忘れ物は 、何ですか ・8
円「それで、どうすんの
視たところ単純な呪詛みたいだけど」
透明「そうだね~でも、この呪詛の構成だと
四元素、つまり火・水・地・風の構成で
ひとセットだから、後、3つは隠れてる
ことになる
まったく隠れたり、隠したりするのが
好きなヤツだなぁ~」
円「う~ん・・・アレって、地の呪詛だよね」
透明「多分」
円「ということは、呪いにかかると、身体の構成
で言えば、骨がボロボロになるってこと」
透明「そうだねまあ、すぐには成らないけど
徐々に身体からカルシュウムが分解されて
骨がもろくなる・・・
火は肉や内臓を、水は血液と脳を、
風は免疫や成長を阻害することになる」
円「よく先生が言ってたけど、単純な構成ほど
恐ろしいって」
透明「確かに、これほど人間を効率よく破壊する
呪詛は無いかもしれないね」
呪詛は無いかもしれないね」
円「透明もうどう処理するか決めてんでしょ
教えなさいよ」
透明「う~ん・・・そうだね
俺は、円を信じてるから」
円「はい」
透明「お前のデスペランサーとしての能力は一流だよ」
円「な、なに今更いってんのって
透明何してるのよ~ 」
私は、伊能の仕掛けた呪詛溜まりに近づいて行く・・・
円「ば、ばかちょ、ちょっと
止まりなさいよ~ 」
透明「円動くな
お前の仕事は、まだ後だから」
「キィ~ン 」
頭の中で金属音の様な音が鳴り響く・・・。
透明「(くっ・・・ひとつ目
これは、水か)」
これは、水か)」
血液が熱を帯び、頭がボーッとするのがわかる・・・
「キィ~ン 」
透明「(ふたつ目・・・これは、火だな
くっ・・・結構回りが早い・・・。)」
くっ・・・結構回りが早い・・・。)」
心臓の鼓動が一気に早くなる・・・
透明「(くっ・・・どこだ・・・地を最後にしなくちゃ)」
私は、視えている助祖溜まりの周りを歩く・・・。
「キィ~ン 」
透明「(よし・・・風だ)」
どんどん、身体から力が抜けて行く・・・
「パキィ~ン 」
透明「(こ、これで、最後・・・地だ)」
四つの呪詛を一気に受けた私は、その場に倒れ込む
円「透明~~~~っ 」
朦朧とする意識の中、円が必死の形相で近づいてくるのが
見えたが、その後から記憶が定かではなかった・・・。
円「待ってなさいよ私が今すぐ解いてあげるから
絶対、後遺症を残したりしないから 」
果たして、円の呪解は間に合うのか
続く ・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
質問がある方、初めてブログをご覧になる方は、まずは
こちらの取説ページを一読くださいね
そこでお願いしているマナーやルールから外れた質問には
回答を控えておりますので、何とぞご了承ください
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします