁ・・・

   死にたくない死にたくない

   なんで、なんで俺だけ・・・

   死んだりしなきゃよかった

   わぁぁぁぁぁ~~~~っ

透明「・・・・・。」


・・・後悔・・・

自ら命を絶ったことで、分かることがある。

魂が抜け出した直後、魂に烙印が現れ

自分の罪に気付かされる


その烙印の記憶と恐怖が、あの世への

帰郷を鈍らせてしまう
・・・。

それでも、あの世へ旅立つ勇気さえあれば

情状酌量が認められることもある

この邪霊は、帰りたい気持ちと帰る怖さの間で

常に安息の無い世界を彷徨っていたのかもしれない・・・。


そして数分の時間が流れ・・・。


邪霊「・・・・帰ります・・・・。」

透明「

   そっか良かったよく決断したね

邪霊「申し訳・・・ありませんでした・・・。」

透明「ううん君が帰る決断をしてくれれば

   君に引き寄せられてしまった他の子達も

   一緒に帰ることができる

   正しい、選択だとおもうよ

邪霊「お願いします・・・。」


この後、彼と他二名の霊を送る為、他の二人を

身体に宿した
私は、自分自身の身体と霊道に

パイプをつなぎ、魂を送り出す
・・・。


透明「ふぅ~・・・これで全て終了かな

   ・・・っと大切なこと忘れてた


私は慌てて、お風呂場の前で

放心状態になっている二人の元に近づく




          続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・10

2022年10月03日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)10


風呂場の前でヘタリ込む二人をよそ目に

私は部屋の方へ


部屋に入る扉を開け、周囲を観察する


透明「(う~ん・・・)」


いたるところに気配だけが感じられるが、

皆、隠れているのか姿は視えない。


そう思った瞬間


邪霊「(お・ま・・え・・・だれだ~)」

透明「


私の中にいた邪霊がいきなり叫びだす

邪霊の視ているであろう方向をよ~く視ると

真っ黒い塊がヌッと立ち上がった


私は咄嗟に身構える


透明「(こいつ・・・やばいな・・・)」


目の前にいるその黒い塊は、私の中の邪霊とは

比べ物にならない程の危険な存在

宵蠧霊(よつれい)と呼ばれるもの

宵蠧は闇の霊として、多くの霊を自分に

取り込み、霊格を上げる化け物
として

霊からも恐れられる存在・・・。


透明「(こんなのに目をつけられたら

   生きている人間ですら、魂を

   取り込まれかねないこいつは

   ここで何とかしないと・・・んっ
)」


宵蠧の周りに何かいる


透明「(1・2・・3・4・・5・・・

   ・・・おいおい

   どうなってるんだこの部屋は
)」


宵蠧の左右に複数の霊影

うち三つは思念体だが残りの二つは霊体


透明「(お前、何人巻き込んだ)」

邪霊「(ち・・がう・・・おれ・じゃ・・ない

   おれ・・のせい・・・じゃ・・ない
)」


何となくだが、ここで起こったことが理解できてきた


これは、私の憶測だが

最初、邪霊となったこの人は風呂場で自害をし

霊道が迎えにきたにも関わらず、この場に

留まっていた・・・。しばらくすると霊道から

思念体もこの場に寄り憑くようになる
 



そんな状態で、次の入居者が決まり

何人かは、この霊に取り憑かれ、

命を削られたのだと思う・・・。

霊本人は、ただ人の身体を懐かしく想い、

その人達に触れたり憑いて行っていただけだと

思っているようだが、生きている者からすれば

生気を吸われ続け、病気や精神を病み

自ら命を断つこともある・・・・・・

ここで亡くなった人の魂は、疲弊し

上手くあの世に帰れなくなることから、

原因となった邪霊の側で、ただ漂う存在になり

成仏できないことが多い・・・


こういった連鎖を起こしたことで、

この霊は邪霊となり、今でも罪意識なく

人に取り憑いていたのだろう



そして、この場所に霊的な存在が多数

集まっている今の状況を察知した宵蠧は、

この部屋の霊を取り込もうと、この場所への

潜入を目論むが、邪霊に気づかれると、

その場を掌握している邪霊のテリトリー能力で

部屋には入れない可能性があるため、

様子を見ながら近くを徘徊していたのかもしれない

そんな矢先、この部屋をテリトリーとしていた

邪霊の気配が消える・・・後は、窓が開き

迎え入れられれば、残った霊を取り込める

(ちなみに宵蠧は、霊量が高いため壁を

 すり抜けることができなく、華原さんが

 窓を開けるのを待っていたと推測されます)


