

荒神「うう
」

千世「しっかりせい
」

荒神「・・・千世
わらわは、一体
」


透明「もう大丈夫でございます
荒神様から穢れが
完全に消えております
」

完全に消えております

荒神「な、何ということじゃ
一体何が ・・・
」



私は、あまり突飛なヒロインのことには触れず

(色々面倒がありそうなので
)

状況を説明した・・・。
千世「良かったのぉ~
」

荒神「しかし・・・わらわは、これからどうしたら・・・
」

流奈「明けの山岳・・・穂の音色・・・
」

透明「る、流奈
」

流奈が能力を発動している

流奈「光栄の末裔・・・左大神・右大神・・・賜りたく・・・
」

千世「おお~っ
なるほどのぉ~
さすが、神降ろしの巫女
その願い、叶えてしんぜよう
」



その願い、叶えてしんぜよう

荒神「そうか
・・・喜んで・・・
」


二人の神の身体が光りだす

透明「こ、これって
」


流奈「これで、もう大丈夫
この社に奉じられている神様を

新たにお二人降ろしたから

だから、この社には、二大神様いらっしゃる



ということになるわね
」


透明「なるほど
」

流奈の行ったこと
それは・・・。

結界の神と社の神の再契約
つまり、この社は二人の神様が

御わす神社となった

本契約がされていない「千世の大神」
結界が穢れたことで、役目を失った「荒神」
この二大神様と社をつなぎ、盤石な神社を形成した

これは、流石に私にはできないことだ・・・。
透明「やるじゃん
」

流奈「まあね
」

透明「くくくっ・・・
」

流奈「あははははっ
」

この後、私達は二人の神様に神社を再構築することを
約束し、社を後にした・・・。
透明「流奈
社の巫女は大変だけど、大丈夫か
」


流奈「なによ~
私だって、それくらいできるわよ


それより、アンタもある程度の時期には、
顔を出さないと、千世の大神様怒るわよ
」
顔を出さないと、千世の大神様怒るわよ

透明「んっ
私は大丈夫
」


流奈「
」

透明「毎年、修行に来てるから
修行に来た時は、

必ずよるよ
」

流奈「あ、相変わらず、修行フェチなのね・・・
」


透明「フェチ言うな
」


これから流奈は、この社の巫女として通わなければ
ならないが、基本、人の手を借りないことを常としている流奈には、
奉じる社があることがきっと、流奈の世界観を変えてくれると
奉じる社があることがきっと、流奈の世界観を変えてくれると
感じていた

透明「(はぁ~
・・・何だか、最初から最後まで、
座主様の手のひらで踊らされてた感じ
・・・まっ、いっか
)」

座主様の手のひらで踊らされてた感じ



寺に帰ったら、悪態つきまくるつもりで
秋晴れの青い空を見上げる透明なのでした~


秋晴れの青い空を見上げる透明なのでした~


完







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