鑑定ファイル２－２

鑑定ファイル２／一馬くん２

さて、一馬くんの続きです

透明「ところで幼稚園、もう終わったの」

一馬「うん今日はみんなお休みだったから、帰っていいんだって」

ふう～ん

学級閉鎖かなんかか

そういえば最近なんかの病気が流行ってて

学級閉鎖が多いとかニュースで言ってたな～

透明「そっかー、友達と会えないのさみしいね」

一馬「ねえねえテンちゃんあそぼ」

いやいや、話し聞いてるんかい

透明「うーん先生ね～、まだお仕事あるんだ」

一馬「えーーっ　だって、ひまって言ってたじゃん」

どきっ暇とは口に出してないのに・・・

なんだか見透かされてるみたい

透明「じゃー、少しだけならいいよ何して遊ぶ」

一馬「お話ししよーっ」

あ、あそぼって言ってたじゃん・・・

やばい、完全にかみ合ってない・・・

透明「うん、じゃ～お話ししようかなんの話しがいい」

一馬「鑑定ごっこ」

・・・。ごっこって・・・ハァ～

一馬「じゃ、ぼくがお客さん」

透明「うんじゃ、今日は何を見ましょうか」

一馬「うーんとね、・・・みんな死んじゃうの」

どきっ　な、なんですと～

透明「えっみんなって」

一馬「ヒロくんとミナちゃんとアキちゃんと

　　　　エミちゃんとチカちゃんとイザベルちゃん」

ぶーっイザベルってそれに九割方女の子じゃん　

こ、こやつ・・・

透明「うーん、沢山いるねーみんな今日幼稚園お休みだったの」

一馬「うん・・・」

やはり、何となく思っていたのだが、

一馬くんは、一馬くんなりに友達が心配で私に聞きたかったんだと

今、はっきり理解出来た。　

なかなか、ういやつよの～

透明「では、見てみましょう　う～～～ん」　

固唾をのむ一馬くん、何時になく真剣

一応、子供に嘘はつけないので、

一馬くんの木人図にアクセス

現時点での一馬くんの周りで起こる事柄を紐解きます

鑑定結果は、次回で

鑑定ファイル２－１

鑑定ファイル２－１／一馬くん(仮名)・４歳男の子・園児

ふぁ～っ・・・。ねむい

今日は午前の鑑定が少なく、午後からの鑑定は夕方からなので、

少しゆっくり出来る日

「さて、ご飯でも食べようかな」

久しぶりにゆっくり出来そうなのでちょっとうれしい透明です

しかし、こんな日に限って嫌な予感が・・・

「ばた、ばた、ばた、ばた」　凄い勢いで走ってくる音がする

透明「や、やばい、やつが、奴が来る」　予感的中の瞬間である

？？「テンちゃ～んいる～っ」

　　　「ガチャバン」　扉が凄い勢いで開いた

透明「・・・。よ、よう一馬くん、いつも元気だね～っ」

っと、大人な対応をしつつ、

ドアノブが傷つけた壁を寂しそうに見つめる私・・・

一馬「テンちゃん、今、ひま～っ」

は～っ、たしかに暇ですよ、暇なんですけど、久しぶりなんですよ・・・

透明「うん、丁度お客さん見終わった所だよ」・・・自分のバカ・・・

一馬「そっか～、テンちゃん大変だねもっとお客さんこないと破産だね」

・・・ど、どこでそんな言葉・・・もう好きにして・・・

透明「そうだねそうなったら一馬くん先生にご飯食べさせてくれる」

一馬「え～っ、いやだよ～。」　・・・こ、こいつ・・・

一馬「だって、テンちゃん大人じゃん」・・・ごもっともです・・・

失礼、少し取り乱してしまいました。

一応紹介します彼は一馬くん

私立の幼稚園に通ってる４歳の男の子で、

私の仕事場のすぐ隣の家に住んでいます

最初は、お母さんの鑑定について来ていたのが、

幼稚園に行き始めてからは、

なぜか私の時間が空いてる時に限って顔を出すようになり・・・

うれしいかぎりです・・・

まあ、かわいいからいいんですけどね～っ・・・

最初に来た頃は言葉もままならなかったので先生と言えず、