そして、霊道がここに走っていないのは、

宵蠧が霊道に入ってきてしまわないように

霊道自らがこの場から道をズラしたもの

と考えられる
・・・。


透明「(やれやれ・・・複雑すぎるだろう)」


とにかく、まずは宵蠧を何とかしなければ・・・。



           続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・9

2022年10月01日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


室内現場、苦手な人は閲覧注意


部屋に近づく私を見た「何か」は警戒したのか

顔をすっ込め、部屋へ入ってゆく


透明「ふむっ・・・。

   (今のは見た目、小さい子供のように

   見えるけど大人の普通の霊だったよなぁ)

   二人とも、そのままそこで

   待っていた方が良いと思うけど、

   どうする

久保「

華原「そ、そうしま

久保「い、いきます


久保さん・・・声裏返ってるけど

う~ん・・・久保さんはまだ私のこと

怪しんでるのかそれとも自分の目で確かめないと

気が済まない性格なのかちょっとわからんが

入るのであれば、ある程度は覚悟して

もらわないといけないな・・・。


透明「華原さんどうします

華原「・・・・い、行きます

透明「それじゃぁ~1つ約束してくれるかな

華原&久保「

透明「中に入ったら、何があっても声を出さないこと

   それと、合図をしたら息を止めておくこと

   できるかな

華原「は、はい

久保「わ、わかりました

透明「それじゃぁ~行こうか


二人に約束を取り付け、私達は部屋の扉を開く


華原「

久保「うっ

透明「・・・・・。」


部屋の中は、生臭いような強烈な臭いが充満している


透明「まあ、こういうのはよくあるよね

華原&久保「・・・・。」


よしよし問いかけとも取れる言葉に

反応しないということは、ちゃんと

約束を履行できるという合図だ


透明「(そういえば、悪臭の原因は
 
    お風呂とか言っていたっけ
)」


私はお風呂場を覗くことに・・・。

お風呂場の扉の前に立ち、扉を開けてみる


華原「ぐっ

久保「うっ

透明「うわ~っ・・・・


何と目の前には湯船から半身がでて

洗い場に顔がついた状態で物凄い量の

血液が首筋から流れでている男性が



もちろん、これはビジョンでしかないから

本物の死体というわけではないのだが

一瞬見えてしまった二人は、当然

目を両手で覆い、その場にへたり込んで

しまっていた
・・・。


透明「(しかし、ここまで鮮明ということは

   このビジョン君のでしょ
)」


と自分の中にいる邪霊に問いかける


邪霊「(ううっ・・・。)」


自分の最後の姿を別視点から見た邪霊も

流石に反応してしまう・・・

そんなお三方の様子を見た私は

一度扉を閉め部屋の方へ・・・。


一般的に事故物件に複数の霊がいる場合

まず疑うのは、その場で亡くなった人を

迎えに行くために、一時的に霊道が

その場に走ってしまう
こと・・・。

これは第一話でもお話ししましたが、

霊道は死者をあの世に運ぶ為の道として

その地域の霊道が枝分かれし迎えに行くのが

一般的です

(お墓周りに霊道が走っているのは

 こういう理由がある為で、風水でも

 お墓周りの土地は注意する

 という理由にもなっています
)

