
透明「まあ、私の話はおいといて

今は泰之くんの病についてが大切だから
少し話をさせてくれるかな

泰之「はい


おっ


同じ痛みや苦しみを分かち合える相手は
時として心強い味方になる

彼にとって、そのラインの話をしても
理解しあえる相手を得たことが
前に向くための原動力となったようだ

透明「それじゃ~泰之くん

少し私と一緒に考えてみようか

泰之「えっ


透明「うつ病を

うつ病の本質に入る・・・。
透明「うつ病の症状が非道くなる時って
どんな時かわかる

泰之「え~っと


透明「そうだね

幾つかの理由があるんだ

泰之「・・・人と会った時とか・・・。」
透明「うん


初めて会う人なんか思いっ切り
キツイでしょ

それは、君自身が知らない内に
その人に気を使っているからなんだ

泰之「うん

透明「うつ病になる人は、どうしても
相手のことを先に考えがちになる

それは、相手に嫌な想いをさせない
為でもあるけど、同時に自分を
守ることにもつながっている

そのことで精神的に疲弊してしまい
症状を悪化させてしまうことが多い

もともとこの病気は、精神的なエネルギーが
空っぽになってしまったために起こる
病気だから、少しずつ溜まっていった
エネルギーを排出してしまえば
心の疲れも異常に感じられてしまうんだ

泰之「確かに・・・。」
透明「それ以外にも、鬱の人が感じる
ストレスは沢山あるんだ

少し出してみようか



心理的・社会的ストレス
(職場・家庭・学校・人間関係など)
物理的ストレス
(暑さ・寒さ・騒音・気圧の変化など)
生理的ストレス
(過労・病気・睡眠不足・臭いなど)
透明「一般的な人でも感じるストレスかも
しれないけど、うつ病の人はこれを
感じることで、症状が悪化する

特にこの時期一番感じて影響を
受けてしまうのは、外気温と気圧だね

泰之「それって、天気ってこと

透明「そう


それ自体は誰でも少し陰鬱な感覚に
なることがあるけど、鬱の人は
少し違う

朝から雨が降って一日止まない日
とかは、特にうつ病の症状は
非道くならないでしょ

泰之「確かに、嫌な気分はするけど
そこまでじゃない気がする・・・。」
透明「そういう日は、雨は降っていても
気圧の変化が少ないからなんだ

もしこの雨が途中で止んだり
天気が良い状態から急に雨が
降ったりと、一日の内に気圧が
変動すると症状が悪化するんだ

泰之「あっ


・・・なるほど・・・
そういうことなのか・・・。」
透明「一日の内で突然気分が落ち込んだり
症状が悪化することがあるのは、
目に見えない原因があるからなんだよ

それだけでもわかると、原因不明の
悪化の意味がわかるから、少し
安心だよね

うつ病の人は、原因がわからず
症状が悪化すると、病気が悪くなって
しまったのではないかと、不安に
なってしまうから、それだけは
認識しておくといいよ

泰之「はい

確かにそれが原因なら、目には
見えないですもんね

普段、苦しくなる原因がそんなところに
あるなんて、ビックリです

でも、原因がわかれば少し楽かも・・・。」
透明「もちろん、原因がわかったからといって
症状がよくなるワケじゃないけど、
マイナスに考えることは避けられるから
その後の心の持ち方は変わると思うよ

泰之「確かに

透明「私も、気圧の変化には
かなり悩まされてるからね~

私の場合は、東京にいても
沖縄の南に台風が発生しただけで
調子を崩してしまうこともあるから
困りものなんだけどね


泰之「ええ~っ


透明「えっ


私だけ




うつ病は、対人のみのモノではありません

環境や気圧、その他ストレスを受けやすい
状況下では、必ず症状を悪化させてしまう

しかし、うつ病の方の大半が、原因不明の
悪化に悩んでしまい、自分の病気が
悪い方向へ向かっていると捉えてしまう
ことも多いのです

このブログを読んでいる鬱病の方には
こういう原因があることも覚えておいて
もらえると嬉しいです

少しは心の落としどころが見えてくれればと想います

続く ・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
>まめすけさん
あの世は、基本的には、病とは無縁の世界です

ただし、これは地獄門を通り、霊界へと
導かれて初めてその世界に入れるものです

もともと精神的な疾患症状は、自分自身が
修行の一環として描いてきていることが
多いため、それをどのように乗り越え
克服するかが問われています

もし、途中で修行を放棄する形で
自ら命を断った場合は、直接霊界へ
導かれることは少ないため、その症状を
持ったまま地獄などでそれを克服することを
おこなわなければならなくなることが多いので
より苦しい思いをしてしまいます


もちろん、叙情酌量が得られる場合は
霊界に帰ることはできますが、その場合は
病気の症状は無くとも、修行が失敗した部分は
次回の転生先で昇華しなければならない事として
課せられることもあるので、その点を考えると
自ら命を断つことのデメリットはかなり大きい
と認識していただければと思います

自殺に関しては、過去のブログ記事で
詳しくお伝えしているので、そちらを
ご一読いただけたらと思います



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
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イメージすること。頭がいい人にはよくあることですが。
感受性が乏しいずうずうしい人=ストレスフリーという訳ですね。
人間はよく分からない状態が不安であるという観点からいえば
そのメカニズムを知ることにより対象を客観視出来るので
かなり有効なことは確かですね。
気圧の変化は他の病気にも結構関係しているようですね。
私は飛行機に乗り着陸する時がたまらないですよ。
耳の激痛にいつも襲われますので(笑)
鬱や精神の病で亡くなった時、死後はそういった病からは解放されますか?
病で苦しんでいる人が死を選んでも、やはりあの世で罰を受けるのですか?