

透明「無我相というのは、自分に決まった自分という
概念は存在しないという意味なんだ

伊沼「んっ



透明「クスッ


例えば、亮太郎くんに好きな人が出来たとする

そうなると君はその子に格好良いと思われたいから
色々と努力するよね

でも、自分ではイケてると思っていても
相手が自分を思う印象は違っていたりすることも
多いものなんだ

つまり、自分という人間を想像した時、
そこには決まった自分は存在していなくて
自分が思う範疇なんていうのは
本当に小さい範囲での思考でしかない

10人いれば、君を10色で表現できるし、
君自身も、確定した色を持っていない

状況に応じて色を変え感情を変え態度を変え
生きている人間は多くの自分を持っている存在

だから、自分はこうあるべき、
こういう人間だと縛り付けるのではなく、
自分の自由性を楽しむ生き方ができた方が
きっと人生は楽しいものだと思うよ

伊沼「ううっ・・・

なんとなくわかるんですけど・・・。
感情がついていかないというか

透明「それも亮太郎くんだってことだよ

伊沼「えっ

透明「今までの生き方があるからね

こういった考えは、それを否定してしまう
ようにも聞こえるものだから、
感情的に受け入れにくいのもわかる

ただ、もう少し簡単に言えば

『もっと楽に生きて行こうよ

ってことだよ

伊沼「えっ

透明「我相は、あくまでも自分が思う自分であって
それはただの君の一部でしか無いんだ

だから、そんな決めつけた自分なんかを
一度無くして、自分と向き合えれば、
きっと君の可能性は無限に広がる

伊沼「決めつけた自分・・・確かに
そういう考えが強いかもしれな・・・。」
透明「固定観念を捨て、全てをフラットに
受け入れる器をつくること

それが自分を解放することにも
繋がるという意味かもしれないね

続く・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
そういう時はだいたい良くない方で。
かといって、一緒なら楽かどうかもまた違うわいなあ。環境だって不変ではないし、不変だから良いきっかけもあるし
戦隊っぽく
『もっと気楽に!』
『人間万事!サイオウガウマー!』
無我相ならぬ無表情でこれ打ってる自分が、客観的に痛い(^_^;)
他人から決めつけは気にしないけど、家族からはなかなか逃れられず、難しいかも
自分はポンコツの自覚あり過ぎるから、他人からの評価は求めない。幸いな事に、そういう場面に今まであまり居なかった。
人は人、自分は自分