その上で、その霊道にその人の魂が入れば

その場から本線に戻り、元通りになる
のですが、

もし迎えに行った本人が霊道に入ることを

拒否してしまえば、いつまでも

その場に霊道が通り続けてしまう
ため、

別の霊や思念が休憩場所として残ってしまう

ことがあるというわけです


透明「(でも、おかしいなぁ・・・

   さっきマンション近辺を視たけど

   霊道が走っているようには

   視えなかったんだよなぁ
)」



            続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・8

2022年09月29日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


しばらくして・・・。

私は電話のあった公園に到着し、

疲労困憊の二人と合流する



透明「大丈夫ですか

華原「先生・・・ごめんなさい・・・

久保「真奈美が謝ることないよ

   先生先日真奈美に憑いたものを

   祓ってくれたんですよね

透明「ええ

久保「でも、部屋の中には何だかわけの分からないのが

   何人も居たんですよ

   ちゃんと祓われて無いということですよね

華原「ゆ、由紀そんな言い方・・・

久保「だ、だって

透明「いやいや怖い思いしたのだから、そう言われても

   仕方がないです

   本当にごめんなさい

久保「えっ

華原「せ、先生

透明「いや、まさかあの人一人だけじゃないとは、

   思っていなかったよ

華原「どういうことですか

透明「まあ、行って見ないと何とも言えないけど、

   先日、華原さんに取り憑いたのは、

   その主体となっている霊で、主体の霊が

   いなくなったことで、他の霊が暴走し始めた

   と考えるのが正しい
かな

   つまり、事故物件ていうことかもしれないね

華原「

久保「や、やっぱり事故物件なんですか

透明「聞いた限りでは、その可能性が高いかな

久保「それって、不動産屋が最初に言わないといけない

   もの
じゃないんですか

透明「いやそうとも限らない

久保「えっ

透明「例えば、その部屋で事故が起こったとして、

   次に入居した人には情報開示義務が発生するけど、

   もし、事故が起こった後の人が、何かの理由で

   その部屋を出た場合、その人には何もなかった

   つまり一人前の人が無事なのであれば、

   そこは直接的には事故物件とはならないんだ

   もちろん、その次の入居者が過去にあったことを聞けば

   教えなければならないものだけど、華原さんが聞いて

   いなければ、教える義務は発生しないんだよ

久保「そ、そんな・・・。」

透明「まあ、今回あったことで、不動産屋さんを責めても

   意味がないから、眼の前のことを何とかしないとね

久保「・・・・。」

華原「あ、あの・・・また、あの部屋に行くんですか

透明「まあ、行かないと何ともできないからね

   もし、華原さんが行きたくないなら、

   私一人で行くけど・・・女性の部屋に一人で

   入るのは気が引けるんだけど・・・

   それでも良いならそうするけど

久保「私達も行きます

   どちらにしても、あの部屋に戻らないと、

   真奈美も困るだろうから

透明「了解それじゃぁ、行こうか


久保さん、かなり気丈な子だなぁ

見るからに足がガタガタ震えているのに、

友達の為にここまで感情的になれるのは、

今どき珍しいタイプだ


そんなやり取りをした後、私たちは華原さんの

部屋へ向かう・・・。

華原さんもかなり腰が引けている状態だが、

久保さんがいることで心強いのか、歩を進める

ことができた・・・。


透明「へぇ~っ良いマンションだね

久保「中も綺麗で新しめで、1LDKで6万ですよ

   完全に何かある値段ですよね

透明「安っ立地的にもその間取りなら、

   倍はするのに・・・。」

華原「そうなんですか

透明「確かにその時点で、怪しさ満点だね


そんな話をしながら、5階に到着する


透明「・・・・・・

華原「先生

久保「

透明「あそこの部屋だね

華原&久保「

久保「わかるんですか

透明「まあ、部屋の扉から顔だけが出ていて

   こちらを覗いているからね

華原「

久保「

透明「ちょっと待ってて


そう言うと、私は華原さんの部屋に近づいて行く・・・。




           続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・7

2022年09月27日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


華原「はぁはぁはぁはぁ

久保「はぁはぁはぁはぁ


どれくらい走ったのだろうか

二人は見知らぬ公園にたどり着き

ベンチに座り込む・・・。


久保「な、な、な、なに・・あれ・・・


ガタガタと震える口で華原さんに問いかける久保さん


華原「も、もう・・・いや・・・だ・・・・


涙が止まらない華原さん・・・


二人はしばらく放心状態になり、

時間だけが過ぎてゆく


時刻は5時40分・・・。

日の光が差し込み、辺りが明るくなってきたことで

安堵感が広がり、やっと二人は今の状況を

冷静に考えられるようになっていた
・・・。


久保「真奈美・・・あの部屋、絶対

   事故物件だよ

華原「えっ事故物件


事故物件を知らない華原さんに久保さんが

事故物件のことを話して聞かせる・・・。


華原「・・・・・そういえば・・・・

   この前、先生に除霊してもらった・・・。」

久保「除霊

華原「うん・・・

   なんか急に体調が悪くなって

   仕事休んでた時あったでしょ

   その時、私が行っている占いの先生の所に

   行ったら、何か憑いてるって言われて

   祓ってもらったんだ
・・・。」

久保「それって、なんか胡散臭いんだけど

   全然、祓われてないじゃん

華原「でも、祓ってもらってからは、

   どんどん元気になって、具合が

   悪かったのがウソみたいだった
んだ。」

久保「じゃあ、その先生の所にも行ってみようよ

   ちゃんと祓ってくれてなかったんなら

   責任とってもらおうよ



(おいおいそんな話になってたんかい

 ひどい言われようだけど

 まぁ怖い思いした後だから仕方ないよな)


