


円「そんなの、私にもわからないよ~ 
」


透明「う~む
・・・相変わらず彼らは、

何を考えているのか、わからんなぁ~
」


円「っで、どうする

いっその事、殺っちゃう 
」


透明「アホ
何物騒なこと言ってんだ



それに、お前が敵う相手じゃないだろう
」


円「そりゃそうよ
」

透明「はぁ
」


円「殺るのは、あんた
」


透明「冗談じゃない
何で私が、お前のために

{神殺し} の汚名を着なきゃならんのだ~
」


円「カタイこと言わないでよ~

キョウダイじゃん
」


透明「なにサラッと、恐ろしいこと笑顔で言ってんだよ



死神といえど神だぞ
殺るとか撃退するとか、

道徳的にも有りえんわ~



こんなことなら、法具持って来ればよかったよ

法具みたいに、神仏公認の物ならいざ知らず、
何もない状態では、罪を問われかねんだろう
」


円「ほほ~っ
それって言い換えれば、


自分なら出来るってことだよねぇ~



それに、今撃退って言ったけど、撃退方法も
知ってるってことだよねぇ~
」

透明「うっ
」

しまった
口車に乗らされている


透明「そ、そんな方法、し、知るわけないじゃないか~
」


斜め上を見ながら、ごまかそうとする透明・・・

円「あんた・・・本当に嘘つけないよね
」


透明「と、とにかく、そんな方法知っていても
やらないし、できないからな
」


円「あっ
開き直った




じゃぁ、どうするのよ~~~

私を見殺しにする気~~~
」


透明「わ、わかってるよ~

とにかく、まずは、お前が何で死神に
狙われているのか

直接聞いてみるしかないだろ
」

「シャーッ
」

私は、鑑定室のカーテンを勢いよく開く

円「ひっ
」

そこには、空中に漂っている死神が・・・

透明「はぁ~
この人達、飛べるんだよねぇ~


舞空術かよ
羨ましいぞ
」



円「な、な、な、なに、羨ましがってるのよ~
」


透明「大丈夫だよ
結界張ってるから


障気も入ってこないし、ここなら話を
聞けるだろ
」

円「ううっ
・・・怖いよ~
」



珍しく怯えてる・・・・。
透明「さてと、ここは念話かな
」


私は、死神に問いかける

透明「(失礼致します
私、透明と申します
単刀直入にお聞きしたいのですが
何故、この者の魂を狙っておられるのでしょうか
この者、確かに摂理に疎い者ではありますが、
根は悪人ではありません
善行も積んでおります
お聞かせ願えませんでしょうか
)」


単刀直入にお聞きしたいのですが

何故、この者の魂を狙っておられるのでしょうか

この者、確かに摂理に疎い者ではありますが、
根は悪人ではありません


お聞かせ願えませんでしょうか

死神「(・・・よこせ
その・・・魂・・・
)」


透明「
(再度、お聞きします
)」


死神「(くどい
・・・直ちに、寄こすのだ
)」


円「(ムキ~~~~ッ
何で、命令口調なのよ~
)」



おいおい、人の念話に入ってくるなよ

円「(理由もなく、私の魂を取ろうなんて、ふざけるんじゃ
ないわよ~
理由くらい言いなさいよ~
)」
ないわよ~



死神「
(お前のような・・・魂は・・・いらん
)」



透明&円「(へっ

)」



死神「(とにかく・・・よこすのだ
)」

透明「(しょ、少々、お待ちを・・・
)」


ど、どういう意味だ

透明「・・・・・。」
円「ちょ、ちょっと、どういう意味
」


透明「少し、黙って
」

私は、頭の中で全ての情報を整理する ・・・。
続く ・・・。







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