先生が「テンテエ」になり

面倒くさかったのか「テンタン」

そして「テンちゃん」になりました

しかし、このくらいの小さい子供の感の良さには恐れ入ります

そんなわけで、彼は、私の一番小さな友人です

今回は、彼の素朴な疑問から出た問題を考えて行こうと思います

鑑定ファイル１-５

鑑定ファイル１／礼子さん5


ずずずーっって本当にお茶飲むなつーの

さて、礼子さんも戻ってきた頃なので話しを続けましょう

礼子・透明　「じゃあ」　おっとかぶった

透明「んっどうぞ」

礼子「じゃあ、どうすれば先生は良いと思いますか」　

礼子さんは本当に素直だなーと偏屈先生は思うのでありました

透明「今礼子さんがタロットで皆さんを見ている力は触覚による力
　
　　　　なんです、もともと霊感は視覚の中の力の一部で認識され

　　　　てて、本当はどの感覚にも霊感は存在するものなんですよ

　　　　よく、特定の場所で変な音がするとか変な臭いがするとか

　　　　寒気がするとか口の中が苦くなるとか聞くけどこれも実は

　　　　霊感だったりするんです皆さん視覚にとらえないと

　　　　気づかないようで、もともと霊感はだれでももっているんですよ」

礼子「えっと、じゃぁ、今私がやっているのは」

透明「そっ霊感です」

礼子「えっ、でも、霊感つかないって」

透明「うんようするに、一般的に言われてる、

　　　　礼子さんが思ってた視覚の霊感は無理

　　　　でも礼子さんのやっているのは、触霊視て言う霊感

　　　　だからあながちお客さんが言ってる事は

　　　　間違いじゃないみたいだよ」

礼子「そ、そうなんですか」

透明「そうなんですでも、一番の問題はその力を

　　　　礼子さんが認識出来てないことかな」

礼子「・・・・・。」

透明「礼子さん虫の知らせって知ってる」　

　　　　礼子さんが頷いている

透明「多分礼子さんは、それが多いと思うんだけど、

　　　　それが君の力なんですよ

　　　　触覚の触って角・虫って書くでしょ

　　　　これは人の中に三尸（さんし）と呼ばれる虫がいるんだけど

　　　　この虫がその感を司っていて感を向上させているんです

　　　　だからその三尸にアクセス出来れば、もっと自分の占いに

　　　　自信もてるんじゃないかな」

礼子「確かに、そうですね・・・どうすれば出来ますか」　

少し申し訳なさそうに礼子さんが聞いてくる

透明「・・・礼子さんラマーズ法知ってる」

礼子「えっあの・・・、出産のですよねー」

透明「そう」

礼子「えっで、それが・・・」

透明「やってみて」　

またしてもキョトン顔の礼子さんが「ヒーヒーフー」

と言いながら呼吸をしている

・・・ちょっと面白い
　　

透明「うんじゃあ今度はその呼吸をヒーヒーハーにして、

　　　吸うのを２回に分けて吐くのを１回で終わらせて

　　　少しやってごらん」

しばらく呼吸をすると、流石飲み込みが早いようで何かを掴んだようだ。

もともとこの呼吸法は、出産時に妊婦さんが失神しないようにと、

出産時の痛み緩和などが目的ですが

この呼吸法は触覚に直接訴えかけ自分の感覚コントロールにも

役立ちます

透明「どう何だかいつもと感覚違うでしょう」

礼子「はい何だかお腹が熱くなりました」

透明「OK、OK今の感覚、覚えておいてね！

　　　　これを毎日１０分位続けてれば、触覚が研ぎ澄まされて

　　　　何時か三尸にアクセスするのわかるようになるから」

礼子「ありがとうございますやってみます」

そんな訳で、他にも感を養う為の食事の取り方や体操なども教え

決意を新たにした礼子さんを送りだした


数日後、礼子さんから雑誌が送られて来た

ページを送っていくと礼子さんの連載が載っていて中々