二人は幸い、消防隊を呼んだことで普段着を着ていて

華原さんのポケットには携帯が入っていた
ため

早速、不動産屋私のところに電話をする

当然、不動産屋さんは出るはずもない

そして・・・・。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


プルルルルルルッ


事務所の電話が鳴り響き、転送サービス

私の携帯に繋ぐ・・・。


透明「んっこんな時間に

   ちょっと待ってて

邪霊「・・・・・


徹夜で邪霊を説得中だった私は

何故か、邪霊に気を使いながら

携帯をとる・・・。


透明「はいもしもし

華原「せ、先生よかった繋がった

透明「えっ・・・もしかして華原さん

華原「は、はいせ、先生・・助けて・・・


少し安心したのか急に号泣する華原さん


久保「ちょっと、変わります

   私、真奈美の友達で久保と申します

透明「は、はい


物凄い勢いで、久保さんが現状を話し出す

何か、ちょっと責められている気持ちになる

透明先生・・・


透明「う~ん・・・なるほど・・・。

   わかりました今からそちらに行きますので

   住所とか、わかるもの周りにありますか

久保「えっほ、本当に来てくれるんですか


少し驚いている久保さんは、公園の看板に

書かれている住所を伝えてくれた


私は急いで用意をし、車のエンジンを回す



          続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・6

2022年09月25日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


華原「えっなに

久保「今、何か聞こえたよね

華原「・・・・・・。」

久保「・・・・・・。」


コツ・・・コツ・・・コツ・・・


華原&久保「


明らかにクローゼットの中に何かいる

二人は顔を見合わせるが、その顔は

恐怖に引きつっていた



久保「も、もしかして、虫とか

華原「そ、そうだよねもしかしたらGとか

久保「うわっそっちの方が嫌かも

華原「そ、そうだね


そっちの方が」・・・それ以外のことを

想像していた二人は、必死に恐怖を

誤魔化すしかなかったのかもしれない・・・。


ゴン


華原&久保「ビクッ


クローゼットから聞こえる音は明らかに

虫の類いでは出せない音へと変わってゆく。


久保「・・・開けてみる・・・。」


何を思ったのか

久保さんが変な勇気を振り絞ってしまう


華原「・・・うん


その提案に乗ってしまう華原さん・・・。


二人は念のため台所にあった包丁を取り出し

暗い中、慎重にクローゼットの方へ・・・。

久保さんがクローゼットの扉に手をかける


久保「・・・い、いい開けるよ

華原「はぁはぁ・・・う、うん


包丁を構えた華原さんが、覚悟を決めて

返事をする


バンッ


物凄い勢いでクローゼットの扉が開く

しかし、クローゼットが開いた時には

何故か二人とも目をつむってしまい、

中の状況を確認できない



久保「ど、どう

華原「ご、ごめん目が開けられない

   でも、今開けるから

久保「わ、わかった、私が携帯で照らすから

   一緒に見よう

華原「せ、せーの


二人は、合図と共に目を開ける・・・。


華原&久保「


目を開けた二人の目には、なんてことのない

ただのクローゼットだけが映っていた


久保「な、な~んだ何も無いじゃない

華原「はぁ・・・何でビビっちゃってたんだろ


特に何も変化の無いクローゼットを華原さんが閉める

すると、突然電気が復活する


久保「えっなに

華原「電気がついた


と、二人が突然ついた電気を確認するために

後ろを振り返ると


華原&久保「きゃぁ~~~~~っ


そこには、真っ黒な影のようなものが立っており、

その闇の奥には、ギョロギョロと動いている

目だけがハッキリと確認できる


そしてその横には子供くらいの大きさの

人間?が複数人こちらを覗き込んでいた



あまりの恐ろしさに二人はパニック状態となり

手に持っていたスマホも包丁も投げ出し、

一目散に玄関から外へ走り出した




          続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・5

2022年09月23日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


消防隊員の聴取が終わり、現場を調べるため

部屋の中へ入る消防隊の人たち・・・。

しばらくして、一人の隊員が出てくる


華原「あ、あの、どうでしたか

消防「えっ、え~っと・・・もう一度

   確認させていただきたいのですが

   お風呂場がひどい状況とのこと

   でしたよね


華原「は、はい

消防「・・・・・。」


消防隊員は少し怪訝な顔をしながら・・・


消防「すみませんが、お二人ともお酒を

   召し上がっていらっしゃいますか


華原「えっ

久保「ど、どういうことですか

消防「い、いえ、ちょっと一緒に

   いらしてください
・・・。」

華原&久保「


そう言われ、二人は恐る恐る玄関をくぐる


華原「・・・・・

久保「・・・・・んっ


激臭を予想していた二人だったが、

部屋の中に入り、少しだけ臭いを確認した時

何も臭わないことに気がつく


華原「えっどういうこと

久保「な、なんで、臭くないの


部屋の変化に戸惑っていた二人だが、

きっと消防隊の人が何かをして、臭いが

消えたのではないかと、消防隊消臭隊

勘違いした考えを巡らせ、自分たちを

納得させていた・・・。

そして、風呂場の前に立った二人


華原「・・・えっもう、終わったの

久保「さ、さすがプロ


綺麗さっぱり、黒いドロドロが消えて

無くなっていたことに感動し、消臭隊

消臭力ばりの活躍を称賛していた

(一体、何と間違えているのやら)


