


しばらく、必死の攻防がおこなわれる

円「ううぅっ ・・・。」
透明「円
しっかりしろ
」



円「ううっ ・・・・。」
透明「(よし
少しだが、落ち着いてきた
)」


円「・・・・ニヤッ
」

透明「
」

私は、とっさに後ろに飛び、壁に激突する



透明「くっ
駄目か・・・。」

円の気は、完全に違うものに豹変していた

透明「ここじゃぁ~、分が悪い
」


すぐ後ろは、広い待合室

普段は拳法を教えていたりもするスペースだから、
少し暴れても支障はないだろう

私は、すぐ後ろにある扉を開けて、待合室へ



それにつられて、鬼円も扉の外へ

透明「早くケリをつけないと、死神が動いてしまう
」


鬼円VS透明の闘いが始まる

透明「(円と組手とか、凄く久しぶりだけど
腕力が異常に上がっている分、注意しないと
それに、このままだと、円の腕が壊れてしまうかも
しれないから、かなり気をつけないといけない
)」

腕力が異常に上がっている分、注意しないと

それに、このままだと、円の腕が壊れてしまうかも
しれないから、かなり気をつけないといけない

人間の筋肉は普段、30%くらいしか使われていない

信じられないかもしれないが、か細い女性の腕ですら、
1トンの物を吊るせる力がある



そのため、工事現場で使われているワイヤーなどは、
この筋肉構造を真似て作っていると言われている

(火事場の馬鹿力が出るのは、この為だったりします。)
しかし、気を全開で入れた筋肉は、100%の力を
発揮できるが、ワイヤー(鉄)とは違い
衝撃が返ってくれば、簡単に崩れてしまう

透明「仕方がない
」

私は闘いのスタイルを変える

透明「(よし
)」

鬼円から繰り出された拳を逆手に取り、組打ちで対抗

すごい勢いで、床に倒れ込む

すかさず、倒れた鬼円を掌握
動けないようにする


透明「どうだ
とっとと、出てこい




」
円「ル・・・カ・・・ドゥ・・・
」

透明「
(コイツ
まさか、魔法を
)」



鬼円の反対の手が、不自然に私の顔面を捉える

「ボンッ
」

凄まじい衝撃が、私の頭を吹き飛ばす 

透明「し・・・ま・・・っ・・・た・・・。」
続く ・・・。







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