信憑性があっておもしろい

きっと彼女の占いには、占う力以外にも悩む人を助けようとする

気持ちがもう一つの力になっているんだと、関心しつつ

食い入るように恋愛ページを読んでいる透明先生でした



２箇所クリックいただけると嬉しいです
　↓　　　　　　　　↓
　　
にほんブログ村ランキング

鑑定ファイル１－４

鑑定ファイル１／礼子さん4

さてさて、霊感の説明でしたね

そもそも霊感とは

皆さんの見解は様々だと思いますが、霊感で出来ることで

よく言われているのは、霊が見えるというのが一番多いでしょう

この考えは正解　ですが、そもそもなぜ霊が見えるのか

ここがこの霊感の理解のしどころです

この霊感というのは、空間切り取り能力

といった方が良いと私は思っています

要するにA地点からB地点を見ようと思うと、その間の空間を隔離して、

あたかも目の前にB地点があるように見えるという能力です

そんでもって霊　が見えるのは、

所謂次元という空間を取っ払ってしまうので

亡くなった方が眼前に見えるという訳

向こうにもこの力はあるので、話しかけて来たり近づいて来たりして

霊干渉をしてしまう訳です

ですから、霊感では占いは難しく霊感＋と言う形で

の部分に占いの知識が必要になります

もし占いとしての知識がなく占いをしてる占い師さんが

居るとしたら、ただの勘か　皆さんを守ってくれている霊の

メッセージを受け取れる人だけで

（そういう人もかなり少ないんだけど・・・。）

霊感自体は未来を占ったり、アドバイスをする為の能力では無い

と思って良いので、覚えておいて下さいね

さて、戻りましょう

この事を礼子さんに告げると、またも放心状態の礼子さんに逆戻り

ってなわけで礼子さんがもどって来るまで休憩

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回に続く

鑑定ファイル１－３

鑑定ファイル１／礼子さん3

「チーン」さて答えが出ました！って、

レンジか一休さんかい

冗談はさておき　続きっす

透明「う～ん・・・。無い」

礼子「えっな、無いんですか」

透明「うん、無い」

礼子「一つもちょっとの可能性も」

透明「無い・・・。」　　沈黙・・・・。

礼子さんにとっては、かなりショックだったようで、

その場で放心状態　取り敢ず私から口火を切る事にした。

透明「礼子さん、少し頭の中を整理しようか

　　　　まず、霊感が身に付く道が無いのは、必要が無いと言う事で、

　　　　占い師としては、成功する道は沢山あるから

　　　　間違えないでほしいのが一つ、それと一つ質問していいかな」

礼子「は、はい」　

やっと戻って来たようで、意識がこっちに向いた。

透明「実際、霊感て何だと思う」

礼子「えっえーと、人の過去や未来が見えるとか、

　　　　色々な事がわかる力ですか」

透明「うーん、残念どれも霊感には無い力だね」

礼子「でも先生には未来が見えるんですよね

　　　　木人図にはその人の未来が書いてあるって・・・。」

透明「うん、木人図はね！でもこれは霊感じゃないんだよ」

礼子「・・・。」　少しキョトン顔の礼子さんに話しを続ける。

透明「たしかに私には、霊感と呼ばれる物はあるけど、

　　　それで占いをした事無いよよく霊感占いって言うの

　　　あるけどちょっと無理あるかな」　

まだ顔の礼子さんに霊感について少し講釈（えらそーっ）

皆さんも多分霊感について色々情報が交錯していると思うので、

少し霊感についてお話ししておこうと思います　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　続く・・・。