消防「・・・いえ我々は何もしていません

華原「えっ

久保「えっ、でも・・・。」

消防「私達が入った時から、この状態でした

   強いて言えば、部屋の電気がつかない

   ということだけでしょうか・・・。」

華原&久保「・・・・・。」


ここから先は、皆さんのご想像通り

この後二人は、酔っ払っていただけだろうと

消防隊の人にこっぴどく注意
を受け、

消防隊の方々は撤収していった・・・。

そして、部屋の残された二人は・・・


華原「・・・・どうなってるの

久保「なんで私達が怒られなくちゃならないのよ~

華原「確かに二人とも、あの黒いの見たのに・・・。

   それに、あの臭いも・・・。」

久保「真奈美この部屋絶対オカシイよ

   明日、私も付き合うから

   不動産屋に言いに行こう

   絶対、何かあるって

華原「う、うん・・・確かにオカシイ・・・

   電気もつかなくなっちゃったし


暗い部屋の中、スマホの明かりを頼りに

今日の行動を決めた二人は、すっかり

目が醒めてしまい
、色々な話をしながら

時間が経つのを待っていた・・・。


そして明け方の四時頃


少しうつらうつらしてきた二人

言葉が少なくなってきていた

・・・しかし、その時


コツ・・・コツ・・・コツ・・・。」


華原「

久保「んっ


クローゼットの中から、扉を叩く音がする



           続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・4

2022年09月21日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


久保さんの異変から1時間・・・。

時刻は深夜2時30分


ゴポゴポ・・・ゴポポ・・・。


華原「うう・・・っ・・・うっ

久保「ゲホゲホッうっ


突然、深い眠りから引き戻される2人


華原「な、なに

久保「ゲホゲホ何、この臭い


部屋の中は、異臭に包まれていた・・・。


酔いが一気に冷めてしまった二人は

パニクりながら、換気しようと

急いで窓を開けてしまう


華原「はぁはぁはぁは~っ

久保「ごほごほっ・・・はぁ~~~っ


窓の外に顔を出し、深呼吸する二人


華原「なんなの何あの臭い・・・。」

久保「魚が腐ったみたいな・・・オエッ


二人は、えずきながらも冷静さを取り戻し、

鼻を手で覆いながら辺りを見回す・・・。


華原さんは、自分の家でこんなことが

起こってしまった責任感からか

久保さんに窓の側にいてもらい、

部屋の中を探索する・・・。


華原「(・・・おかしいなぁ

   どこにも異変は無いけど・・・)」


部屋を見回るが特に原因となるものが見当たらない

しかし、お風呂場の扉を開けた時

一瞬、意識が飛びそうになる


華原「きゃぁ~~~~~っ


華原さんの叫び声を聞き、

久保さんも華原さんの元へ・・・。


久保「真奈美大丈夫

華原「由紀あ、あれ


二人の眼の前には、排水溝から

ドロドロと湧き上がる黒い液体が


その液体からは時折り空気が泡状に弾け、

ものすごい臭いが撒き散らされていた



久保「ムリムリムリムリ何よあれ


久保さんは急いで風呂場の扉を締め、

華原さんを連れて、窓の方へ・・・。


華原「はぁはぁはぁはぁ

久保「はぁはぁはぁはぁ

   こういう場合、どこに連絡すればいいの

華原「わ、わかんないけ、警察とか

久保「警察・・・じゃ無いと思う・・・。

   あっレスキューだから119番じゃない


パニックになっていた二人は、

何故か119番に連絡

何を話したかわからない状態で、とにかく

消防隊の人に来てもらうことに
・・・。


しばらくして

二人は部屋の中で待つことを敬遠し、玄関の外で

消防の人が来てくれるのを待っていた。


華原「由紀・・・ごめんね・・・

   こんなことになるなんて・・・


久保「真奈美が悪いわけじゃないじゃん

   明日、すぐに不動産屋に連絡して

   何とかしてもらった方がいいよ

   あんなの人が住める環境じゃないし


久保さんは落ち込んでいる華原さんを庇いながら

不動産屋にキレていた・・・そこへ


消防「大丈夫ですか

