

広間に入ると、何故か・・・

透明「土下座~~


土下座で私を待つ鴫さんが

鴫「陽明様・・・この度は本当に本当に

申し訳ありませんでした~

透明「お、おう

ちょっと面食らっている透明先生

鴫「・・・・私は記憶だけの存在ですが、
主人から、チャンスをいただきました

図々しいお願いなのですが、どうかどうか

生きることをお許しください

生きることを許せ・・・か・・・。
透明「何を言ってるんですか

それは私に言う言葉じゃ無い

鴫「

透明「あなたは、ずーっと前から生かされている

それは、貴方に身体を与えた錺と、
あなたの記憶を支えた、加耶の鬼気(想い)

あなたが最初に許しを請うのは、
あなたを、命を賭して想い続けた二人に
だと思いますよ

鴫「あああっ

透明「

鴫さんの目から涙があふれ出す

透明「(えっ


六羽「あれ~っ

誰かいるよ

透明「

新しい鴫さんの身体の中には確かに淡い光が3つ

二つの大きな光は、小さな光を守るように
寄り添っている・・・。
透明「(まったく・・・なんて奇跡を・・・

伊祁さん


鴫さんの存在を維持するにも
限界がありますから

伊祁「は、はい

この執壺の間(しゅうこのま)は、式神と契約者の
分離をおこなうことができる程の力場を持っている

その力場と霊力を使えば、式神の力を制御し
色々な術式を円滑におこなえるだろう

格上の鴫さんと伊祁さんの契約を結ばせるには
うってつけだ

私は伊祁の契約の儀を補佐しながら、
式神契約を結ばせてゆく

しばらくして・・・・。
伊祁「うううっ

透明「少しの間気持ち悪いかもしれないね

いきなり2体との契約だから

結局、伊祁さんには、鴫さんとラジコン鬼の
シルピーと契約をしてもらい、シルピーには
異形の馬との契約を結ばせる

元々異形の馬は、ラジコン鬼でしか召喚できない
存在だったため、この方法をとらざるをえなかった。
透明「さてと、伊祁さん

・・・これからのことですが

伊祁「はい


契約者の私も罪を償わなければならないと
理解しています

私達はどのようにしたら、良いですか

透明「意外だったのですが

今までは、それほど大きな罪は背負って
いなかったみたいですね
まぁ人に迷惑を
かけたりしていますから、それなりには
罪を償う必要はありそうだけど
」
伊祁「は、はい
」
透明「まぁ今回の事が成功していたら、もっと
大きな罪になっていたでしょうけど、
未然に防げたということで、
ラッキーだったかもしれませんね

ということで、伊祁さん達には私の所属する
御山に出頭していただき、罪を償って
もらおうと思います
」
揚羽「えっ
御山
あれ
今回のお仕事は、御山からの依頼
だったんですよね
なのに伊祁さんは
御山に所属していないんですか
」
透明「あれ
揚羽、まだ気づいてなかったの
」
揚羽「
」
透明「私達は最初から鴫さんに騙されてたんだよ
」
揚羽「騙された・・・えっ
え~~~~~っ
」
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください

https://guardian-jewelry.com/
いなかったみたいですね

かけたりしていますから、それなりには
罪を償う必要はありそうだけど

伊祁「は、はい

透明「まぁ今回の事が成功していたら、もっと
大きな罪になっていたでしょうけど、
未然に防げたということで、
ラッキーだったかもしれませんね


ということで、伊祁さん達には私の所属する
御山に出頭していただき、罪を償って
もらおうと思います

揚羽「えっ


あれ

だったんですよね

御山に所属していないんですか

透明「あれ


揚羽「

透明「私達は最初から鴫さんに騙されてたんだよ

揚羽「騙された・・・えっ



続く・・・。







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