鑑定ファイル１－２

鑑定ファイル１／礼子さん２

礼子「トントン、失礼します。こんにちは」

礼子さんが少し困った顔で部屋に入って来た。

透明「こんにちは、今日はどうしたの」

礼子さんが席に着くと、いきなり意外な言葉が飛び出したそれは・・・。

礼子「先生！私、霊感が欲しいんです」

透明「は、はい」

突然の申し出にかなり面食らった感じでしたが

一応冷静を装って事情を聞いてみると

最近、彼女の占いが良く当たるとお客様が頻繁に来るようになり

雑誌の取材などのアポが入って来た　っとまあ、

ここまでは良かったのだけど、どうも話しを聞いてみると

「噂の霊感占い師礼子さんの今週の占い」

という、まあ良く聞くキャッチコピーの連載らしく、彼女も慌てて

「私、霊感なんてないんですけど・・・」と反論したところ、

「でも、礼子さんタロットだから霊感みたいな不思議な感を使って

占うんですよね～推薦してくれたお客さん達も

凄い霊感がある占い師さんと言ってますよ～」

てな事を言われてしまい、かなり悩んだようです

透明「う～ん、そこまでは分かったんだけど・・・。何でその結論」

礼子「だって、雑誌社とかよりも、私のお客さん達は、皆私に霊感が

　　　あってそれを頼りに来てるんですよ～だったら、

　　　私が頑張って皆さんの思ってるように霊感を身に付ければ

　　　皆さんの期待にも答えられるしですから何とか霊感が

　　　身に付く方法が無いかと」

え、偉い彼女は正に占い師の鏡やね～どっかのグウタラで

面倒臭がりで今日のお客様の事も覚えて無いような占い師に

聞かせてやりたい

っと思った今日のお客様の事も覚えてない透明先生でありました

・・・さて、気を取り直して

透明「じゃあ、まず礼子さんが霊感に目覚める道があるかを観て

　　　もしその道があるならその方法も追ってみようか」

礼子「お、お願いします」

それでは、礼子さんの木人図にアクセス

現在地点から幾つもに枝分かれした未来を紐解き答えを導き出します。

鑑定結果は、次回に続きます。

鑑定ファイル１－１

鑑定ファイル１／礼子さん(仮名)・30代女性・占い師

うーんと今日は、誰かな

何時も予約の人を忘れるダメダメ占い師、透明です

さて、今１１：５０だからもうすぐくるかな

今日は、１２：００から礼子さんというお客さんが来ます

実は彼女、ちまたで噂の占い師さんで

彼女のタロットはかなりの的中率らしい

多分、皆さんは、「そんなに当たるなら、自分で占えばいいじゃん」

って思うでしょうが、以外と占い師さんは

自分の事は主観が入ってしまって上手く占えないものらしいです

現にうちのお客さんの中でも占い師さんは多くて

皆さん色々悩まれてるようです

まあ、占い師と言えど人間ですからね

「トントン」

おっと　いらしたみたいですね

さて、今日はどんな相談かニャ

では、お仕事お仕事　

鑑定内容は、鑑定が終わりしだい書きますね

自己紹介まだでした（！。！）

そういえば、まだちゃんと自己紹介出来てないんで

今回は、私の事を少し知って下さい。

私が何で占い師になったかと言うと、

人を助けたいとか、

人の役に立ちたいとか、

突然空から声が聞こえて、自分の使命を知ったとか、

そんな壮大でミラクルな話じゃなく

ただ単に、

自分の特性を生かせて、おいしくご飯が食べられる職業が

占い師だったって言ったら怒られるかな

でも、嘘ついてもしょうがないしな～

まあ、理由はさておき、一応人の人生を見る訳なんで、

責任もってその人の人生がより良いものになるよう

努力しています

ちなみに、さっき言った自分の特性なんですが、

信じる信じないはお任せして・・・

まあ良くある話幼少の頃、死を垣間見まして

そこからいわゆる、霊感 なのかな～

とりあえず、人じゃ無いモノは見えるんだけど、

私の場合、最初に人と重なって木 が視えるようになり、

自分がおかしくなったんじゃないかと思いながら暮らしていたのですが、

日増しにその木 が鮮明になり、余りにも邪魔なので、

ある高名な御山で修行させていただきまして、

何とかそれを操るまでにいたり事なきを得た感じです

この木は、業界では木人図 と呼ばれているらしい物で、

人は生まれる前からこの世での生き方（修行？）を

その木に書いて来ていて、その木を細かく観ると、

その人のこれからが書かれていると言うわけです。

ねっ！占い師むきの特性でしょ

そんなこんなで12年占い師やってます

最初は口コミでお客さんが来てくれて良いペースだったんですが、

1年を過ぎた頃から急にお客さんが増え、

結局年間2000～3000人観るようになってしまい、ギブアップ

今では偉そうに完全会員制にさせていただいて、

まあご飯が食べられればOKな生活をしています

もともと、怠け者なので自分でも困ってるんですが・・・

まあ、それはよいとしちゃって

以上が自己紹介でーす

これから色々書いて行くので、暇な時にでも読んでやってください

（一応お客さんには、承諾得てるんで）これから宜しくです

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

 【追記】

会員制・鑑定の詳細は、やまさんにコメント欄でお話させて

もらいましたので、2009年09月12日(土) 13時49分の

コメントを読んでみてください

それと2010年に、このブログの取り扱い説明を載せました

コメントを書き込んでくださる方は必ずお読みくださいね

そちらに記載のルールを守れない方からの質問コメントは

回答を控えさせていただきますので何とぞご了承ください

　はじめての方へ！一読お願いしま～す！

～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

２箇所クリックいただけると嬉しいです

　↓　　　　　　　　↓

にほんブログ村ランキング

はじめまして！

私、しがない占い師をやっているものです

名を、透明先生と、お呼び下さい

なぜ本名を載せないのか？というと、

私とてもシャイなんです・・・・。

まっ、冗談はさておき

もともとブログを始めるきっかけが、知り合いに

「おまえ、今どきパソコン出来ないの、

　おまえか、赤ん坊　ぐらいだぞ」

と心を斜めからえぐられる優しいお言葉をいただき

自分でもわかっていたし、決してサボってた訳ではなく・・・

そう、わかってはいたんだけど・・・・・・

えーっと、まあ気を取り直して

ようするに宣伝する気は無いわけで、私としては、

この場を借りてパソコンの練習＆日記を

付けさせていただこうかと思っています

ですから、もしこの日記を読んでくれる

きとくな方がいて、万が一にもコメントを

頂いた日にゃーあんた・・・・・

たぶん返せないのでごめんなさい

これ書くのに一日掛かってるぐらいなんで

というワケで

業界の裏話やら、お客さんの話、

後どうやって良くなったのかなど

色々書いていっちゃうんで、これから宜しくです

２箇所クリックいただけると嬉しいです

　↓　　　　　　　　↓

　　

にほんブログ村ランキング