華原「あっはいすみません

消防隊が到着

消防「確認させていただいても良いですか

華原「は、はい

消防「排水溝が爆発したという話でしたが

   怪我をされた方はいらっしゃいますか


慌てた二人は、何故か排水溝が爆発したという

ちょっと何言ってるかわかんない」状況を

作り上げてしまっていたらしい・・・


久保「大丈夫ですけが人はいません


堂々と消防隊員に報告する久保さん

この後、消防隊と一緒に部屋に入る二人は

思いも寄らない光景を目にすることとなる





         続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・3

2022年09月19日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・三話目(事故物件)


この後、かなり飲んだ二人は、

そのまま寝落ちするように敷いていた

布団とベッドに横たわっていた
・・・。


ゴポゴポ・・・。」


華原「


排水の音に驚いたのか華原さんは

ビックリした様子で飛び起きる・・・。


華原「・・・なんだ排水か・・・ビックリした

   やっぱ、うるさいなぁ~・・・。」


ふと横を見ると、久保さんが

大きなイビキをかいて寝ている


華原「疲れてたのかなぁ凄いイビキ

久保「ぐごおおおおおおお・・・

華原「あははっ

久保「ぐごおおおおおおおおおお・・・

華原「えっ

久保「ぐごおおおおおおおおおおおお・・・


久保さんのイビキがありえないほど大きくなる

その音は、人が思いっきり叫んだ時のような

音量
だった


華原「ちょ、ちょっと、由紀

   もしかして起きてる

久保「ぐごおおおおおおおおお


華原「う、うるさい

   ゆ、由紀ちょ、ちょっと

   ふざけてるの


あまりの大きさに、久保さんがふざけて

やっていると思った華原さんは少しキレ気味

久保さんを起こそうとするが・・・。


久保「ぐごごごごご・・・ガッ

華原「えっ


突然、久保さんの目がカッと開き、

華原さんを睨みつける



華原「あっ、ごめん怒った

   で、でも、あまりにもウルサイから

久保「ぐごおおおおおおおお・・・

華原「えっな、何で、まだイビキの真似

   なんてしてるの

   ちょっと、怖いんだけど

久保「・・・・・・バタッ

華原「ヒッ


久保さんは、いきなり白目をむきながら倒れた


華原「ちょ、ちょっと、由紀由紀

久保「・・・・・・。」

華原「ゆ、由紀

久保「んっ・・・どうしたの

華原「えっ


今までのことが無かったように

久保さんが普通に起き、問いかけてくる


華原「えっ、だってえっどういうこと

久保「う~~~~ん・・・まだ眠い・・・おやすみ

華原「・・・・・。」


呆然としていた華原さんは、狐につままれたような

頭がパニック状態だった・・・。

しかし、まだ酔っ払っているのか

突然の睡魔に襲れ、電気だけ消してベットに戻る。


暗くなった部屋の後には、窓ガラスに映る影

押し入れから覗く複数の目だけが揺れていた・・・。



長い夜が始まる・・・。




           続く・・・。



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・2

2022年09月17日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
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透明「う~ん・・・そろそろ出ていかない

邪霊「・・・・・いやだ・・・。」


数日後、華原さんに憑いていた邪霊を

説得していたのだが、なかなか成仏しようと

してくれなくて困っている透明先生
・・・


透明「だからぁ~これ以上だと、強制的に

   排除しなくちゃいけなくなるんだって


   わかろうよ~

邪霊「・・・いや

透明「はぁ~~~~っ


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


一方、華原さんは・・・。


(ここからは華原さんの木人図で確認した情報です)



上司「華原さ~んこれお願い

華原「はい


すっかり元気を取り戻し、バリバリ仕事をしていた


華原「はぁ~っ・・・今日も疲れた~

久保「お疲れ~やっと終わったね~

華原「あっ由紀お疲れ~

   今日、家来るんだよね

   帰り何か買って帰る


久保さんは、華原さんの大学からの友達

部署は違うが同じ会社の同期らしく、

週末にお泊まり会をする予定だったようだ。


久保「う~ん・・・何か作るの大変だから

   今日はどこかで食べてから、その後

   真奈美の家で飲み直そうよ

華原「そうだね


二人は、会社帰りに食事に行き、その帰りに

お酒を買い込んで、華原さんの家へ・・・。

しばらくお酒を楽しみながら、

恋バナに華を咲かせる二人だったが
・・・。


久保「そう言えば、先月引っ越したばっかだったよね

   ここキレイだけど家賃高いでしょう

華原「え~っとねぇ~なんと6万円なんだ

久保「えっ

   だって、ここ都心で1LDKだよ

   ちょっと、それって怖くない

華原「怖いどうして

久保「だって・・・。」


どうやら華原さんはそういったことに疎いらしく

友達も余計なことを言わないように、気を使い

言葉を飲み込んでいた


華原「なんか大家さんが結構な年齢で、道楽で

   マンション経営してるらしくてさ~


   私みたいに若い人が入るなら

   応援してくれるってことで

   安くしてくれた
みたいなんだ

久保「へ、へぇ~っそ、そうなんだ


久保さんは、華原さんが元気な様子だったので

それ以上はその話を続けることはなかった・・・。


ゴポゴポ・・・。」


久保「

華原「あっごめんね~

   なんか排水が変で、うるさいよね

   マンション自体はキレイなんだけど

   築年数は結構経ってるから、

   水回りに不備があるのかも

   もしかしたら、それがあったから

   安く貸してくれたのかもしれないね

久保「そうなんだびっくりした

   これ、不動産屋に言った方がいいんじゃないの

華原「一応言っておいたよ

   ただ不動産屋さんも古いからとか言ってたし、

   直らないかもしれない

   まあ、音はうるさいけど、排水が

   上がってくることはなさそうだから

   あんまり気にしてないけどね

久保「そっか

   あっ次どうする

   ワインあけちゃう

華原「いいねぇ~今日はトコトン飲んじゃおう~


ゴポゴポゴポ・・・。」



          続く・・・。



透明&昴の凸凹日記・2022年9月寄付金のご報告UPしました



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真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・1

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ある日の鑑定・・・


カランカラン


透明「いらっしゃ・・・

華原「先生・・・助けてください・・・。」


華原さんは、高校生の時にお母様に

連れられて来たお嬢さんで、今では26歳

元気で活発な印象の子だったのだが、

その日の彼女はそんなイメージが吹き飛ぶほど

痩せ細り、血の気の引いた顔をしている



透明「だ、大丈夫 顔真っ青

   とにかく、中に入って

華原「は、はい・・・。」


力なくゆらゆらしながら鑑定室に入る彼女・・・。

私は急いで彼女の症状を抑えるために

ハーブティーを入れる



(ハーブティーのレシピは後で公開しますね)



華原「あ、ありがとうございます・・・。」

透明「とにかく、一口くちをつけて

   多分、少し楽になると思うから


それを聞き、華原さんはハーブティーを

一気に飲み干す


透明「どう少し落ち着いた

華原「・・・・あっ・・・は、はい

   なんだかお腹が温まってきて

   少し楽になりました

透明「よかった

華原「あ、あの・・・私・・・。」

透明「大丈夫

   詳しい話は後で聞くから、今は

   華原さんの状態を引き起こしている

   ものの排除
を優勢させてもらうね

華原「えっ


そう言うと、私は華原さんの後方に回り込み、

背中に左手を当てる


透明「華原さん深呼吸して

   目をつむってくれるかな

華原「は、はい

透明「(さてと・・・なんでこんな

   凶悪な霊に取り憑かれたのかは

   わからないが、とにかく一度

   私の中に入れ込んでしまおう。)」


華原さんの現状を引き起こしているのは、

間違いなく取り憑いている邪霊によるもの

通常であれば、その場で説得するのだが、

こういった輩は、説得するにも何日も

時間がかかる
ため、一度私が引き受けて

徐々に昇華してゆくようにしている

・・・まあ、これも結構な負担になるが

このままだと華原さんの命に関わるため、

今は仕方がない・・・。



透明「よしこれで大丈夫だろう

華原「せ、先生 私もしかして

   何かに取り憑かれていたんですか

透明「そうなるね

   とりあえず、憑いていた者は取ったから

   これで体調も徐々に良くなると思うよ

華原「あ、ありがとうございます

   何だか、すごく身体が軽くなりました

透明「ところで、最近何か特別な場所とかに

   行った記憶とかある

華原「えっ

透明「いや、今取り憑いていた霊って、

   かなり凶悪なものだったから

   どこからか連れてきてしまったのかなぁ

   と思ってね

華原「い、いえ・・・

   特に特別な場所に行ったことは・・・。

   旅行とかも行っていませんし・・・

透明「そっか・・・。

   (う~ん・・・華原さんは

   霊感が強いタイプでは無いし、

   守護霊様も強い方
だから、

   あまり取り憑かれることは

   無いと思うんだよなぁ

   ・・・何か解せない・・・。

   まあ偶々が重なって、町の中ででも

   憑いてしまったのかもしれないから

   深く考えなくても大丈夫かな)」


そんなこんなで除霊も終わり、少し話をした後

元気になった華原さんは帰っていった・・・。



しかしこの後、思いも寄らない自体が華原さんを襲う




           続く・・・。



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真夏の怪談・・・二話目(人形の家)・7

2022年09月13日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・二話目(人形の家)


私は元凶となる物にアタリをつける

マナブくんのいる部屋に戻り、マナブくんを

おぶって家を出る
・・・。


透明「さて・・・。」


50年前・・・ここに住んでいた初老の男性は

人形収集家として有名な人
だったらしい。

しかし、今日のような暑い日の夜・・・。

不審火により家は全焼男性と人形も

全て犠牲となってしまったらしい・・・

焼け跡から見つかった男性は、人形を抱えるように

うずくまった状態で発見された



透明「ここには本来、家は無いはず

   人形の主はこの家を人形の為に建てた

   のかもしれないな・・・

   悲しい話だけど、ちゃんと記憶と共に

   あるべき場所に返してあげなくちゃ


私は、マナブくんを背負ったまま

右手を家の壁にそえ、詠唱を始める・・・。


透明「オン・アボキャ・ベイロシャノウ

   マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ

   ハラバリタヤ・ウン・・・・・・・・

   どうか、悲しきこの魂の欠片と想いを

   お導きください・・・・



家全体が淡く光、泡のように徐々に姿を消してゆく

消えた家の中心には小さな小さな光の欠片が残り、

ゆっくりと空へと導かれてゆく・・・。


透明「もう、大丈夫そうだな・・・


この後、私はマナブくんを両親の元へ届け、

念のため病院へ・・・

ご両親には、マナブくんは隠れんぼ途中に

寝てしまっていた
ということにしてもらった

現実で、あの体験を受け止められるほど、

この子の心は強くない
という判断での

配慮なのだが・・・。



住職「おかえりなさい

   学くんのご両親から今連絡がありました 

   本当にありがとうございました

透明「いえいえ取り敢えずあの場所は

   もう災いをもたらすことは無い

   思いますので、安心してください

住職「えっ土地の浄化までしていただけたのですか

透明「いえ・・・実は・・・。」



私はあそこであったことを全て住職に話す・・・。



住職「・・・・なるほど・・・そんなことが・・・

透明「人形の主は、あの土地に執着していたわけではなく、

   自分と人形が静かに暮らせるあの家に執着して

   いたのだと思います
・・・それが焼け落ちてしまっても、

   彼の想いの中にはずっとあの家が鮮明に存在し続けて

   いたのかもしれませんね・・・

住職「・・・悲しい話ですね・・・

透明「まあ、その想いもちゃんと成仏したと思いますから

   後はご住職におまかせします

住職「本当に、ありがとうございました


そんなこんなで、依頼を終了した私は

家路につくのでした



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「人の想いというのは時として大きな爪痕を

   現世に残してしまえるだけの力があります


   人が現世からあの世へ旅立つ時、

   何を現世に残して逝くのか

   残されたものを幸せに導けるもの・・・。

   災いをもたらしてしまうもの・・・。

   人の生き方は様々ですが、私も生きるという

   意味を考えさせられた事案でした


   さて、いよいよ真夏の怪談ラストを飾るお話です

   (あははっ長くなりすぎて真夏は過ぎちゃいましたけど)

   第三話目・事故物件・・・。

   ちょっと怖い話なので、なるべく

   マイルドにお話して行きましょ~う




              続く・・・。



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コメント (10)
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